岩木山 GW東北遠征2024(嶽〜百沢、深田久弥が歩いたコース)


- GPS
- 07:00
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
東北自動車道 大鰐弘前ICから約40分 「嶽温泉共同駐車場」を利用 【復路】 弘南バス 枯木平行き 岩木山神社前13:49-嶽温泉13:58 ※この日はバスのトラブルにより途中下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆GW中は積雪があり冬道となるため注意 ・嶽コース 登山口からしばらく歩くと残雪あり 中腹〜8号目までは完全に雪道 傾斜がきついが慣れた方はアイゼンなし (私はアイゼン装着) ・スカイライン8号目〜リフト乗り場分岐 8号目〜途中までは雪道 途中から雪がなくなり岩場の登山道 (12本爪だと凄く邪魔ww) ・リフト乗り場分岐〜山頂 雪はなく夏道の岩場、右側通行 ・百沢コース 冬道はBCスキーが楽しめる広大な雪渓 (地元の方も12本爪で歩いていた) 途中トラバースし樹林帯から夏道へ合流 夏道は雪解け水の沢になっている 岩木山観光協会 https://iwakisan.com/ |
その他周辺情報 | 【前日 往路】 常磐自動車道 南相馬鹿島SA 「セデッテかしま」 ・絶品!なみえ焼きそば 750円 http://sedette.jp/ 【下山後 岩木山神社から車で10分程度 「嶽温泉郷」 注)日帰り入浴は営業終了早め http://www.dake-onsen.com/ 【下山後◆ 岩木山神社から嶽温泉方面へ車で数分 「岩木観光物産案内所」 ・岩木山ピンバッヂ 600円 https://aomori-tourism.com/spot/detail_237.html https://www.hirosaki-kanko.or.jp/details.html?id=CNT00404021109595742 |
写真
装備
個人装備 |
吸汗速乾Tシャツ(丹沢遊人)
吸汗速乾インナー上下
トレッキングパンツ
トレッキング靴下
靴(mont-bell アルパインクルーザー2000)
グローブ
ソフトシェル
麦わら帽子
ザック(45L)
飲み物(ポカリ500mL・お茶500mL)
補給食(エナジージェル×2個)
スマホ
デジカメ
ピッケル
チェーンスパイク
12本爪アイゼン
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感想
【プロローグ】
今年もやって参りましたGW東北遠征。
宮城県の妻の実家に妻と娘をデポし青森県まで行ってきました。
1日目は日本百名山の岩木山。
百名山ハンターではないのですが、深田久弥という登山家がオススメする山ということで(笑
岩木山は8号目までの自動車道と8号目から山頂直下まで移動できるリフトが整備されているピークハントが容易な山。
しかし「それじゃツマラン!」という事で、日本百名山に書いてある深田久弥が初めて岩木山に登ったときのコースで歩いて来ました。
【登山手記と感想】
スタートは深田久弥がトラックに揺られて来たという嶽温泉。
温泉地ならではの硫黄の香りに包まれながら出発。GWなのに駐車場のクルマは少ないし歩いている人は疎ら。あれれ?と思いながらの歩き出し。
美しい樹林帯を歩いていると登山道は雪道に変貌、まもなく急登の雪道へ。
徐々に傾斜がキツくなりアイゼンとピッケルを装備。しかし地元訛りのご夫婦はアイゼンなし。東北勢スゲー!
急登の雪道を登り終えると8号目の駐車場へ。
そこには沢山の登山者と観光客。下から登ってきた優越感に浸りながら8号目を後にした。
8号目から先はGWの百名山ならではの混雑。まぁ仕方ないですね。
序盤は雪道だったが徐々に岩場に変貌。アイゼンとピッケルが邪魔で仕方ない。
リフトと合流すると「高尾山か!」と突っ込みを入れたくなるような混雑!
