多度山 江戸時代の絵画にも描かれた山

2024年05月02日(木) [日帰り]

• GPS: 02:17
• 距離: 5.2km
• 登り: 406m
• 下り: 403m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:45
• 休憩: 0:31
• 合計: 2:16

6:45 ポケットパーク駐車場
6:51 6:51 第１見晴台
7:00 7:01 健脚コース登山口
7:29 7:31 ６合目
7:39 7:42 ８合目
8:09 8:26 多度山
8:28 8:29 第５見晴台
8:33 8:35 ７合目
8:47 8:52 第２見晴台
8:57 8:57 第１見晴台
9:01 ポケットパーク駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

無料の駐車場あります。アプローチの道が狭いので運転注意です。トイレもあります。

コース状況／危険箇所等

危険な場所はとくにありません。

その他周辺情報

道の駅「立田ふれあいの里」で前泊しました。れんこんが名物。

写真

駐車場は早朝から混雑。

山上公園へ向けて出発！

最初は舗装路。ここは直進。
帰りは右手の道から下ってくる予定。

舗装路をてくてく。山腹をトラバースしていく。

愛宕神社口に到着。
ここから登山スタート！
ツ「入山！」

いきなり獣除けの金網が。どこでも野生動物の増加に苦労しているようだ。

この山は企業がお金を出して整備しているようだ。社会貢献の一環ということか。

そんなわけなので登山道も森も実にきれいに整備されている。

ベンチなども整備され、歩く人に優しい作りになっている。

楽しいオブジェもあちこちに。
ツ「愛されている山だっぺ」

視界が開けた。
濃尾平野が足元に広がっていた。

八合目に到達。
山頂は直進方向だが、右手に神社の跡があるという。

来てみた。
瓦や手水などが残されていた。

登山道に復帰するも通るはずのない電波塔に到達。

どうやら9合目で道を間違った。行くべき道は右手だったのだが、直進する道しか見えていなかった。
ツ「いや、これはまっすぐ行っちゃうでしょ」

急に頼りない細道になってしまった…。いったいどこに連れて行かれるんだろう。

細道の先は今度はいきなり整備された公園になった。
ここが山上公園なのか？

山上公園からは再び舗装路となる。工事車両や公園整備の車がたくさん入ってきているが一般車両は進入禁止らしい。

山頂には高峯神社が鎮座している。

境内にある三本杉は天狗のご加護で、商売繁盛・家内安全・進学祈願にご利益があるとか。

多度山、登ったどー。

三角点タッチ！

山頂の展望台はなかなかの好展望。
濃尾平野を北から南まで一望できる。

さらに北には御嶽山と思われる山が！
条件が良ければ南アルプス全域も見られるらしい。

輪中で有名な木曽三川周辺が足元に広がる。

遠くには名古屋中心市街地の高層ビル群も。

山頂公園の一角にはデジタルサイネージを供えたトイレが設置されていた。
ツ「ずいぶんハイテクなトイレだっペ」

下りは計画通り眺望満喫コースへ。
ちなみに登りに歩いたのは健脚コースだ。最も登山道らしい登山道とも言える。

遊び心のある七合目標識。

最後は舗装道路に合流。

ぐるっと一周してきた。

駐車場の車はさらに増えていた。
無事下山。
ツ「お疲れさまでした！」

感想

ちゃってぃ

東海遠征最初の一座は多度山。多度大社のご利益を求めて登ってきました。
多度山は江戸時代の絵画にも描かれている山で、さらに記録を遡っていくと平安時代からすでに文献に登場する歴史深い山なのです。それだけに舗装路が山頂まで通じている山ですが、ちゃんと下から歩きましたよ。そのほうがご利益ありそうですし。
登山対象としての多度山は小さな里山といったところですが登山道は各方面から整備され、歩きやすく良い山でした。企業の社会貢献活動で整備されている場所もあり、全体的に手入れが行き届いています。初心者のハイキング登山にもうってつけではないでしょうか。
低山ながら眺めも良く、登山道の途中および山頂からは濃尾平野全域が見渡せます。条件が良いとアルプスの山々も見られるそうですが、残念ながら春霞でそれはかなわず。御嶽山と思われる山は確認できました。
登山者も多く、あっという間に駐車場が埋まっていくのを見て人気のほどが伺えました。