鈴鹿300土倉岳とテーブルランド周回（T字尾根、ボタンブチ、御池岳、奥の平、東ボタンブチ）

2024年04月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,012m
• 下り: 1,002m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:58

5:36 君ヶ畑登山者用駐車場
5:50 5:52 T字尾根登山口
6:38 6:39 Ｔ字尾根 P878
7:00 7:00 Ｔ字尾根中心点 P918
7:28 7:28 Ｔ字尾根最高点
7:31 7:39 T字尾根のコル
8:06 8:26 T字尾根・下降点
8:31 8:31 青のドリーネ
8:35 8:35 東池
8:44 8:44 幸助の池
8:48 8:49 ボタンブチ
8:52 8:52 天狗の鼻
9:02 9:02 丸山・奥の平分岐
9:03 9:06 御池岳
9:08 9:08 丸山・奥の平分岐
9:18 9:31 奥の平
10:08 10:14 土倉岳・下降点
10:27 10:33 土倉岳
11:45 11:52 ノタノ坂
12:31 12:31 小又谷
12:34 君ヶ畑登山者用駐車場

天候

晴れのち雲地

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●鈴鹿10座小又谷第1・第2駐車場
https://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000012104.html
・5:30頃出発時には駐車車輛2台
・下山時12:30頃には第1駐車場はほぼ満車、第2駐車場は余裕の空き有
＊駐車場内にきれいなバイオトイレ有

コース状況／危険箇所等

＜コース状況＞
●全体を通じて適度にテープ類や標識もあり、分かりやすいルートです。
●土倉岳からノタノ坂が意外と長く、一カ所間違いやすい所があるので注意。
●林道に出てから駐車場までの間に渡渉箇所がありますが、浸水することなく岩伝いにわたることができました。ただし水量の多い時だと難しいかも。
●台の上（テーブルランド）はどこも景色が良くおすすめの場所です。

その他周辺情報

●下山後の食事＆甘味：道の駅「奥永源寺渓流の里」
https://www.okueigenji-keiryunosato.com/
今回はイワナのフライが美味しい「永源寺ダムカレー」\1000
＊骨折治癒のためにもお魚系はかかせません
甘味はいつもおなじみの政所茶のソフトクリーム

写真

4/20 5:36

今回は鈴鹿300土倉岳（はぜくらだけ）へ登りに小又谷駐車場にきました。今回はついでに御池岳テーブルランドを周回してみようと思います。

4/20 5:35

駐車場は5時半までゼロ台でした。一番奥にバイオ式トイレがあります。

4/20 5:36

登山ポストは駐車場入り口にあります。

4/20 5:35

気温は6℃。風もありとても寒いです。標高はそれほど高くないのですが、もともと寒いエリアなのか、駐車場に桜がまだ咲いていました。

4/20 5:37

熊出没エリアのようです。熊鈴と会話登山で遭遇を避けたいと思います。

4/20 5:38

周回目的なのでまずは車道を北へ20分ほど歩いてT字尾根登山口に向かいます。

4/20 5:42

まだ咲いている桜がちらほらと。

4/20 5:42

満開の桜

4/20 5:49

ミツバツツジもありました。

4/20 5:50

T字尾根登山口に着きました！とび太くん標識が目印です。

4/20 5:50

フルネーム「とびだしとび太」くん。1973年滋賀県発祥の注意看板です。2023映画「跳んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」で話題になり全国的に認知度が上がったそうです。

