黒岳と桂月岳
- GPS
- 04:51
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 657m
- 下り
- 676m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはリフト降り場の上の登山事務所にあります。登山道の整備が行き届いているので危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 層雲峡温泉街に飲食店、コンビニ、温泉などすべて揃っています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今回は、週末が結婚記念日と重なったこともあり、泊りがけで層雲峡へ出かけました。
せっかくの泊りなので2か所組み合わせることも考えましたが、初日の土曜があいにくの雨予報だったことと痛めた膝のリハビリを念頭に置いて、やっぱり観光登山になりました(笑)
土曜日は、たまたま長男が職場の登山サークルで黒岳の日帰り登山だったことから、もしかしたら登山道ですれ違うことができるかなと期待していました。
ところが、天気予報は雨の予報が早まりお昼には降り出しそうだったので、あっさり「北海道ガーデンショー」と層雲峡観光に予定を変更しました。
雲に覆われた黒岳からは、息子がラインで実況中継をしてくれますが、やはり視界は雲に遮られて悪く、山頂はとても寒いとのことです。
下山の際には、リフトに乗っている間に降られた雨で、泥濘で汚れた登山靴が洗い流されてすっかりきれいになった、とのことでした(笑)
日曜は朝から晴れ渡り、宿の温泉からも山頂まで見渡すことができました。のんびり朝食をとって8時30分のロープウェーに乗車した時は、観光客に交じって登山姿の私たちがポツンという感じでした。
やはり朝6時からロープウェーが動いているので、登山の皆さんは動き出しが早いですね。
リフトを乗り継いで、9時15分に7合目付近の登山事務所を出発してもスライドするのは、ドンドン下山してくる方ばかりでした。
登山道は、とてもよく整備されていて快適に登ることができます。山頂までの半ばくらいまでは、残雪が所々ありますが、通行には支障はなく、溶けだしている雪どけ水が泥濘をつくるまでには至りません。
9合目付近に到達した頃から、朝陽山の向こうから雲がどんどん湧き上がり、山頂に到着する頃には下界は雲に覆われ何も見えなくなってしまいました。
10時45分に山頂に到着した時は、まだまだ北鎮、北海、白雲、烏帽子岳と全て見渡すことができましたが、黒岳石室まで降りてきたころには、上がってきた雲によって、周囲の凌雲岳や桂月岳そして黒岳まで見え隠れするようになりました。
黒岳石室を発って桂月岳を登り始めると、ちょうど入れ違いで下山してきたベテラン女性グループが「真っ白で何も見えなかった。」と先行する私にこぼし、後続の妻にも何やら話しかけている様子です。
妻は足取りも軽やかに私に追いつくと「若くてスタイルが良くていいわね、って言われたの!そんなに年変わらないと思うのにね。」とお世辞を間に受けてニコニコしています。(笑)
黒岳山頂から40分で桂月岳山頂に着いた時は、雲がどんどん晴れていき、切り立った黒岳の崖面も見ることができました。
その後貸し切り状態の桂月岳山頂で、暖かい日差しを浴びながらのんびり昼食をとることができました。しかし、昼食をとっている最中に黒岳は、再び雲に覆われ真っ白となり、何も見えなくなってしまいました。
黒岳石室を経て黒岳山頂に戻ると雲は既にはれており、かなり下界まで見渡すことができるようになっていました。名残惜しかったのですが、再度写真を撮り13時20分に下山開始です。
登りでは数えきれないくらい立ち止まり休憩をとりながらやっとの思いで登っていきましたが、下りはやはりいつものように下山家の本領発揮で、登ってきた時とは別人のように軽快に下山していきます。途中に休憩はとらないで40分間で一気に降りてきました。
天気に恵まれて雄大な景色を楽しみ、スケジュールも予定通りに進みとても楽しい一日でした。心配された膝の痛みについては、緩やかで段差のない下り坂よりは、今回のような段差のある急な昇降の方が痛みが出にくいことが判明しました。
私の膝が完治し妻の登りのスピードがアップし、いつかはお鉢回りができる日がくるのでしょうか?
山旅ロガーのデーターによると、標高1,984m、累積標高544m、黒岳山頂までの1.7kmを1時間30分、桂月岳山頂までの2.9kmを2時間20分、全行程5.9kmを4時間45分の行動時間でした。
日頃から「私の行くところ常に晴れるのよ!」と、晴れ女を強烈に自負している妻です。本日ばかりは偶然とはいえすべてのポイントで、我々が通過する時や滞在している時は晴れていました。
そして、そこを立ち去るとたちまち雲が立ち込める、という現象を目の当たりにしました。思わず「あんたはモーゼか!」と唸る程に雲が割れ、妻の魔力?を認めざるを得ない心境でした(苦笑)
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