海の日特選！（←過大表示）海岸線から登る完全登山（湘南、高麗山）

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: 02:12
• 距離: 7.5km
• 登り: 314m
• 下り: 308m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:13

距離 7.5km 登り 314m 下り 314m

8:04 大磯駅
8:12 8:15 大磯海水浴場
8:23 大磯駅
8:58 9:05 湘南平
9:12 9:14 浅間山
9:28 八俵山
9:32 9:36 高麗山（大堂）
9:52 高来神社
10:17 大磯駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：東京[多摩地区]−（中央線）−八王子駅−（横浜線）−橋本駅−（相模線）−茅ヶ崎駅−（東海道線）−[7:58]大磯駅
復路：大磯駅[10:25]−（東海道線）−藤沢駅−（小田急・江の島線）−相模大野駅−（小田急・小田原線）−向ヶ丘遊園駅…（豚丼昼食）…徒歩…登戸駅−（南武線）−府中本町駅−（武蔵野線）−西国分寺駅−（中央線）−東京（多摩地区）

コース状況／危険箇所等

非常に良く整備されていて、小さなお子さんやお年を召した方でも安全に進むことができると思います。（下記、若干注意点あり）

大磯駅〜(Gコース）〜湘南平：最初は住宅街の舗装道、やがて階段がメインの登山道。最後は幅広くまた勾配の緩やかな土の登山道
湘南平〜浅間山〜八俵山〜高麗山[大堂]：木々に覆われた中を進む気持ちの良い尾根道。勾配も少ないです。高麗山の手前（＝西側）にやや急な岩場っぽい登りがあります。
高麗山[大堂]〜高来神社：登りのGコースに比べ、登山道の幅もやや狭く、勾配もやや急ですが、普通の初級者向けの登山道と変わりません。今回は”男坂”を利用しましたが、特に足腰に不安がある方を除けば問題なく通行できると思います。

その他周辺情報

近くに”日帰り湯”等の案内板は見かけませんでした。（この時期でしたら、むしろ”♨”よりも”プール”の方が良いかもしれませんね！でしたら近くにかの有名な”○磯○ン○グビ○チ”がありますよ！）

写真

7/20 8:07

午前8時、出発地点の東海道線、大磯駅です。（大半のお客さんはプールか海水浴客でした）

7/20 8:08

せっかく今日は「海の日」なので、山に登る前に海に向かうことにしました。

7/20 8:12

へぇ〜、そうなんだ。（”湘南だ”、のオヤジギャグ）

7/20 8:12

防潮堤を兼ねた海水浴場への”門”です。

7/20 8:14

海岸線、ズバリ標高0mからの登山開始です。（ビーチには多くの若い女性もおり、たたでさえ”半登山スタイル”のため奇妙で目立つ上に、写真機を構えているので、”女性の水着撮影目的”の”カメラ小僧”に間違われないよう、細心の注意を払って人がいない海を狙いました！）

