動画🎬台湾の最高峰、玉山【標高3,952m】ぎょくざん/ユイシャン/Yù Shān/Mt.Jade

2024年05月08日(水) ~ 2024年05月09日(木)

• GPS: 10:36
• 距離: 24.1km
• 登り: 1,871m
• 下り: 1,892m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:08

距離 10.0km 登り 1,014m 下り 247m

10:42 スタート地点
11:12 塔塔加鞍部
11:40 11:41 孟緑亭
12:08 玉山前峰登山口
13:07 13:19 白木林休憩亭
14:06 玉山大峭壁
14:50 排雲山荘

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 2:00
• 合計: 7:46

距離 14.0km 登り 857m 下り 1,645m

3:39 排雲山荘
4:05 4:13 玉山主峰南峰叉路
5:09 5:17 玉山主北峰叉路
5:30 5:50 玉山
5:59 6:00 玉山主北峰叉路
6:28 6:29 玉山主峰南峰叉路
6:49 8:08 排雲山荘
8:38 玉山大峭壁
9:09 9:10 白木林休憩亭
9:52 玉山前峰登山口
10:25 10:26 孟緑亭
10:46 10:47 塔塔加鞍部
11:25 ゴール地点

天候

晴れと霧と雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

写真

5/7 15:26

行動食。プリングルズと辛ラーメンはどこの国にも売ってるイメージですね。
オリジナル味が売り切れていたので、サワークリーム＆オニオンで濃厚にいきます。

5/7 12:22

あふれんばかりのおやつ感。

5/8 7:40

しっかり寝ておきたいので、日月潭（リーユエタン/Rìyuètán/Sun Moon Lake）の民宿、香林田莊（Shiang Lin Tin Chuang/XiangLin Homestay）に泊まって、朝イチのバスで向かいました。

朝食は食べずに出発すると伝えると、自家製バナナを3本いただいて、コーヒーと一緒にパクッと2本食べて、残りの1本はザックのポケットへ。

5/8 8:31

日月潭（リーユエタン/Rìyuètán/Sun Moon Lake）から上東埔（シャンドンプ/Shangdongpu）までのバスがあるので、それに乗ります。塔塔加（タタカ/Tataka/Tatajia）で下車。

5/8 8:45

2時間近くの乗車なので、途中、道の駅みたいな所でトイレ休憩もありながら進みます。

酔いそうな道とバスなので、不安があれば高山病予防の薬や酔い止めなどの薬をもっておくといいです。オンラインで診察と処方してもらえる病院もあるようです。

ちなみに同じバスに乗っていた人たち、今日このあと同じ山荘に泊まるし、明日の帰りのバスも同じである可能性が高いので、笑顔でじろじろ見ておきましょう。

5/8 10:26

ちょいちょい台湾猿。

5/8 10:27

排雲ビジターセンターに向かいます。
WebサイトやGoogleマップなどで表記のゆらぎがありますが、これらはすべて同じ場所です。

排雲登山服務中心
排雲ビジターセンター
排雲登山サービスセンター
Paiyun Hiking Service Centre (Tataka Police Squad)

