杓子岳周回ツアー
- GPS
- 07:09
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,184m
- 下り
- 2,183m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・旭岳から清水谷2400あたり 本流は沢が顔を出していたので隣の沢にスイッチ ・杓子沢 2500あたりから石ヒット避けられない ・長走沢 右岸伝いで板脱がずに林道まで出れた(GW後半は厳しいかも?) |
その他周辺情報 | 温泉:白馬HH 昼食:来夢来人 |
写真
感想
清水谷の提案受けて、じゃあ杓子沢と長走沢もついでに繋げようとこのルート取りになった。この日まで前回の火打山から2週間ほどまともな有酸素運動していなかったのと、体力の過信でいつも通りのとらペースで登ってたら、頂上山荘下から高山病の症状が出始めてそのあとは身体が重たかった。それでも冒険心をくすぐるルートにワクワクしながら、景色にも癒され、最後まで駆け抜けた。まぁ、雪質は狙ったようには行かなかったし、しっかり板にも傷を刻んだが、これもまた春山スキー。23-24シーズンはあと何日楽しめるか?
一日高気圧に覆われ晴れが約束された一日。以前より温めていたネタをやるチャンスが巡ってきた。猿倉を4:30に発つがすぐに明るくなった。雪の二か所切れた林道と長走沢の渡渉をこなし、意外と面がきれいな大雪渓を粛々と登る。最初はシールで問題なかったが途中から怪しくなってきたので早めにアイゼンへ換装。雪面が固いとシートラもシールもスピードはそんなに変わらないので春はすぐにシートラにするようにしている。横着して良かった試しがない。昨日御嶽山で高地トレをしたこともあって脚がいい感じに回ってとても良かったが、ケルカス氏は昨日体調不良だったとのことで高山病の症状が出てとても辛そうだった。稜線に乗り上げる時間が早かったこともあり雪面はまだ固いまま。時間調整も兼ねて旭岳より清水谷左俣へドロップすることになった。旭岳のドロップから数ターンは良かったがまだ緩み切っていない箇所が多く総じて固めだった。清水谷左俣は基本的にほとんどクルージングのような斜面で、2300mの二俣まで滑り込んだ。年によってはかなり高巻しないといけないこともあるらしいが少なくとも今年は問題なかった。二俣から清水谷右俣を400mUP詰めると杓子のコル。斜度は相当緩くオールシールでOKだったがコル手前は雪が切れており少し担いで歩いた。ケルカス氏は相変わらずとても辛そうだった。杓子沢は最初の3〜4ターンはめちゃくちゃ良かったが石コロコロ速度規制バーンに変貌。どう頑張っても石を踏むターンの連続で大いに板を傷つけてしまった。途中で100m差程を登り返し、長走沢へとつなげる。杓子沢に比べるとこちらの方は雪が重たいだけでかなり滑りやすくて良かった。林道へ復帰したら後は自動運転…という訳にはいかず手押しで進んだり板を何回か脱いだりと忙しかった。これだけ盛沢山ではあったが昼前には下山。めちゃくちゃ濃密な一日だった。
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