フナイド尾根、大反道
- GPS
- 05:42
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 936m
- 下り
- 893m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
フナイド尾根ー東電ポールが随所にあり登りやすい尾根 大反道ー最奥の民家に出る手前で鹿柵を開けて入ること |
写真
感想
浦山口駅で降りたのは50年ぶりだろうか。
秩父へはいつも車で1時間半ほどで来るので、自宅から浦山口まで3時間というのはやはり電車では時間がもったいない。
今日は、大久保谷から矢岳主稜線に上がり、前回たどった大反道の残りの旧中川村までを歩く予定。
浦山ダムへ着くと運良くエレベーターが動いており楽にダムへ上がれる。
公式には9時からエレベーター開始だが、8時半で動いており、同乗した清掃員の方に聞くと、ダム管理者の巡回次第で早く動き出すとのこと。
秩父さくら湖左岸路を歩いていると、年配の方とすれ違い30分ほど立ち話。
地元の方で、大久保谷周辺に詳しく大変興味深くお話しを聞くことができた。
しょっぱなから時間を費やしてしまい、大久保谷からの登山はあきらめフナイド尾根を登ることにしたのだが、その手前に初めて気がついた石段があったのでそこから登山を開始する。
フナイド尾根に出るかと思いきや、10mも上がったら鹿柵にゴツんして右へ振られ以前登った新秩父線68号鉄塔尾根に出てしまった。
この尾根は以前急登で苦労しており、案の定四つ足寸前の登りが始まった。
鹿作沿いに急登をしのいでいたところ、630m圏で鹿柵に入口があり、ちょうどフナイド尾根の旧花園集落と同高度なので進入してみる。
踏み跡はしっかりしており難なくフナイド尾根に乗り上げた。
少し登ると潰れたトタン小屋が現れ花園(集落)跡と知る。
先ほど出会った方も花園のことはご存知で、一家族が昭和時代に生活していたとおっしゃっていた。
時間があるので付近を歩き回っていると、大久保谷側に踏み跡が見えたどると、何段にも石垣が組まれている。
どうやら花園一家の段々畑だったのではないだろうか。
山上の尾根に生活を営み畑を耕していたとは現代の感覚では考えられないことである。
はたして水はどうしていたのだろう。
以前大久保橋で出会ったハンターの方は、沢から引いていたと言っていたが水源となるような沢はみあたらなかった。
今日出会った方は井戸があったと言っていたがはたしてそれもわからなかった。
半時間ほど歩き回り往時を偲び花園を後にした。
フナイド尾根は東電鉄塔巡視路も兼ねているのでとても歩きやすい。
800m圏で前回歩いた大反道を横切り事上沢ノ頭(フナイド分岐)に到着。
休む間もなくクタシノクビレへ向かう。
クタシノクビレでこの日初めてリュックを下ろし休憩。
気温20℃、コルを渡る薫風が気持ちイイ。
あとは大反道を下り武州中川駅へ。
次の電車が一時間半後と気づき小走りで間に合ったのはご愛嬌。
電車での登山はこういうところが難しい。
下山途中から水分を控え、入浴後グビグビ生ビールのおかわりで気持ちよく帰宅。
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