八森山〜槍ヶ先◆親倉見口から周回◆山形県最上町

2024年05月04日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,121m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:03
• 休憩: 0:22
• 合計: 7:25

6:31 親倉見登山口
7:04 7:04 薬師原登山口
9:33 9:35 八森山
9:40 9:57 八森山・西峰
10:02 10:02 八森山
11:25 11:26 烏帽子山
12:07 12:09 槍ヶ先
13:56 13:56 親倉見登山口
13:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆親倉見登山口の駐車場利用
・5台くらい停められると思います。
・トイレはなし。
・スマホはオフライン。

コース状況／危険箇所等

◆親倉見口、薬師口とも登山口にポストあり。
・ペンはありましたが、紙はなし。
◆山中にトイレ、水場無し。山頂では電波が入るのでスマホ使えます。
◆残雪ほぼ無し。残ったところも危険なところはありませんでした。
◆八森山から槍ヶ先への稜線は、片側が切れ落ちている。所々、狭くなっている所がありました。転倒、滑落に注意。
◆薬師原口からの八森山、親倉見口からの槍ヶ先とも、落ち葉が積もっている急勾配の道が多い。転倒に注意。
◆虫多い

その他周辺情報

◆帰り道の鳴子温泉利用。
・旅館岡崎荘さん　大人660円
・カラン２つ、シャンプーリンス、ボディーソープ設置あり、内湯と露天風呂あり、脱衣所に洗面台２つありますがドライヤーは設置無し。旅館横に駐車場あり、７台程駐車出来そうです。

＊中山平温泉の「しんとろの湯」に寄ろうと思っていたのですが、大混雑中で行った時点では14名待ち。何時に入れるかは分からないとのことだったので諦めました(T_T)

写真

5/4 6:32

親倉見登山口の駐車場に駐車して、薬師原登山口へ歩いていきます。

5/4 6:47

車道から。今日これから歩く稜線を眺める。

5/4 6:50

薬師原口への分岐にて。登山口前まで車で行けるようです。

5/4 7:04

薬師原登山口の広場。ここは駐車場？登山口はもう少し先に進みます。

5/4 7:08

薬師原口からスタート。登山ポストあり。駐車場はこの先？そちらは行かなかったので未確認です。

5/4 7:09

最初は渡渉。板のおかげで渡りやすかった。

5/4 7:09

この沢を渡りました。

5/4 7:18

最初は杉林で、最初から急登です。

5/4 7:40

これから歩く稜線が見えた

5/4 7:41

急斜面に落ち葉がたくさん積もっているので、滑りやすい。

5/4 8:22

ムラサキヤシオ？

5/4 8:25

白のイワウチワ

5/4 8:31

ピンクのイワウチワ

5/4 8:32

イワウチワとショウジョウバカマ

5/4 8:40

目の前に見える稜線まで、もう少し

5/4 8:51

これから登る道。市町村境尾根。「山形県の山」の本に載ってた写真と同じアングルです☆

5/4 8:51

ここから月山と朝日連峰が見えました☆

5/4 8:52

朝日連峰アップ

5/4 9:15

キクザキイチゲ

5/4 9:15

紫

5/4 9:17

白。青いのもあったのですが、写真に撮れてなかった…

5/4 9:27

笹藪の道を進む。

5/4 9:40

八森山、西峰に到着！眺め良し☆後ろは鳥海山！

5/4 9:40

鳥海山アップ

5/4 9:40

月山と葉山も良く見えます!

