武尊山【川場谷野営場からピストン、往路は不動岳経由】

2015年07月15日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,207m
• 下り: 1,197m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:40

5:06 川場谷野営場
5:50 5:55 川場尾根分岐
6:31 6:40 不動岳
7:36 7:50 前武尊山
8:38 8:45 家ノ串山
9:11 中ノ岳
9:37 9:45 武尊山
10:08 中ノ岳
10:26 10:35 家ノ串山
11:09 11:45 前武尊山
12:46 川場谷野営場

川場谷野営場(避難小屋)　5：06 start
〔30〕
不動岳分岐　左　5：27
〔40〕
川場尾根(朝日小屋)分岐　右　5：50−5：55
〔60〕
　　　『禅定の窟』　6：12
不動岳(不動岩)　6：31−6：40 展望良い
〔90〕
　　　岩峰群クサリ場多し注意！
　　　『カニのよこばい』　6：46
　　　『修羅道相撲の場』　7：06
　　　『胎内潜り』　7：12
前武尊2039.7m　7：36−7：50
〔90〕
　　　川場剣ヶ峰（巻き道）
　　　剣ヶ峰岩峰群の鞍部(分岐)　8：06
　　　剣ヶ峰北峰　8：10
　　　家ノ串山2103m　8：38−8：45
中の岳(ジャンクション)南の分岐　左　9：11
〔35〕
　　　中ノ岳2144mの南を巻く
　　　笹清水？　9：15
　　　三ツ池　　9：24
　　　剣ヶ峰への分岐　　9：36
武尊山2158.0m　9：37−9：45
〔30〕
中の岳(ジャンクション)南の分岐　右　10：08
〔80〕
　　　家ノ串山　　10：26−10：35
　　　(川場)剣ヶ峰岩峰群の鞍部(分岐) 10：55
前武尊　11：09−11：45 (昼食)
〔20〕
天狗尾根・スキー場への分岐　右　12：03
〔90〕
不動岳分岐　左　12：32
〔25〕
川場谷野営場　12：46 goal

天候

晴れ、稜線上は概ねガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川場谷野営場に駐車(無料)　避難小屋に登山ポスト有・トイレ有

コース状況／危険箇所等

川場谷野営場〜　林道を歩き不動岳分岐までは道幅も広く樹林の中のなだらかな登り特に問題ありません
　
不動岳分岐〜　特に問題ありません　分岐を左へ下り涸れ沢を渡った登り返しには道標もありました　

川場尾根(朝日小屋)分岐〜　朝日小屋からの川場尾根に合流し倒木を潜ったり高い段差を乗越たりして禅定の窟を過ぎ、大岩の迷路を抜けると視界が開け右前方に前武尊が現れました　少し行くと『不動岩』と書かれた白札がありました

不動岳(不動岩)〜　尾根筋の岩には埋め込まれた不動明王？のレリーフがあり　ここからの前武尊・川場剣ヶ方面の展望は高度感も手伝って圧巻でした　レリーフの岩の右下先にクサリが見えますがルートは岩の左側にクサリが横に這っていてこちら側を回り込んだ先で下りました
山と高原地図ではここから破線ルートで危険とあるので慎重に歩きましたがルートははっきり分かりました　クサリを辿って岩を下り『蟹の横這い』から連続したクサリを登り『背こすり岩』をチムニーよろしくクサリを使い慎重に下りました。　クサリ場を過ぎると樹林の中の長い登り、『修羅道相撲の場』?という白札があったり『胎内潜り』があったり、長く滑りやすい登り、高い段差を四肢を使って攀じ登ったりしていると笹原となり傾斜も緩くなって前武尊に着きました

前武尊〜　すぐ川場剣ヶ峰が目の前に現れ笹を切り開いた東側斜面を巻きますが濡れていると地面を這う笹に滑りそうで注意です　巻いた先に『剣ヶ峰岩峰群の鞍部』と書かれた分岐があり、北峰へ直登する道と左手(西側)を巻く道です。　振り返ると川場剣ヶ峰へは立入禁止のロープが張ってありました。　北峰への道を足場に注意して岩を登ると平らな岩の頂きに標識はありませんが小さな祠が祀ってありました。　ルートはその先、細い岩尾根を直進しているようでバランスに注意し慎重に下りました　鉄の梯子を下りた先にクサリ場があり、下で巻道と合流していました
笹原を開いた道をなだらかに進むと平坦な家の串山に到着

家の串山〜　特に問題有りません　笹原から両側が樹木の細い岩尾根のアップダウンとなり足場に注意しながら歩きました

中の岳南の分岐(ジャンクション)〜　特に問題有りません　尾根の西側山腹の笹原を縫って道があり地を這う笹の茎・根に足を捕られぬように注意しました　ザレたトラバースも乾いていて問題ありませんでした　三ツ池前後で残雪があり滑らぬよう気を付けました
残雪を突き当たるとルートは右手上方岩場の斜面の日本武尊像へ続いていました　その先で剣ヶ峰方面への分岐を過ぎ武尊山頂に到着しました