7/20 8:14

海岸から湘南平の鉄塔が見えます。

7/20 8:21

緩い坂とはいえ、炎天下の登り返しは辛いです。

7/20 8:24

大磯駅前を再び通過し、いよいよ本格的な!?登山のスタートです。

7/20 8:25

東海道線のガード下をくぐります。

7/20 8:26

高級住宅街の中の細い道を進みます。

7/20 8:30

案内標識は随所に設置されています。

7/20 8:30

再び、正面に目指す湘南平が見えてきました。

7/20 8:33

ここにも案内標識が。

7/20 8:36

右に進めば登山道の入り口に向かいます。

7/20 8:36

沿道には白いユリのようなきれいな花が咲いていました。

7/20 8:37

少しづつ坂を上がっていきます。

7/20 8:40

大磯駅から徒歩約15分、登山道の入口に着きました。（写真上の階段を上がっていきます。）

7/20 8:41

”登山道”といっても最初は階段が多いです。

7/20 8:42

ちょっと登って振り返ると、湘南の青い海が広がっていました。

7/20 8:43

やっと登山道っぽくなってきました。（でも道幅は広く、勾配も緩やかです。）

7/20 8:46

何の”扉”　なのでしょう？？？扉の向うは急な崖になっていました。鹿か猪かの防除用なのでしょうか・・・

7/20 8:49

朝から猛暑の天気ですが、登山道は木陰の中を進むので助かります。

7/20 8:50

ちょっとした鞍部に着き、ここを北にちょっと進むと…

7/20 8:50

登山道入口から約10分ほどで、湘南平の駐車場に到着です。

7/20 8:51

この緩い階段を登っていきます。

7/20 8:53

湘南平に到着です。大磯駅からは徒歩約30分ほどでした。

7/20 8:53

で、”絶景”を楽しむべく展望台へ上がるのですが…

7/20 8:54

ひえっ〜〜〜、展望台の開館は午前9時半（現在8時55分）からだって〜！

7/20 8:58

日影はありますが、こんな炎天下に30分以上も待てないので、先へ進みます。

7/20 8:58

おっ、こっちにも展望台があるぞ！

7/20 8:59

展望台に登ってみましたが、見えるのはぼんやり霞んだ丹沢の山並と、

7/20 8:59

平塚の市街だけでした。（富士山が見える方角には大きな木が立っていて、全く見えません…）

7/20 9:00

で、ションボリしながら今度は鉄塔（＝電波塔）へ向かいます。

7/20 9:03

”鉄塔へは上がれない”と思いきや、結構の高さまで上がることが出来ました。（※写真は鉄塔からの湘南海岸）

7/20 9:02

”セミの抜け殻”ではありません。「南京錠」です。パリの橋の真似でしょうか？（将来、どっちかが別れたくなった場合、この鍵を閉めたことがかえって障害になるかもしれませんので、施錠は慎重にしましょうネ！）←って、本当はこんなことしちゃいけないんじゃないのかな！？