5/4 9:41

朝日連峰！

5/4 9:41

今歩いて来た尾根道と最上町

5/4 9:57

山頂で小休憩して、来た道を槍ヶ先への分岐の所へ戻ります。眺めが良くて気分の良い稜線歩き

5/4 10:03

分岐の道標。壊れて地面に置いてありました。

5/4 10:08

今度は槍ヶ先に向かって。登る前は、正面のトンガリが槍ヶ先だと思っていました…名前から…

5/4 10:10

楽しみにしていた稜線歩き。とても良い風景です☆

5/4 10:10

とても眺めが良い。両側とも良く見えます。こちらは最上町の方。

5/4 10:14

ミネザクラ。ちょっと咲いてました

5/4 10:20

今歩いて来た道を振り返って

5/4 10:23

こちらはこれから行く道。パッと見は良い感じですが…

5/4 10:24

右側はほぼ崖みたいな感じで、道幅も狹く、けっこう怖い

5/4 10:27

左側の笹を掴みながら、身体も気持ち左側に寄って歩く…

5/4 10:33

鳥海山。きれいに見えるので何枚も撮ってしまう。稜線上はほぼずっと両側の景色を眺めながら歩く

5/4 10:33

ここを少し下りた所が一杯森との合流点です。

5/4 10:34

一杯森コースとの合流点

5/4 10:34

ここはカタクリがたくさん咲いています。この道沿い中、いろいろな花が咲いていて、ずっとお花ロードでした

5/4 10:37

絶望的な気持ちになった所…。何でもない人には何でもないかもですが…高所恐怖症なので、下を見られない…左側の木に掴まって緊張しながら歩く。

5/4 10:45

目標の槍ヶ先はまだまだ向こう。けっこう遠いな〜

5/4 10:50

かなり怖い…

5/4 10:59

5/4 11:04

ここもかなり怖かった…ほぼ道が無くなっている（ように感じる）。

5/4 11:39

シラネアオイ

5/4 11:51

振り返って。通って来た時に気づかなかったのですが、右の尖った山が烏帽子山でした。

5/4 11:54

黄色のスミレ

5/4 12:02

槍ヶ先山頂！鳥海山をバックに

5/4 12:02

槍ヶ先山頂から今来た道を眺める。はあ…頑張った〜

5/4 12:02

火打岳方面。今度はこちらの方にも行ってみたいです

5/4 12:07

5/4 12:10

下山開始。これから下りる方の尾根です

5/4 12:10

こちらはここまで歩いて来た方の山々

5/4 12:28

午前中歩いて来た方。向かい側まで来た。

5/4 12:36

タムシバ？

5/4 12:42

この辺りだけ虫もいなくて爽やか快適でした

5/4 12:53

途中にあった沼

5/4 13:00

上から下まで一直線の急坂。写真だと分かりにくいですが、高度感がけっこう怖い。落ち葉がたくさん積もっていて危険。途中何回か滑りました…

5/4 13:06

けっこうドキドキのトラバース道。写真では分かりずらいですが…

5/4 13:06

眺め

5/4 13:13

この辺は癒しの道です…

5/4 13:28

トラバース道が多い

5/4 13:31

ここは岩の上をトラバースする道で、上に手すりの様なお助けロープがあります。

5/4 13:41

ヤマツツジも少しありました

5/4 13:47

「親倉見の大松」と祠

5/4 13:48

槍ヶ先登山口。「遊々の森」「しぐらみの里」の看板もあります

5/4 13:49

子どもたちが一生懸命植菌したものです。無断で採らないでください

5/4 13:50

「わんぱく学校きのこ」
他にも「仙台市立富沢中学校きのこ園」「大堀保育所きのこえん」の看板を道沿いに見ました。

5/4 13:52

「子ども体験の森」の看板。木で作られた遊具などがたくさんありました。鳥居の横に登山ポストがあります。

5/4 13:55

登山口の案内看板

5/4 13:56

駐車場に到着。満開の桜がきれいでした。

5/4 13:56

登山駐車場

撮影機器：

OPPO Reno5 A 楽天モバイル OPPO

感想

kuu-

GWなので、有名な所はどこも混んでる。なので、あまり混んでなさそうな所で、こういう機会じゃないと行けない所で、家から日帰りで行ける範囲で、前から気になっていた所…ということで、今回の八森山〜槍ヶ先の周回コースに☆

いろいろ先に調べて来たのですが、先ず出だしから失敗するところでした…。駐車場からスタートする際、隣の車の方に「お先に…」と挨拶したところ、「今日はどこの山に行くの？」と聞かれて、「八森山に」と答えたところ、「八森山はそっちだよ」と。反対方向に進んで行くところでした…。

今回は周回なのですが、スタートとゴールの登山口が違うので、ゴールの登山口の方に駐車して、スタートの登山口まで少し歩くという計画でした。なのに、歩き始めたところで、間違えるという…良かった、教えていただいて。声かけていただいて感謝でした。

駐車場では他に2人の方がいて、先に出発されました。同じコースでは進んでなかったので、その二組とも火打岳の方に行かれたのかなと思います。山中でのすれ違いは2人。八森山から槍ヶ先の稜線上でした。あと、2人の方と槍ヶ先頂上でお会いしました。八森山登山中はゼロ。槍ヶ先下山中もゼロでした。

あまり混んでいないかな〜とは思って来たのですが、あまりにも誰もいなくて、それはそれで少し寂しい。八森山の山頂手前では、「グルルル…」と、藪の中から生き物の威嚇のような鳴き声が聞こえ、びくびく。気のせいか獣臭も漂ってる感じがする…。「熊!?　熊だったらどうしよう。ここで背中を見せず後ずさるとか、絶対無理（急斜面を登り途中）」と、頭の中で一瞬でいろいろ考える。が、この時点では最早どうしようもない。熊鈴をリンリン鳴らしたり、手をバンバン叩いたり、音楽を大音量でかけたりと、出来る対策を全部やりました。

その後も何回か「グルルル…」と聞こえましたが、熊は出て来ず、何とかその場所は離れ、ホッと安心。でも何の声？音？だったのか気になって、帰宅してから検索したところ、熊ではないよう。いろいろ見たのですが、はっきりは分からず、ヤマドリの母衣打ちが一番近い雰囲気があるのかなと。似た感じの音を聞いてる方も多いようですが、皆さんいろいろで、隠れてる生き物のことなので、なかなか謎です。山歩きの名人みたいな方と一緒にいたらわかるのかな?とか考えてみたり…

あと、思ったよりも大変だったのが稜線歩き。写真で見て「景色が良くて気持ち良さそうな所だな〜」と楽しみにしてたのですが、想像してたよりもけっこうハードな感じ。景色がいい見晴らしの良い所は木や藪が無いということで…高所恐怖症なので、もう下を見るのが怖い。そのせいかなと思いますが(-_-;)

実際、私が超緊張しながら、びくびく下りていた道を上から、タッタッタッと、軽快な足取りで下ってきた方に抜かれました。何でもない人には、多分普通の道なのかも…と、ちょっと驚く。そういう理由で、八森山から槍ヶ先の稜線は超スローペース。ゆっくり慎重に…と、アップダウンが多く、緊張で気持ちもけっこう疲れてしまって脚にもくるで、登りも下りもノロノロ。予定よりも長く感じ、時間もかかってしまいました。

槍ヶ先に到着した時は、緊張の稜線歩きが終って、あとは下るだけだ〜と、かなりホッとしました。…が、ホッとしたのもつかの間でした。しばらくは癒しの新緑の中、気分良く歩いていましたが、急勾配の下りが始まりました。槍ヶ先の道は苦手なトラバース道が多く、けっこう大変でした。でも終わってみると、いろいろな体験が良い思い出になり、景色がとてもきれいで、来てみて良かったな〜と。今度は槍ヶ先から先の火打岳の方にも行ってみたいと思いました。