記録ID: 66645
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無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
津軽半島 大倉岳
2010年06月02日(水) [日帰り]
イグルスキー米山
その他3人
- GPS
- 06:20
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 648m
- 下り
- 649m
コースタイム
登山口9:00→小屋→山頂12:30-13:30→赤倉岳14:20→登山口5:20
(のぼりの時間は倍かける)
(のぼりの時間は倍かける)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
地元の大倉岳山好会が毎年刈り払いしているので道は十分。赤倉岳からの下りは、尾根途中から沢に降りて、今はほとんど廃道になっている昔の沢沿い道を使うと、車デポまで近道できる。が、ほとんど薮こぎ。 |
写真
感想
地元蓬田村で長くこの山の登山道を手入れしている大倉山好会のお二人と登る。
この山脈は津軽半島中山山地というそうだ。
登る尾根は冬にスキーで登ったが、今回の方が長く感じた。はじめヒバ、のちブナになるこの地域の典型的な樹林。
この山には今はあまり使われない沢沿いの道などもあり、たくさんのルートがある。が、山好会のメンバーが毎年刈り払いをしている数本を除いて、通る人が減ればわかりにくくなっている。
山好会が1977年に資材を人力で運び上げすべて手作りで作ったという小屋は、古い家の廃材利用で手作り感あふれる一軒。でも手入れがよく、傷んでいない。こんな小屋を仲間内で作ったらうれしいだろうなあ。すてきなブナ林に中に建っている。
花は、山頂下の雪渓の残りそうなコルにあった。延齢草、カタバミなど。山頂にくる頃には高曇りになってしまったが、陸奥湾一帯と北海道の大千軒までよく見えた。冬に比べ、樹木で少し視界が利かない。岩木山もかろうじて樹間に見える。
赤倉岳への道は風が強く、木もがちゃがちゃした樹形だ。シラネアオイの群落あり。
赤倉岳直下は風が強く、木が低く、ここだけ高山のおもむき。コケモモまで生えている。この高さでは異例。下りのルートは登りの尾根末端に直接降りるウラルート。多少薮はこぐが、近道になる。昔使われた沢沿いの道はところどころわかりにくくなっている。
この山に何百回登ったかわからない人と登ると通り一遍ではわからない歴史がわかってとても面白い。山舘さんありがとうございました。
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yoneyamaさん、おはようございます。
低山にシラネアオイとは、東北の里山っぽいですね。
4・5枚目の花の写真は、ミヤマカタバミのような気がします。
http://www.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP366JP367&tbs=isch%3A1&sa=1&q=%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=#q=%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F&um=1&hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP366JP367&tbs=isch:1,isz:l&source=lnt&sa=X&ei=GdUGTIDfOs_QcKnrpeoB&ved=0CAgQpwU
前に誰かに教わった気もするのですが、どうもたくさんおぼえられません。どうもありがとうございます。案内の画像を拝見するといろんなバリエーションがあるようですね。花びらがとがっているのや桃色のや。
現在は長野へお住まいとのことですね・・・仙人も何度か北アルプスへ登っているので行った事があります。素晴らしい山の近くに住んでいて羨ましい限りです。
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