4/20 5:51

登山口入ってすぐ急登が続きます。

4/20 5:51

タチツボスミレ

4/20 5:54

苔の森

4/20 6:22

キランソウ

4/20 6:24

タチツボスミレ

4/20 6:32

登山道の先から朝日がきらり！

4/20 6:33

一気に尾根が明るくなります。

4/20 6:39

標高878mピークに到着！

4/20 6:42

p878からはしばらく斜度が緩く広い尾根になります。

4/20 6:45

イワウチワ発見！花が大きいです。

4/20 6:58

タチツボスミレがいっぱい。

4/20 7:11

シャクナゲ準備中

4/20 7:12

アセビ今年はまだありました。昨年は開花が早かったのかあまり見られなかったですが。

4/20 7:22

アセビわっさわさ。

4/20 7:14

一部、岩場、落差の大きな箇所があります。

4/20 7:29

定期的にイワウチワが咲いており、モチベーションがあがります。

4/20 7:30

イワウチワ三連咲き。

4/20 7:41

濃いピンク色のスミレ

4/20 7:43

左手には絶壁の上のボタンブチが見えます。

4/20 7:49

バイケイソウ

4/20 8:07

ニリンソウ

4/20 8:12

ずっと登ってきたその先に稜線の標識が！たぶん、あそこが棚の上です。

4/20 8:14

棚の上は大きな草原です。

4/20 8:15

ニリンソウ。先のピンク色がよい感じです。

4/20 8:15

御池岳エリアの特徴のカレンフェルトの岩を横目に歩きます。

4/20 8:26

紫色のスミレ

4/20 8:27

テーブルランドの広い台地

4/20 8:32

ネコノメソウ

4/20 8:33

大きな猛禽が上空を旋回しています。このエリアに生息しているイヌワシでしょうか？

4/20 8:33

写真では伝わりにくいですが、1m以上ある大きな猛禽類です。さすがに人くらいの大きさがあると、こちらをめがけて飛んで来たら恐怖を感じそうです。

4/20 8:42

テーブルランドの池

4/20 8:45

ボタンブチが見えてきました！

4/20 8:46

キクザキイチゲ発見！

4/20 8:47

全開のキクザキイチゲ

4/20 8:48

ボタンブチに到着！

4/20 8:49

さらに天狗の鼻をめざします。

4/20 8:50

天狗の鼻。突起の岩が鼻でしょうか。横から見た亀のような。。

4/20 8:51

天狗の鼻に到着！絶景です。

4/20 8:52

目の前には登ってきたT字尾根が。T字というよりY字？

4/20 8:50

振り返ると、ただただ壮大な草原！

4/20 8:56

ネコノメソウ

4/20 9:04

4度目の御池岳頂上に到着！

4/20 9:05

頂上からの眺望。木々に囲まれています。

4/20 9:06

コンロンソウ

4/20 9:13

さらに周回で歩くと小高い丘が見えてきました。たぶん、あれが、、

4/20 9:18

奥の平に到着しました！

4/20 9:21

御池岳頂上は人がいっぱいいたので、朝ごはんを奥の平でいただきました。家でサンドイッチを作って持ってきました。

4/20 9:26

凍らせて持ってきたみかんゼリーで水分と糖分を補給します。

4/20 9:32

さらに周回の歩みを進めます。人里離れた奥地の草原台地、テーブルランド。秘境感があります。

4/20 9:36

ミミナグサ

4/20 9:50

1194ピークに到着！

4/20 9:53

広い砂地の台地です。

4/20 9:56

ネコノメソウ

4/20 9:56

東ボタンブチに到着！

4/20 9:58

頂上からの景色。目の前には藤原岳の稜線が見えます。

4/20 10:09

今回の一番の目的、土倉岳！ここから20分くらいのようです。目の前の小高いピークっぽいですね。

4/20 10:14

ニリンソウ

4/20 10:21

歩きやすい広い稜線です。

4/20 10:28

鈴鹿300土倉岳に到着！

4/20 10:39

目の前によく鳴く鳥が、、

4/20 10:39

シジュウカラの模様にみえます。

4/20 11:06

こちらの看板の箇所で道を間違えて、看板の左を直進して別の稜線を少し下ってしまいました。下山道の小ピークを水平道で巻いてくれるバイパスがあったので入ったのですが、水平道の出口なりに直進すると誤った方向の谷深くに向かってしまうので要注意です。

