【北八ヶ岳・霧ヶ峰穴場散策】白駒池、八千穂高原、横谷峡、霧ヶ峰+守矢資料館


- GPS
- 40:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 370m
- 下り
- 373m
コースタイム
- 山行
- 0:53
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:03
- 山行
- 0:23
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 0:29
- 山行
- 0:18
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 0:23
- 山行
- 0:39
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 0:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ▼麦草ヒュッテ(茅野市北山) https://www.mugikusa.com/ ▼白駒荘(南佐久郡小海町) https://yachiho-montblanc.com/ ▼長野県佐久穂町旅行・観光情報公式サイト(八千穂高原自然園) https://yachiho-kogen.jp/genre/watch/ ▼ロッヂ八ヶ嶺(やつがね/南佐久郡佐久穂町八郡) https://www.yatsugane.com/ ▼横谷渓谷(よこやけいこく)/茅野観光ナビ https://navi.chinotabi.jp/spot/3075/ ▼木戸口神社小宮祭/蓼科中央高原観光協会 https://www.tateshinachuoukougen.com/blank-8 ▼蓼科温泉音無の湯(長野県茅野市北山) https://otonashinoyu.jp/hotspring.html ▼霧ヶ峰高原霧鐘塔(諏訪市四賀/関東富士見百景) https://kirigamine.suwakanko.jp/spot/霧鐘塔/ ▼霧ヶ峰薙鎌神社(諏訪市四賀) https://www.suwakanko.jp/attraction/薙鎌神社/ ▼茅野市神長官守矢資料館(茅野市宮川) https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/bunkazai/1639.html |
写真
感想
モンベル好きの相棒からのお誘いで久々のハイキング。八千穂高原に行ってみたいとのことで、あわせて近くの白駒池、横谷峡谷、温泉を探しながら霧ヶ峰を巡りました。
諏訪湖側から麦草峠を抜けて八千穂高原に着く前に、お腹が空いたので食事目的で麦草峠から白駒池まで行き、2017年年末の火災で新しくなった白駒荘でランチだけ済ませて八千穂高原に向かいました。
八千穂高原については、手付かずの自然をイメージしていましたが、公園のように手入れされたコースを入園料を支払ってぐるっと一周しました。花の時期には早く、見どころはもみじ滝でしたが、雪解け水で増水している迫力の滝を間近で眺めて圧倒されました。
麦草峠の西側、諏訪湖側に戻る途中で、横谷峡谷の滝を眺めに立ち寄り、やはり激しい水飛沫を放って迫力ある男っぽい乙女滝に圧倒されつつ近場を散策しました。近くには傾斜の緩い滑滝もあって、数年前の夏場に訪れた際には小さい子供連れの家族が水浴びしながら涼んでいたのを羨ましく眺めたのを思い出しました。メルヘン街道沿いをちょっと入って峡谷を左右に眺められる位置にある横谷観音の展望台からは、下方に王滝が遠望できるので併せて寄りました。横谷峡谷を奥まで進んで明治温泉のおしどり隠しの滝や東山魁夷で有名な御射鹿池(みしゃかいけ)まで行ってもよかったのですが、久々の歩きで疲れたので無理せず、諏訪湖に向かう途中で温泉と霧ヶ峰に寄りました。
霧ヶ峰では気が付かずいつもは通り過ぎていた霧鐘塔と、少し奥に入った霧ヶ峰薙鎌神社に立ち寄りました。恋人の聖地的な雰囲気の霧鐘塔には、霧ヶ峰ビーナスライン駐車場に休憩ついでに立ち寄ったような観光客がいました。ビーナスライン途中の駐車場でも十分景色を堪能できますが、こちらではベンチに座ってゆったりくつろぎながら八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスが眺められますし、意外にも雲の上に頭だけ覗かせた富士山も見ることができ、得した気分になりました。甲斐駒ヶ岳を挟んで標高二位の北岳も並んで見えました。いつも素通りしていたのを後悔しました。当日は見られなかったもののグライダーの滑空場やグライダーふれあい館もあり、改めてグライダー見物に訪れたいところです。
塔の奥にある霧ヶ峰薙鎌神社まで立ち寄る人は極端に少なかったのですが、こちらも諏訪湖の景色が眺められる穴場的なエリアでした。夕暮れ時の静かな草原とこんもりした林を抜けると急に諏訪湖側の景色が広がり、特別感のある景色に嬉しくなりました。霧ヶ峰薙鎌神社や直前に立ち寄った大瀧神社や木戸口神社、以前に何度か訪れた車山頂上の車山神社は、いずれも諏訪大社と繋がりがあることから四隅に御柱が建てられています。御祭神はいずれも建御名方命(たけみなかたのみこと)で、出雲大社の御祭神大国主命(おおくにぬしのみこと)の御子神(みこがみ)とされていて、別名諏訪大明神です。
ちなみに甲斐の武田信玄は、信州諏訪を領国としていた諏訪頼重を自害に追い込み、その娘を側室にして武田氏滅亡につながる四男が産まれ諏訪四郎勝頼(後の武田勝頼)と名付けました。諏訪の領地を得た信玄は、諏訪大明神を武家の守り神と崇め、社殿の造営や社領等を寄進し、廃絶していた祭祀をも復興させるなど信仰し、各地への戦いにはその都度参詣して武運長久の祈願を込め、諏方南宮法性大明神の旗印を先頭に出陣しています(諏訪大社伝)。
話はさらに飛んで、元駐日イスラエル大使エリ・コーヘン氏(ラビ族直系のユダヤ教司祭の家系)は、その著書「大使が書いた日本人とユダヤ人」の中で、諏訪大社上社前宮で行われる御頭祭(おんとうさい)は、(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教を信仰する啓典の民の始祖)アブラハムと息子イサクの旧約聖書の話にそっくりであるとして紹介しています。また旧約聖書のモリヤというのはヘブライ語で「ヤハウェが見る」という意味でエルサレムにある神殿が建つ山とされていますが、諏訪大社上社本宮の御神体は守屋山(もりやさん)となっていて共通点がみられるようです。とても興味深いので、諏訪湖周辺をじっくり巡りながらいずれ詳しく調べてみたいと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=vZWzk2Pinh8
久々のハイキングでバテましたが、初夏を思わせるような好天の澄んだ空気の中での散策は気持ちがよく、最後は諏訪湖で美味しいうなぎも食べられたので満足しています。ただし、翌日以降も身体中筋肉痛が続き結構厳しいものがあります。
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