御嶽山(黒沢口~女人堂)
- GPS
- 08:06
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 922m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2014年9月27日の噴火災害が起こり、その後活動がは落ち着いた状態が続いており、今月に入り徐々に入山規制の緩和がされました。 しかし今尚、御嶽山には火口周辺警報(噴火レベル2、火口周辺規制)が発表されています。 <御嶽山噴火に伴う入山規制の地図 (H27.7.10現在)> http://www.town-kiso.com/files/file/box/37/3797dabf79231ed170e9f794fc79cf346ee94b33.pdf 入山に際しては、必ず最新の火山活動状況を確認のうえ、計画及び入山を行ってください。 <気象庁-噴火情報> http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast.html ※警戒区域内へは絶対に立ち入らないで下さい。 ※警戒区域への無許可での立ち入りは法律により厳しく罰せられます。 御嶽山は活火山です。 警戒区域外であっても、活火山に登るリスク(噴火による噴石や火砕流、火山ガスの発生)がある事を十分に理解した上で、自己責任で入山を行って下さい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
ライトの予備電池(1)
筆記具(1)
保険証のコピー(1)
スポーツ飲料(2)
お茶(1)
帽子(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具上下(1)
防寒着(1)
ストック(1)
昼飯(1)
鈴(1)
非常食(1)
カメラ(1)
カップラーメン(1)
水(1)
コーヒー(1)
箸(1)
ライター(1)
座布団(1)
ポカリ粉(1)
ゴミ袋(1)
時計(1)
ポケットティッシュ(1)
100円玉(5)
手袋(1)
レインスパッツ(1)
GPS(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
ザイル・スリング・カラビナ(1)
ファーストエイドキット(1)
コンロ(1)
虫よけ・虫さされ(1)
ツエルト(1)
熊撃退スプレー(1)
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感想
2014年9月27日の噴火災害以降、初めて御嶽山に入山しました。
御岳ロープウェイより山頂を望むと、火口周辺の山肌は火山灰にの影響で全体的に白く確認出来ます。
およそ10か月前の惨劇がテレビの中の話でなく、どこか遠い国の話でもなく、現実に我々登山者の身近に起こった出来事である事をその目で見て、感じて、一人でも多くの登山者に活火山に対するリスクについて知って頂きたいと思います。
また、下界はとてもおだやかで、まるで亡くなられた方々の冥福を祈るかのように、ロープウェイ乗り場のお花畑にはたくさんの花が咲き乱れております。
この時期の御岳ロープウェイとしてはあり得ないくらい駐車場はガラガラでした。
ゴンドラで飯森駅に上がり、そこから10分ほど歩くと七合目の行場小屋にたどり着きます。
七合目の行場小屋と八合目の女人堂には、大きなサイレンが設置されています。
噴火以降、登山者にいち早く危険を知らせる為に設置されたものです。
これらの設備を迅速に運用できるシステム作りと、その保守と進展に期待します。
また、我々登山者自信は危機意識を常に持って、自然と向き合う事がとても大切がと考えています。
この先、行方不明者の捜索後には、山頂までの規制緩和に向けてシェルターの建設等進められるようです。
しかし、最終的に自分自身の命を守るものは、シェルターやサイレンでは無く、自分自身である事を知って頂きたいです。
「シェルターやサイレンがあるから安心して登れる」そんな風潮が一番恐ろしいと僕は思います。
噴煙に飲み込まれれば、視界は完全に失われます。
噴煙はライトなどの光など、全く通しません。
自分が置かれている状況下で何処へ逃げ込むべきなのか、異変を感じてから迷ってる時間さえ命取りになります。
常に危機感を持って、地形の把握、現在地を把握し、身を隠す岩陰や目標物、そして山小屋やシェルターなどの避難先を意識していないと、やはり逃げ遅れる危険性が高い事を知って欲しいと思います。
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