ここで場違いなアイゼンとピッケルを収納(苦笑
岩場の登山道を登り詰め登頂。
お約束の写真撮影順番待ちをした後は単独峰ならではの強風に煽られながら360°パノラマの絶景を楽しんだ。
さて、下山は百沢コース。
スキーで滑走したら楽しいだろうと深田久弥が書くように気持ちの良い下山路でスノーボードを担いだ男性もいた。地元方々が12本爪アイゼンで登ってきたためアイゼンとゲイターと念のためにピッケルを装備。ボフボフ雪煙を散らしながらの駆け足下山は今日一番楽しかった。
リピーターのおじさんが「なるべく右へトレースを辿りなさい、そうすれば雪がなくなり夏の登山道に合流する」と冬道のアドバイスをくれたのでその通りに歩いた。
しばらくするとアドバイスの通り夏道に出たが中途半端な雪と踏み抜きのオンパレード。アイゼンの外し所がわからず、かなり下でドロドロになったアイゼンを外した。雪解け水で沢と化した登山道でゲイターをビショビショにしながらの下山となった。
深田久弥は神社へ下山したとのことなので、それを真似て神社へ下山。
バスの時間があるのでアイゼンとピッケルを収納する時間が惜しく、それらを手に持ちながら足早に岩木山神社を駆け抜ける。しかし良く考えればアイゼンとピッケルを握りしめた麦わら帽子のオッサンが神社を駆け抜ける姿はヤバ過ぎる(笑
バスの時間には良い感じに間に合い無事下山となった。
【ズンドコなエピローグ】
遅れて来たバスに乗り嶽温泉へ向かうと、バスがオーバーヒートで停止というレアなトラブルに遭遇。嶽温泉までそう遠くないためバスの運転士さんと話し無料で降車させてもらった。ラッキー!
街道に植えられた見頃のオオヤマザクラと岩木山の雄大な姿を眺めながら嶽温泉までの散歩を楽しんだ。
ここまでは良かった。
嶽温泉に戻り温泉で汗を流そうと日帰り入浴できる旅館を物色。
1軒目、目当ての露天付き旅館はすでに営業終了時刻。
2軒目、クルマを停めた目の前の旅館「いま混んでますね、少々お待ち頂きます」と。
3軒目、旅館の前に着くなり店のおじさんが営業中の札をクルリと返し営業終了。
他にも旅館はありましたが購買意欲がゼロになりました。
あーハイハイ、もー良いですよ。
気を取り直して青森名物の煮干しラーメンを食べに行きます。
弘前市内のイイ感じの店はタイミング的に中休みの時間なため、念入りにリサーチ済みの開いているラーメン店へ。しかし店に入るなり券売機には「材料切れのため終了」の張り紙。
その場に崩れ落ちるorz
意気消沈しながら弘前市内のスーパーで買い出しをし、キャンプ地(車中泊)の酸ヶ湯温泉へ向かったのでした。
後半へ続く(キートン山田声)
真面目に見ていたらまさかのSirozou歩きが伝染していて声出して吹き出してしまいましたwwwwww
しかもアイゼン+ピッケルという難易度高めの新しい開拓🤣www
この体制結構辛いんですよねw
これは気持ち良さそうですね〜!!!
振り返ると絶景〜山頂でも360℃大展望たまらないです🤤
Sirozou歩きにほぼ全て持っていかれてしまいましたがお天気で何よりでした🙏
ホント良い天気で良かったです、良い眺めでした!
これで心置きなくアイゼンを片付けてクルマも冬タイヤから夏タイヤに変えられます。
いつかSirozouさん歩きしよう思ってて、丁度アイゼン&ピッケルというイカツイ装備だったのでやってみました。
アイゼンの重みで遠心力が掛かるので意外と足が上がりました!アイゼン式ケンカキックでクマも倒せるかな?(ばか
笑わせて頂きました
実は春の雪山で踏み抜いたらマイケルジャクソンの斜めのやつを真似しようとネタとして考えていましたがお譲りしますね笑
岩木山、お疲れ様でした
東北遠征、後半へ続く(キートン山田)も楽しみに待ってますね
コメント失礼しました
以前から雪山の斜めの木を見て何かに似ているなぁと思ってましたが、やっとマイケルジャクソンで繋がりました!
岩木山の下山で慣れた感じのお爺さんが前向きのムーンウォークみたいに滑りながら歩いていて、それが高速かつ面白そうだったのでマスターしてみたいです。
噂を聞いて(もちろんハセさんから(笑))、Sirozou歩き見させてもらいました。
さすが芳賀書店…ぢゃないw神田古書センターの壁を懸垂下降して鍛えたポテンシャルの高さを感じます😆
遠心力を活用するとは盲点でした。今度、重登山靴で試してみますw
山の話が置き去りになりましたが(笑)、岩木山良いですね😂スケール感が伝わってきます。
奥多摩みたいな、良い意味で箱庭的な山行が続くと、時々大きな独立峰みたいな山に登りたくなる気持ちが分かります🙋
充実した旅を過ごせた様で(温泉含め(笑))何よりです😊
お疲れ様でした。
雪渓歩きが気持ち良すぎてアイゼン付けたままSirozouさん歩きをしちゃいました!
奥多摩や丹沢も素敵ですが、GWと盆だけは妻の帰省をダシに東北の山へ浮気させてもらってます。
さて、来週はホームに戻って雲取か蛭か芳賀か(笑
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