大滝不動尊〜甲州高尾山〜大善寺〜勝沼ぶどう郷駅
- GPS
- 04:52
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 775m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 5:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特にないが、甲州高尾山〜大善寺は急な乾燥した斜面をひたすら下るので、転ばないように慎重に |
その他周辺情報 | 勝沼ぶどう郷駅から歩いてすぐの「銀月」で、ほうとうの夏バージョン、「おざら」(1200円)と生ビールで反省会 その後、タクシーで天空の湯(ぶどうの丘)に移動して汗を流しました。 |
写真
感想
ゴールデンウィーク中にあまり混んでいないところで運動しようということで、
あまりメジャーな山ではないけど良い山、秀麗富嶽十二麗の1つ、
甲州高尾山を目指すルートを選択。
当日は30℃近い気温ではあるものの、ゴールデンウイーク中、最後の好天に恵まれた。
勝沼ぶどう郷駅からはまだ雪が残っている南アルプスの連峰を臨むことができた。
駅から大滝不動尊までは歩いて登ると標準コースタイムでは90分程度。
ひたすら車道を登るので、
今回は駅からはタクシーで、大滝不動尊まで向かうことに。
勝沼ぶどう郷駅には割とタクシーがすんなり乗れるイメージだったが、
今日は割と観光客が多めだったのか5分ほど駅で待つことに。
いままで予約しないで困ったことはないものの、混雑が予想される日は予約した方がよいのかもしれない。
甲府タクシーの運転手さんは、今回のコースのことや、勝沼から見える山を解説してもらいながら、15分程であっという間に大滝不動尊奥宮に到着。
到着してすぐ、200段の急な階段を上り本殿へ向かう。
階段の横には、神社の名前の由来にもなっているであろう滝が流れる。
本殿、右横には登山道がある。本殿の先には真新しい社があった。
まずは最初の目的地である富士見台を目指す。
棚横手山から甲州高尾山にかけては、度重なる山火事の影響で、
若い樹木が多く日陰はあまりない。そのため日差しは直接当たる。
紫外線対策だけでなく、枝も低い位置にあるので枝が体や腕に当たって肌を傷付けるのを防ぐために、長袖+帽子は必須。
標高は1100メートルあるので、麓よりも涼しいはずだが、
体感気温では、山頂付近でも30℃近くあるのではないかという気がした。
富士山は、まだ雪が残っており、美しく富士山が眺めることができた。
途中、何十台も、消防車のサイレンがしばらく鳴り響いていて、
途中何度も周りを見渡しても煙は見えず、登山には影響しなさそうではあったが、
「山火事」で有名な甲州高尾山なだけに、ハラハラしながら登ることになった。
下山後にタクシーの運転手さんから話を聞いたら、
消防車が何十台も来ていて道が封鎖されて、お客さんを泣く泣く駅まで、
送り戻すことになってしまった、ということだった。
遅い時間のスタートの予定だったら、我々も登ることができなかったようだ。
甲州高尾山山頂に着くと、甲府盆地、南アルプス、富士山を同時に一望することができる。
昔登ったときには、山火事から数年しか経っていなかったので、
見通しがものすごかったが、樹木も3〜5m近くまで成長したので、
森林限界に近い山くらいの、印象になっていた。
基本的にこのルートは登りはあまりなく、ひたすら下山をするルートである。
標高差は700mほどあり、なかなかな急な斜面をひたすら降りていく。
よく整備されているので危険な箇所はほぼないものの、
急な斜面が続くので慎重に降りることは求められるかもしれない。
このルートを逆に進もうとするとけっこうハードな登山となるだろう。
また、日差しを遮るような木も少な目なので、登るとしたら
この時期くらいまでか冬に登ると良さそうである。
最後のピークの柏尾山は、鉄塔の下を通って進むと、
ゴールの大善寺までは30分程。急な斜面が続く。
大善寺は「ぶどう寺」という別名でも有名な立派な古刹。
ぶどうを手に持つ薬師如来像が御本尊であるが秘仏なため5年に一度しか御開帳されない(2023年10月に五年ぶりに御開帳されたとのこと)。
大善寺では拝観料500円に300円を追加すると、
お寺で醸したグラスワインを頂けると聞いて伺った。
この日は、藤切り祭というお祭りで無料拝観させて頂けた。
お祭りなのでワインを頂けなかったのは残念だったが、
国宝の本殿とともに、立派な十二神将像、日光菩薩像、月光菩薩像をお参りすることができた。
仏像好きな人は是非見て頂きたい。
地方のお寺でここまで立派な仏像が揃っているところはなかなか無いと思う。
お参り後は、今回の目的の1つである大日影トンネルを通ることである。
2024年3月に修繕が終わって通れるようになった。
全長1.3kmの直線のトンネルは入口から、ゴールの駅が小さく見える。
長いトンネルは涼しく、古いトンネルの後を楽しみながら、
ゴールの勝沼ぶどう郷駅を目指していった。
ルートでは標高差があるようになってしまっていているが、
GPSが無効だったため、手動で追加したところ、トンネル内ではなく、
山道を歩いているようになってしまっているが、
もちろん、道は平になっている。
駅に着いてからは、かよさんが早めに帰らないといけないということで、
駅近くにある銀月で温泉の前に反省会を実施。
ビールを飲むまでが登山。
ここでは初めてほうとうの夏バージョンの「おざら」を頂く。
おざらは、しょうゆ味ベースの温かいつけ汁に、つめたく冷やした細目のほうとうの麺で頂く。
にしむらさんと、わたしとで、駅でタクシーを使って天空の湯へ。
単純泉のためお湯自体に特徴はないものの、
天空の湯という名前の通り、小高い丘の上にある温泉であるため、
温泉からは甲州盆地と南アルプスの眺めがよくお気に入りの温泉の1つである。
やはり温泉に浸かると、それだけで疲れが取れる。
ミストサウナや、ほうとうのお店がお休み中だったのが残念だった。
(それもあって、今回は銀月さんでお世話に)
ワインカーブの試飲してみたいと後ろ髪をひかれながら、バスで駅へ向かい、
この日の登山は無事に終えることができたのだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する