富士山(富士宮口ピストン)
- GPS
- 10:45
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,429m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体に落石があってもおかしくない感じです。ヘルメットを装着されてる方が多かったです。私も上を歩いてる方から落石をいただきました。(小さいの) |
その他周辺情報 | 平日の為か?駐車場にも十分な余裕。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
備考 | ヘルメット持っていったのですが、被りませんでした。安全管理上被るべきでした。 |
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感想
亡父も私が幼い時いろんな山に良く連れて行ってくれたが、「富士山は登る山ではない、周りの山から愛でるものだ」っとよく言っていた。実際登ったことがあるのかわからないですが、山梨県都留市に生まれ育った父は生活に中に凜と存在する近づいてはいけない神のようなものだったのかもしれません。私はこの亡父の言葉をそのままいただき、登らない理由としてきました。
今回登ろうと思い立った理由は、現在百名山を1つの目標とするうえで、いつかは登る避けて通れない山であるからです。気分としてはやっつけででしょうか。
webで調べると世界遺産になってるので、いろんな制約があるようです。ヤマケイonlineでコースタイムから最短のルートの富士宮口からにしました。シャトルバス始発の時間から逆算して、自宅(羽村市)出発は02:00頃でした。高速はもったいないので下道で国道246号で110kmほどです。(帰りは疲れていたのできつかった〜!)シャトルバスの発着する水ヶ塚駐車場(1000円)に到着したのが5時頃です。始発の6時のシャトルバス(往復1500円)で出発、月曜日だというのに大型バス2台で満員ではありませんでしたが結構な人数でした。
バスの車内では、登山に関する注意事項が日本語と英語のDVDモニターで流されました。この段階でも私は高山病に関してまだ結構あまく考えていたようです。過去2900m級登山でも特に問題が無かったからです。今回思うに、高度を稼ぐ時間に違いが微妙にあったようです。高度順応が追いつかなかったようです。
富士宮口5合目駐車場を出発したのが06:42です。ここの場所でもうすでに2400mあるのですから残り高低差1376m!(笑
これは普段登ってる山では数字的には楽勝な感じに思ってました。
平日でもあるため、麓の自衛隊演習上から榴弾砲(リュウダンポウと読む)の砲声が頻繁に聴こえてきます。足元には走り回った演習場と同じ火山礫が広がってます。8合目までは、コースタイムの1/2で通過してましたが、8合目から富士宮口頂上までは高山病による?鼻水、疲労感、めまいなどでほぼコースタイム通りでした。5歩位歩いては停まって休憩.深呼吸を繰り返して上りましたが最後の9合目からは特に長く感じました。
また、落石注意の看板が大変多くありました。基本何処で有ってもおかしくない地形ですからヘルメットは必需品かと思います。実際多くの方は被って登山されてました。(私も噴火の為にカヤック用のを持って行ったのですが、被りませんでした。被るべきだったでしょう。)
途中握り飯を1つ食べたのですが、頂上でもアンパンを食べました。身体が動かなくなったら何か口に入れるだけで全く食欲はありませんでした。水分はハイドレーションパックに1.5リットル、アクエリアス1リットルの計2.5リットル飲みました。(残1リットルボトル1本)
お鉢巡りは体調もそんなに良くないので、辞めて下山も考えましたが、時間には余裕のあるのを確認してましたからゆっくり回ってみることにしました。ところが場所によってかなりの強風が吹いているため歩くのもままならない状態でした。この日の山頂の気温が4度〜7.7度ですから寒いしかなり辛いものでした。ダウンジャケットを丸めてザックにはいつも入れてるのですが今回は置いてきてしまいました。レインウェアなり重ね着しておくべきでした。下山で疲労困憊していたのは高山病と、こういった際にしっかり体温を維持する努力を怠った為だと思います。(言い訳のようですがあまりしっかりした思考が出来てなかった気がします。)
下山は、富士宮口頂上を13:08出発でほぼコースタイム通りで下りてきましたが、疲労が激しく頻繁に休んでました。富士宮口登山口に着いたのが17:15でほぼ予定通りの登山となりました。17:30のシャトルバスではウトウトしながら。水ヶ塚を18:00頃出発して羽村へ帰宅は21:30でした。
多分もう登らないでしょう。やはり亡父の言うとおりこの山は登る山ではないようです。(笑
追記:帰りのバスに乗るとき、ドライバーの人が今日は宝永山で事故が有った聞きました。9合目付近で励ましあってご一緒した方が、この後宝永山を回って下山すると言ってましたからその方でないことを祈るばかりです。
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