焼石岳
- GPS
- 16:33
- 距離
- 46.5km
- 登り
- 3,277m
- 下り
- 3,245m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 9:24
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
◆まえがき
春の東北遠征。10年ぶりの焼石岳を計画。この山はウロコ天国。前回は2泊3日で主に焼石岳本峰〜南本内岳の北側の斜面を滑ったので、今回は避難小屋泊りで南面、東面を狙うことにした。道具も前回のMADSHUS ANNUM + 3ピンから、今回はMADSHUS PANORAMA62 + XPLOREに進化。
◆1日目
前回同様つぶ沼まで車で入るつもりで行ったら、尿前ゲートは開いてなかった。てっきり冬季通行止めはつぶ沼の先のゲートからだと思っていたが、尿前ゲートと2段階らしい。前回はGW直前だったので開いていたのだろう。
というわけで、思わぬ舗装歩きが2.5キロ。それにしても全く雪が無い。普通沢筋ぐらいには残ってそうなものだが...。結局つぶ沼登山口にも雪が無く、夏道を辿ることになった。今回はパッキングは小さくまとめてきたこともあり、シートラもまぁ、いけた。
落ち葉のブナ林はそれはそれで気持ちよく、気分は暗くならなかった。ただ、行けども行けども雪が出てこないので不安になった。結局、金山沢川の渡渉を過ぎてようやく板が履けた。ここからは、焼石らしい、緩斜面、アップダウンのあるブナ林歩きになった。似たような地形が続くので、小屋まで少し長く感じた。
避難小屋の前の水場にカップルの登山者。泊りで今朝ピークに行ってきたのだろうか?小屋で荷をほどいて昼食&一通り寝床などセッティングしてから東焼石岳方面へ。気温が上がって雪はザクザクだったが、とにかく雪面がきれい。ほとんど凸凹なし。3,4本滑って小屋に戻り、昼寝してから夕刻の走る雪をまた3,4本滑った。
小屋は貸切かと思ったら、17時過ぎに山ボーダーの2人が到着。尿前から中沼方面から来たとのことで、そちらも雪の無い道が長くて大変だったとのこと。
◆2日目
事前に目をつけていた、六沢山の東斜面へ。まず東焼石岳に登り、そこから稜線をシートラで20分ほど。こちらも雪が少な目だったが、1250mぐらいまで繋げて滑ることができた。ただ、地図で見ていたより複雑な地形で、木もそれなりに高さがあったので、雪の多いシーズンでも素直にドーンと滑る感じではないかもしれない。
東焼石岳に戻ってから、南本内岳へ。10年前滑って最高だった北斜面を狙ったが...。こちらも雪少なく、期待してた大斜面が形成されておらず。よっぽど南面の方が気持ちよさそうだったのでそちらへ。雪も良く、斜度も緩いので、斜面下に荷物を置いて空身で7本ほどお絵描き。
あとは焼石岳本峰直下の東面をつまみ食い。結局本峰には登らなかった。小屋に戻ってパッキングして下山。そのまま下っても良かったが、途中のブナ林があまりにも気持ち良かったので、小屋では焼けなかった肉を焼いて1時間ほど休憩。低標高は雪が無くて藪漕ぎが予想されたので、ルートの冒険はせず、基本的に往路をトレースした。登山口まで下山したら、開通した道路を通って車が何台も行き来していた。
◆感想
・やっぱりウロコ天国。特に避難小屋から下の複雑な地形は、ウロコの機動力が最大限に発揮される。
・細板ウロコ+XPLOREで様々な雪質を滑った。今シーズンはかなり滑り込んで得たものもあり、それを発揮できた。
・小型のバックパック(SKADI35)で初の泊りだったが、この時期であれば荷物は十分に収まった。食料多めのパッキングでもまだ余裕があったので、テント泊も行けそう。
・今度は雪の多いシーズンに来たい。
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