御座山(おぐらさん)にて押しくら饅頭大会が開催!
- GPS
- 03:19
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,179m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 3:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 山頂付近は狭い岩場。今日のように陽気が良いと、押しくら饅頭大会が始まってしまうかも… |
写真
感想
諏訪山(すわやま)に登ってからの同日2つ目は御座山(おぐらさん)。
どちらも、周囲の山を巻き込んだルートが設定しにくくピストンになりがちなことから、近い2つを同日で登りました。
念の為コースタイムの7割で計画して、それでも17時前に下山できる(日の入は18時30分頃)計画でしたが、実際は1時間早く登り始め、さらに5割ぐらいのペースで歩けたので、13時前に下山できてしまいました。
諏訪山と比べてしまうと、登山道が単調で物足りません。オフロードバイクなら白岩の分岐点あたりまで行けてしまいそうな、それぐらい整地された道が続きます。
標高もコンスタントに登りあがっていく感じで、心臓破りな場面もありません。あっというまに山頂に到着しました。
避難小屋から山頂にかけては、鈍いナイフエッジが続きます。
基本的に危険ではないのですが、今日はあまりにも人が多すぎました。
私が登頂した時点で20名がその岩の上にいて、まあ手前にいる方々は道を塞いでいるわけではないのでいいとして、正直奥に陣取ってる人が邪魔でした。景色が撮れません。
あと次から次へと(おそらく栗生登山口から)登山者が登ってくるので、早くどかないと流石に危ない。
長居する気になれず、標をバックに自撮りだけしてさっさと下山しました。(あとで写真を見たら鼻から上が見切れていました。)
人がいっぱいでウザいなーとは思ったものの、人の想いもそれぞれで、実際だれかが押されて落ちたわけでもなく、強制するようなものではないですからね。ヤマレコにもそもそと書き連ねるぐらいがちょうどよいでしょう。
いたって普通の山で終わるはずてしたが、白岩分岐の手前で登ってくる人達が!
その前に、最後にすれ違ったのは前衛峰あたりでソロのハイペースなおじさんにすれ違ったきり。
そこからさらに1時間も後ろを歩いていて、メンバーも老人2人に母と小学生とハイペースになる要素ゼロでした。
歩くペースから察するにおそらく11:30頃に白岩から出発しているでしょう。休憩を最低限にしても下山は17:00、老人の足取りが悪いし小学生は未知数なので、もう少し遅れそう。
止める権利はないので止めませんが、流石に目に余るので、たぶん無理ですよと伝えたのですが、登るのは諦めないようでした。とりあえず何事もないことを祈るしかないです。
こんな計画でも、だいたい8割方は日の入までに降りられるでしょう。残りの2割に入ったとしても、その日のうちに下山できるとは思います。遭難事故にまで発展する確率は1%ぐらいでしょうか。しかし1%でも遭難の可能性がある行程計画はかなりリスキーなほうです。
私は、何かチャレンジとして無理な計画を立てることまで否定しません。TJARだってやったらいいじゃないですか。ヒマラヤで人が死ぬこともあるでしょう。でもそれはリスクを最低限にして挑むもので、今回のように11:30に出発する意味ありません。日帰りなら朝早く出発が基本ということに、否定的な方はいないでしょう。まして、無謀登山に子供を巻き込むのはやめていただきたい。
めちゃくちゃ足が強い老人と子供の組合せであったり、避難小屋泊前提だけど荷物をコンパクトにまとめる技術がすごいだけであってほしいですが、それなら普通に言いますよね。 「足に自信あるから16時に下山予定できるよ。」「避難小屋泊だから時間的に余裕あるよ。」
山で怪しい人(犯罪者って意味ではないよ)がいたら声をかけるようにしていますが、今日は本当にがっかりしました。
大丈夫な理由が「私はガイドだから」だったので。
がっつり山登りしている人からすると、ガイドは信頼できない人がかなりいる認識で、それこそ無謀登山をさせて登頂させるタイプの困った人がかなりいるわけです。それを知らずに「私はガイド」って言ってしまうところ山をあまり知らないのだろうかと。
それに、たぶん肩書や山行履歴を競ったら私の圧勝ですよ。そんな低レベルな言い返しはしませんけど。
今日はやめたほうがいいですよ、以上は言わなかったけど、悔しかった。子供がいるんだもの。
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