5/8 10:31

これが排雲ビジターセンター。

5/8 10:33

いろんな登山心情。

5/8 10:38

排雲ビジターセンターで、まずは入園申請番号を伝えるのですが、メールに記載さてれる部分を拡大してみせるのがいいでしょう。

次にパスポートで名前の確認をして、現金480元を支払います。
手続きが済んだら、入園許可証をプリントアウトしたものをもらえます。

この紙は、排雲山荘でチェックインすると回収されます。排雲山荘のベッド番号が記載されているので、スマホで写真を撮っておくといいです。

5/8 10:31

次に、排雲ビジターセンターの手前にあった警察署にいきます。

入園許可証を見せて、渡される用紙に名前や日程、パスポート番号などを記入してサインすると手続き完了です。

本来は、入園許可証は電子で発行されて、それをプリントアウトして当日持っていくのですが、外国人に対しては、用意してくれているということですね。

5/8 11:11

排雲ビジターセンターの前から、登山口の「塔塔加鞍部」までのバスが出ています。

バスの予約をしてなくても、タイミングがあえば100元で乗れます。割と頻繁にバスが出ている印象でした。時間を短縮したい人はサクッと乗ってしまいましょう。

登山口まで歩いて30分くらいでした。玉山に登れる脚力をもった人であれば、ゆっくり歩いても1時間はかからないと思います。

5/8 11:15

日本の登山道の風景に似てるよねー

5/8 11:17

台湾の歩荷さんはだいたいBeats Pill+みたいなスピーカーで爆音で音楽流しながら歩いてます。この歩荷さんはあいみょんのマリーゴールドを爆音で。

5/8 12:18

黒部の「下ノ廊下」のような光景。

5/8 13:12

休憩所のこの子、少し人に慣れているようで。たまに何か食べ物をもらったりしているんだと思います。

5/8 13:17

とにかく高山病のアラートが多い。

5/8 13:33

写真でみると自分でも少し怖い感じがしますが、歩いているときは足もとの一歩一歩に集中しているので、恐怖心はないです。

たとえば家の中に、幅30cmの道があったとして、そこを10m歩くことは簡単にできますよね。

そこに地形や高度感が加わったり、風が吹いたりすると、一気に難易度が上がって、恐怖心に飲み込まれそうになりますが、集中するといたってシンプルです。

5/8 14:14

足元だけじゃなく頭も注意しながら。

5/8 14:49

排雲山荘に到着。

5/8 14:50

自炊の場合はここみたい。

5/8 14:53

排雲山荘の標高は3,402mです。この標高で寝たことがある人は少ないと思うのです。

5/8 14:54

排雲山荘に入るとカウンターが2つあります。

入り口から入って遠い方がチェックインのカウンターです。入園許可証を渡して、館内の説明を聞きます。

入園許可証にベッド番号が「0112」と記載されているので、部屋は2階でベッドは112、スリッパに履き替えること、靴は部屋番号の最初の数字と同じ1番に入れてね、という感じでチェックイン完了です。

次に、隣のカウンターで名前を伝えて、食事と寝袋の料金を支払います。それぞれの食事の時間の説明があって、食券と寝袋を受け取ります。

5/8 15:20

温かいお湯が常に補充されていて、自由に飲めます。ナルゲンボトルに入れて、湯たんぽとしても使えるくらい温かいお湯です。

5/8 15:01

この荷物棚はひとりひとつ使えるようでした。

5/8 15:05

2階の部屋。

5/8 15:05

自分のベッド。

5/8 17:28

混雑を避けるために、夕食の開始時間は17:00からと17:30からの人に分けられているようでした。

5/8 17:31

明日のために、いっぱいご飯を食べておきましょう。
しっかり食べれるとか、疲れても食べれるとか、登山やワークアウトでは重要なことだと思ってます。
ドラゴンボールの孫悟空ばりにいっときましょう。

5/8 17:31

魯肉飯（ルーローハン）どーん！で、ご飯はさらにおかわりしました。

スープもあるのですが、このご飯茶碗でスープ飲む感じなので、一番最後になります。

話し声を聞いて気がつくと、同じテーブルにたまたま日本人が集まる奇跡。4人チームと、ソロと、ソロ。

寝る前に少し頭が痛くなってきたので、Apple Watchで血中酸素を測ると85％。
やはりぼーっとしていると呼吸が浅くなって、血中酸素が下がっていました。

2,3分ほど深呼吸を繰り返して、ようやく96％くらい。この数値になると頭痛が治まってきました。

5/9 1:49

何度かは眠れました。起きると、初めての高山病の初期症状です。頭が痛くて気持ち悪い。まさしくお酒を飲みすぎて二日酔いになったときと同じ症状です。

5/9 1:41

おかゆと、それにまつわるおいしいやつです。きゅうりのQちゃんでおかゆが進んでおかわり。
夕食と同じく、おかゆの茶碗で最後にいただくのはミルクティーです。

5/9 4:16

3:30頃にスタート。出発は最後の数組でした。寒いので、山頂でご来光を待つ時間を作りたくないからです。
排雲山荘から玉山山頂までは、登り2時間、下り1時間でした。

5/9 5:09

ようやく森林限界を過ぎて雰囲気が変わって、風が強くなります。

5/9 5:11

いい色でてる。

5/9 5:14

鎖場も出てきて、いよいよ山頂直下の各心部へ。

5/9 5:30

山頂！気温5℃くらい。

5/9 5:31

うぇーい（こっちの方向は目の前が全部太陽）

5/9 5:31

ふぅーい（こっちは雲海）

5/9 5:39

山頂で、ホテルの自家製バナナ

5/9 5:44

雲に落ちる山の影

5/9 7:46

排雲山荘に戻って、温かい麺！冷えた体にちょうどよかったです。

5/9 7:46

米麺！

5/9 8:28

大きな一枚岩に感動したので撮ったけど、写真では伝わらない感。

5/9 9:09

昨日と同じ子？

5/9 10:52

いくつも咲いてて綺麗だったので観察してた。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

おおもり

山頂の美しさ！

強度や技術的難易度は高くないけど、標高4,000m級の山は異次元で、はじめて高山病の初期症状を味わった。まさしく二日酔いとまったく同じ、頭の痛さと気持ち悪さ。
排雲山荘の標高は3,402mで、この標高で寝たことがある人は少ないと思うのです。