4/20 11:28

鉄塔の横を2回通過します。

4/20 11:48

ノタノ坂に到着！ここは右の稜線から下るルートが駐車場へ戻る道です。踏み跡に沿って稜線形状通りに直進してしまうと標高を下げずに稜線歩きを継続してしまいます。

4/20 11:48

しばらく急斜面の樹林帯をつづら折りの登山道で下ります。

4/20 11:57

鉄橋をわたります。

4/20 12:00

苔もふもふの倒木

4/20 12:02

ユリワサビ

4/20 12:05

ヤマルリソウがありました！

4/20 12:05

ピンクのヤマルリソウ

4/20 12:06

色違いが一緒に

4/20 12:07

ハルリンドウもありました！

4/20 12:07

ハルリンドウのアップ

4/20 12:08

ボタンネコノメソウ？

4/20 12:13

錆びついた鉄橋です。

4/20 12:13

3か所ほど床に穴がありました。

4/20 12:15

林道にでました。ゴールまであと少し！

4/20 12:20

ムラサキケマン

4/20 12:20

ミミナグサ

4/20 12:20

タニギキョウ

4/20 12:21

ハコベ

4/20 12:21

ヤマルリソウ

4/20 12:25

駐車場まであと5分というところで渡渉箇所がありました。橋がありません。

4/20 12:25

沈んでいない岩や石はなく、多少靴が水没することを覚悟して進みます。実際は靴が水没することなく飛び石づたいに渡ることがことができました。

4/20 12:33

タチツボスミレ

4/20 12:33

キケマン

4/20 12:33

駐車場に無事戻ってきました！

4/20 12:34

タンポポ

4/20 13:16

道の駅「奥永源寺渓流の里」に戻ってきました。

4/20 13:31

名物「永源寺ダムカレー」イワナのフライ付

4/20 13:49

食堂の配膳口には、ツバメ注意喚起があります。

4/20 13:45

配膳口の上に多くのツバメが巣を作ろうとしている最中でした。

4/20 13:57

政所茶ソフト＠道の駅「奥永源寺渓流の里」

4/20 14:03

鈴鹿近辺では頻繁に見かける注意喚起標識のとびだしとび太くん。道の駅にお土産菓子として販売していたので、購入させていただきました。

撮影機器：

PowerShot SX60 HS CANON

Optio W90 ペンタックス

感想

Jinbei

♪鈴鹿300土倉岳とテーブルランド周回（T字尾根、ボタンブチ、御池岳、奥の平、東ボタンブチ）♪
　
　「鈴鹿300」無茶苦茶たくさんあるな〜。何やらどこから登るのか良く分からない山もあるし、達成するのは無理にしても、どのエリアからどんなふうに登るのが効率的なのか？地図見て考えてもさっぱり考えがまとまらないので、とりあえずヒル被害の少なそうな5月頃までは、その時その時で良さそうだな思った山にボチボチ登っていくことにしよう。
　そんなわけで選んだのが今回のコース。T字尾根から御池岳を目指し、土倉岳を経由して周回してくる。コースタイムもシーズン初めの登山にはほどよく、春のこのエリアはお花もたくさん咲いていそう。初めてのT字尾根も楽しみだ。

　T字尾根って、登ってみるまでは何となく勝手な想像で「急登続きで暗い」的なマイナスイメージを持っていたが、急登はともかく歩きやすくて明るく、お花もありのすごく良い尾根だったのが印象的だった。台の上まで上がってしまえばテーブルランドと言われるようにアップダウンの少ない穏やかな景色が広がる素晴らしい場所。御池岳山頂は多くの人々で賑わうが、今回往復とも尾根道では誰とも会わないような自然満喫の静かな山歩きができたのが良かった。

　先週はまだギプスを付けたままで右腕の肘から下はほとんど動かせない状態だったが、今週はギプスもようやく外れてだいぶ違和感がなくなってきた。ただしまだ痛みもあるので右手でストックが持てない。手首をひねる動作が厳しいので、まだクサリなどの連続するような山は無理。本当に元通りに治るのか不安ではあるが、動かさないと筋力も落ちていくので、できることから少しづつやって行こう。