7/20 9:03

箱根方面の山並です。

7/20 9:01

ジャ〜〜〜ン、雲に一部隠れてしまいましたが、”富士山”さんです。こんにちは！

7/20 9:02

これから向かう山です。（手前が”浅間山”、奥が”高麗山”でしょうか）

7/20 9:05

鉄塔を下りて、”浅間山”へ向かいます。

7/20 9:11

わかりづらいですが、写真を左に進むと「浅間山」山頂です。

7/20 9:12

本日の最高地点「浅間山」標高181.3m、海岸から歩き始めて約1時間、”完全登山”を達成した瞬間ですっ！

7/20 9:14

山頂の横には小さな神社の祠があります。

7/20 9:14

”一等三角点”の標識がありました。

7/20 9:14

こんな小さな山に”一等三角点”とは！少々不思議な感じでした。

7/20 9:16

登山道（本道）の北側の細い脇道を進みます。

7/20 9:17

登山道（本道）と合流し、木々に覆われた尾根道を進みます。

7/20 9:19

休憩箇所は随所にあります。

7/20 9:25

「地ごく沢」？？？って、”地獄”ではないのでしょうか？？？怖いですねぇ…

7/20 9:28

途中に小高いピークがありました。「八俵山」です。

7/20 9:28

今回のルートで初めての”橋”です。

7/20 9:30

少々”岩場”っぽい急な坂を登ります。

7/20 9:31

どう見てもここが「高麗山」の最高地点だと思いますが、標識等は何もありませんでした。

7/20 9:32

手前の写真から高さ5mほど下ったところに「高麗山」（＝大堂）の山頂標識がありました。ここは広場のように”平”が広がっています。

7/20 9:40

高麗山を下ります。（湘南平への登りに比べて、勾配がやや急です。）

7/20 9:41

いつもは迷わず”女坂”を進む私ですが、今日はなぜか”男坂”…ちょっとコースを甘く見てました。

7/20 9:46

私が感じた”男坂”の最大の難所です。

7/20 9:51

特に下りが大の苦手な私、今回のハイキングコース自体甘く見ていたこともあって、ヘロヘロになりながら”男坂”を下りてきました。

7/20 9:52

次回ここに来る機会があったら、今度こそ迷わず右（＝女坂）に進みます。

7/20 9:53

東側の登山口になる[高来神社]です。結構立派な神社でした。

7/20 9:56

一般道（国道1号）に出てきました。後ろの山は今登ってきた[高麗山]です。

7/20 9:57

山陰の奥に”鉄塔”も見えました。

7/20 10:14

大磯駅前の上り坂、本日2回目の通行です。灼熱の中の登り返しは体にこたえます。

7/20 10:16

大磯駅まで戻ってきました。最初の出発から約2時間10分、真夏の低山の恐ろしさを実感した1日でした。

7/20 12:00

帰途、小田急線の向ヶ丘遊園駅で途中下車し、”帯広豚丼”を食べました。￥650、この値段でしたら十分納得です。

撮影機器：

COOLPIX L26 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 飲料 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ 小型三脚 災害用携帯ラジオ（充電・ブザー機能付き）

感想

aochanman777

　夏が大の苦手（もっとも8月生まれなのですが…）な私ですので、登山も基本的に夏場は控えています。もっとも9月には健康診断を控えているため、そろそろ本格的な減量に入らなければならない時期でもあります。
　ということで、今回は暑さでヘロヘロになっても、すぐに逃げられる手口のある湘南の[湘南平]に行くことにしました。

　当初は大磯駅を下りて、そのまま登山口へ向かう予定だったのですが、今日は「海の日」ということもあり、急きょ予定を少し変更して登山の前に一旦海岸線まで出ることにしました。
　朝8時過ぎという早い時間にも関わらず、海水浴場には多くの海水浴客がいて、中には私の理性が一瞬にして吹き飛びそうな大胆な水着の若い女性もいました。（当然シャッターは押していませんが、今でも私の網膜にはハッキリとその画像が焼き付いたままです。）

　海水浴場の監視員の眼差しを背にしながらも、海岸の写真を1枚撮って、サッサと海水浴場を後にしました。

　さて、湘南平の[浅間山、八俵山、高麗山]のハイキングコース、登山道も非常に良く整備されていて標識も多く、また湘南平には駐車場もあり路線バス（1日に4本程度ですが）も通っていて、非常にアクセスも良く誰でも気軽に登ることができます。
　また、山頂部分の湘南平には展望台や売店、公衆トイレも完備しています。標高こそ200mにも満たない低山ですが、山頂部分からの景色もなかなかのもので、ぜひ空気の澄んだ秋以降にまた訪れてみたいと思いました。

コメント

chi-suke

海抜ゼロからの登山✨
こんばんは、aochanman777さん！
海スタートで山頂に立つっておもしろいですね🎵展望台があったり、鉄塔にまで登れたり、景色もよければ道もしっかり整備されていて良いコースですね✨南京錠の写真は衝撃的でした！！！Σ（￣□￣;）本当にセミかと思って鳥肌！
帯広豚丼、美味しそうっ(^^)dいっぺん食べてみたいです♪
しかし、言われてみると浜辺の登山ルックは確かに不審者っぽいかもですね…(^-^;

aochanman777

Re: 海抜ゼロからの登山✨
chi-sukeさま

おはようございます！早々にコメントをお寄せいただき大変ありがとうございます。

　さてさて今回は”海岸線からスタートの登山”にご関心をお寄せ頂き、大変嬉しいい気持でいっぱいです。
　そこで、若さはもちろん、今までの登山経験も豊富なchi-sukeさまにおかれましては、是非とも静岡県の”三保の松原”近辺あたりの海岸から、富士山の”てっぺん”を目指していただくことを期待しております。
　（日本国内で可能な最大標高差の登山ですよね！そしてもしchi-sukeさまにダイビング等のご経験がおありでしたら、おそらくこの「ヤマレコ」初の海中からのスタート登山も可能なのかな、と存じます。海の中でのお魚さんの泳ぐ姿の写真でも添えて頂ければ、きっとアクセス数も飛び跳ねるほど増えていくことと思うんですけど…無理かな！？）

