唐津街道

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月04日(土)

• GPS: 24:43
• 距離: 157km
• 登り: 959m
• 下り: 1,039m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:26
• 休憩: 0:01
• 合計: 14:27

4:41 小倉駅
10:35 10:35 教育大前駅
12:58 12:59 飯盛山
19:08 姪浜駅

2日目

• 山行: 11:47
• 休憩: 0:06
• 合計: 11:53

5:18 姪浜駅
6:33 6:35 丸隈山
9:24 9:24 大入駅
15:38 15:42 大島山
17:11 唐津駅

天候

5月3日
4:42　小倉宿　晴れ　13℃
12:00　晴れ　24℃
19:00　姪浜宿　晴れ　19℃
5月4日
5:20　姪浜宿　晴れ　14℃
13:46　唐津駅　晴れ　27℃

アクセス

利用交通機関：

バス 船

若戸渡船(戸畑〜若松)の運航時刻等は北九州市のホームページ参照
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/file_0037.html

コース状況／危険箇所等

一部未舗装道区間あるが概ね車道歩き。
寄り道した大島山は山道。

写真

5/3 4:43

小倉宿
九州五街道起点の常盤橋。長崎街道旅の時と同じくこの橋を渡って出発。

5/3 5:21

小倉宿〜若松宿
今回の街道旅で唯一確認できた戸畑一里塚跡。江戸正保古地図に記録があるという。

5/3 5:59

若松宿
洲口番所跡。明治4年(1871年)に廃止されるまで福岡藩が人と物の出入り管理してた。

5/3 10:40

赤間宿
明治18年に生まれ、出光を創業した出光佐三の生家。国の登録文化財になっている。この宿場は木屋瀬(長崎街道)へ向かう追分であり、玄界灘の港から近いこともあり大いに栄えてたという。

5/3 11:50

赤間宿〜畦町宿
間の宿の原町。今回の街道旅でここが一番古い町並みを残していたように思う。

5/3 14:10

青柳宿〜箱崎宿
九州を平定した豊臣秀吉が帰路ここでの休憩の際に自ら清水を汲んで飲んだことから名付けられた太閤水。太閤水はこの他にも街道沿いに数か所ある。

5/3 16:09

筥崎宿
筑前一ノ宮の門前町として栄えた宿場にある福岡藩御茶屋跡。参勤交代で福岡城を発った藩主はここで休憩して江戸を目指した。

5/4 5:36

姪浜宿〜今宿宿
生の松原元寇防塁。この辺りの海岸線には元寇に備えた高さ2.5mほどの石垣が残る。

5/4 10:53

深江宿〜浜崎宿
この区間は小さな峠をいくつも越えて進む。海岸線に下りてしばらく行くと福岡佐賀県境を示す縣界標あり。

5/4 11:31

浜崎宿〜唐津宿
特別名勝で約4.5km松並木が続く虹の松原。
写真左の碑にはこれより東は対馬領と昔の文字で彫られてる（浜崎宿は対馬藩の飛び地）。

5/4 12:03

唐津宿
今回の街道旅の終点唐津城まであと少し。

5/4 15:50

大島山
おまけに唐津市民のいこいの山を登ってきた。浜崎宿から唐津城まで歩いてきた道を一望できた。

撮影機器：

DSC1655Z ケンコー

感想

higashino9

2024年GWの後半は唐津街道。
九州小倉を起点とする五街道の一つ。豊臣秀吉が朝鮮出兵で、唐津藩や福岡藩ほか肥前肥後諸藩の参勤交代や日田の代官も通っていた記録ある道を歩き走り旅してきた。
今回の道は一里塚(里木)は跡も含めて1箇所しか確認できず。宿場の風情も少なくなってる。この点はちょっと残念。
興味深く思ったのは路傍の守り神。街道の東はお地蔵様と馬頭観音で西に行くと長崎街道で主だった恵比寿(蛭子)様が増えてく。ぼちぼちやってる薩摩街道旅でも恵比寿様の範囲は注目していきたい。