白馬鑓ヶ岳
- GPS
- 14:25
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 2,434m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:01
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:18
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
猿倉荘から1400を越えた辺りで雪がつながるまではシートラ。テン泊ザックなので圧倒的に辛い。シールハイクになってからはザックが軽く感じる。
小日向のコルへの急登はクトーを効かせてギリギリ。担いだほうが早かったかも。
コルに着いて一息つこうと思ったらカメラを落としたことに気づく。最後に見たのは急登の始まりだった気がする。空荷ツボ足で探しに行く。すれ違う人は不思議に思っただろう。下りはあっという間でまさに急登の始まりに落っこちていた。喜びが爆発して犬のように転がる。もし見つからなかったらと想像すると、この先の山行は危うかった。
ホッとしたがどっと疲れた。まさかここを二度登ることになるとは。今日は温泉までにしよう。そうなるとだいぶ気が楽だ。
コルからシールオフ。斜滑降と横滑りに終始。コントロールが難しい。
温泉に向けてシールオン。見えてるのになかなか着かない。
ようやく温泉に着いて飲み物を冷やしながらテントを設営。ビールを片手に温泉にドボン。最高。
熱すぎる温泉と強い日差しの中なにもしない時間を満喫。山談義にも花が咲く。
調子に乗って入り浸っていたら日焼けと火傷と日射病でダウン。しばし寝る。
暗くなるころには回復したので再び温泉へ。
朝焼けを堪能して二日目スタート。わりと急登が続くうえに落石と雪崩を警戒してあまり休憩ができない。脱水とシャリバテに気をつけてゆっくり登る。
しばらくするとだんだん足が痛くなってくる。昨日温泉に入り浸ったせいで火傷が水ぶくれになって歩くたびにヒリヒリする。肩も日焼けで若干痛い。
満身創痍で夏道へ。板を脱ぎたくて仕方なくなったのは初めて。稜線まで上げたかったが2690でデポ。気合いを入れなおして山頂ピストン。
行こうか迷ったが行ってよかった。
まともに滑れるか心配だったがなんとか温泉に戻る。終わってみれば快適で気持ち良かった。乾杯。めっちゃ人いっぱいいる。こんなに平和な空間はめったにない。
夜中に星空を眺めたり、朝風呂を堪能したり、足の痛みに耐えたりしつつ下山。まさか温泉が熱いだけでこんなことになるとは思いもよらなかったが、思い出と達成感は格別だ。また春に会いましょう。
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