　ところで、鉄塔の金網の[南京錠]ですが、私も驚きました。と、同時に”へへっ、この下の広場で「南京錠」の売店でも広げれば、瞬く間にひと儲けできるな！”と瞬時に考えた私も単なる”俗人”でした。

追伸：chi-sukeさまのプロフィールを拝見させていただいたところ、「埼玉県」ご在住とのこと。武蔵野線の[新三郷駅]隣接のララポート内の帯広豚丼[ぶたはげ]は、地元帯広でも１、２を争う老舗の名店の直営店です。値段は少々お高めですが、美味たることうえないと思いますので、もし機会がございましたら一度訪ねてみてください！

angelina

西湘ルート
aochanman777さん、こんにちは
西湘あたりは景色も穏やかで良いですよね。
学生時、キャンギャルバイトの水着にGパンだけ履いてバイクでこの辺を
走っていたのがつい最近のような。。。いや、結構昔 （笑）
夏の湘南ってやっぱりいいですよね
灼熱湘南、お疲れさまでした

aochanman777

Re: 西湘ルート
angelinaさま

　コメントお寄せ頂き大変ありがとうございました。

　えっ、そうなんですか！？angelinaさん、（今より少しばかり…）お若い時は”山”ではなく、”海”派だったんですかぁ〜？？？ということは”水泳”とか或は”ダイビング”なんかもお得意だったんでしょうね！
　今まで既に数多くの日本の色々な山に登られてangelinaさん、時には海の中なんかもいいかもしれませんよね！いっそのこと欲張って”海底火山”あたりにチャレンジされたら１回で”海”も”山”も両方経験できちゃいますけど、いかがでしょうか…

　夏の湘南、きっと良い所なんでしょうけど、私のような中年のおじさんにとっては、あまりにも”まぶしすぎて、まぶしすぎて…”
　って、もちろん”太陽の陽射し”のことですよ！

Takeshi1108

低山特有の眺望
aochanman777様
暑い中、大変お疲れ様でした。
アスファルトからの照り返しが厳しそうですね。
海からの登山とは、発想が一味違いますね！
どこか海に近い所にある山を探してみますか！

低山特有の眺望ってありますよね。
標高200-300メートルからの眺望は、
自動車等が一つ一つ識別できますから、
その迫力は凄いものがありますよね！
街も海も近くて、箱根、丹沢、そして富士山
まで眺望が効くのは素晴らしい！
夜景や夕日に染まる相模湾を見るのも
良いかも知れませんね。

大磯近くに低山があることは車窓から見て
知っていましたが、こんな感じの山なんですね。
情報有り難う御座いました！(^^)

aochanman777

Re: 低山特有の眺望
Takeshi1108様

「夏…の……、低山…は、………暑い…です。」

コメント大変ありがとうございました。

　今回の行程、よ〜く考えてみればアスファルトの一般道を歩く距離の方が長かったでした。完全な”計画ミス”でした。
　残念ながら車を１台１台確認することはできませんでしたが、終始東海道線の電車が走り去る音が聞こえていて、ちっとも”山の中”の感じがしませんでした。

　もっとも標高200mにもかかわらず、山頂付近からの景観はなかなかのもので、Takeshi1108様も書かれていたように、特に夜景はかなり綺麗に見えるものと思います。（←だから鉄塔の金網に南京錠がいっぱい繋がれていたんだな、と、今わかったような気がします。）

　Takeshi1108様には間違えなく”物足りない”山だとは思いますが、”海”と”山”と”富士山”の３つを同時に味わうには簡単＆経済的な場所の一つかもしれませんので、お近くにご用事等があった際にはお立ち寄ってみてください！

追伸：海（＝標高０ｍ）から登る登山、ですがTakeshi1108様におかれましては更に上を目指して頂きたく！？東京駅の京葉線のホーム（標高約△２９ｍ）という、マイナス標高からの登山なんかはいかがでしょうか！？