前武尊〜　下山は天狗尾根方面へ下りましたが特に問題ありませんでした　段差の大きい場所があり滑らないように注意しました

その他周辺情報

○川場温泉「いこいの湯」露天無し ~20：00迄　\400/2時間〜　木曜休
○道の駅「田園プラザ川場」は大きな施設でホテルもあり、宿泊してSLにも乗れるとか???館内の「弘法の湯」は日帰り入浴可で 13：00〜20：00　\500 だそうです

写真

7/15 4:55

川場谷野営場に駐車、登山届ポストに入れて出発

7/15 5:06

スタート

7/15 5:07

7/15 5:27

不動岳への分岐を左斜め下りる感じ、草生してますが道ははっきりしてます

7/15 5:31

枯れ沢を渡り振り返って一枚

7/15 5:38

7/15 5:50

朝日小屋からの川場尾根分岐

7/15 6:04

7/15 6:12

7/15 6:12

『禅定の窟』
「禅定（ゼンジョウ） とは、俗塵を離れた閑静な場所で心静かに瞑想し、心身を統一させて悟りに至ろうとする 修行」だそうです
何処でしたか？似たような場所ありました

7/15 6:13

前武尊見えます

7/15 6:14

7/15 6:15

7/15 6:24

7/15 6:24

7/15 6:26

ひょっこり開けて

7/15 6:27

剣ヶ峰方面

7/15 6:30

7/15 6:31

岩の左側にクサリが横に這ってます

7/15 6:31

右側を覗き込むと先の下方にクサリが見えます

7/15 6:31

前武尊と正面は川場剣ヶ峰でしょう
ここからは確かに険しそう、一息入れます

7/15 6:33

ホントに修験の山です

7/15 6:36

7/15 6:36

7/15 6:40

下ります！

7/15 6:41

下りたクサリを見上げて

7/15 6:44

7/15 6:46

7/15 6:47

一度下まで下りても良いんですが・・・

7/15 6:48

クサリは上に続いています

7/15 6:49

今度は下り、下を見下ろすと・・・

7/15 6:50

背中のザックを岩に押し付け脚を踏ん張って下を見下ろしパシャ！

7/15 6:51

下から見上げてパシャ！

7/15 6:52

降り切ってパシャ！

7/15 6:52

7/15 6:54

修験の山

7/15 6:58

修験の山

7/15 6:59

修験の山

7/15 7:03

7/15 7:04

7/15 7:05

これを下りて来ましたが

7/15 7:05

下には道があった!?

7/15 7:06

『修羅道相撲の場』相撲？土俵？何処でしょう？

7/15 7:07

すぐ先？トラロープの向こう側が少し平坦な草地？
ここで相撲取った？わかりません

7/15 7:11

7/15 7:12

修験の山

7/15 7:31

開けて来ました

7/15 7:36

前武尊到着

7/15 7:36

7/15 7:52

おお〜川場剣ヶ峰は巻くんですね〜

7/15 7:55

近ずくと山容が変わって来ました

7/15 8:01

左の斜面を見上げます

7/15 8:06

(川場)剣ヶ峰岩峰群の鞍部
川場剣ヶ峰を回り込んだ場所です

7/15 8:07

川場剣ヶ峰山頂方面へはロープで立入禁止になってます

7/15 8:07

巻道ではなく北峰経由で行くことにします

7/15 8:09

すぐ岩場の登り　クサリもあります

7/15 8:10

段状になっている岩を慎重に登ります

7/15 8:10

てっぺんは広くは有りませんが平坦で祠が有ります

7/15 8:10

振り返って川場剣ヶ峰

7/15 8:11

武尊山への稜線

7/15 8:12

岩の細い稜線を慎重に行きます

7/15 8:15

振り返って

7/15 8:15

鉄梯子を下り

7/15 8:17

クサリを下りると巻き道と合流

7/15 8:19

合流した道から見上げてパシャ！

7/15 8:29

またガスが上がってきました

7/15 8:37

道の横に遅咲きのシャクナゲが

7/15 8:38

家の串山　広く平坦ですが展望はないようです
少し前ならシャクナゲが綺麗だったでしょう

7/15 8:38

7/15 8:53

7/15 8:55

7/15 9:00

7/15 9:09

7/15 9:10

7/15 9:11

中ノ岳ジャンクション

7/15 9:11

中ノ岳南の分岐と書いてあります

7/15 9:12

7/15 9:15

『何とかの水』!?　笹清水？

7/15 9:16

斜面に白い花！　コバイケイソウ？バイケイソウ？
きれいです

7/15 9:17

7/15 9:18

7/15 9:18

7/15 9:23

まだ雪が残ってます

7/15 9:23

7/15 9:24

7/15 9:24

三ツ池

7/15 9:26

道は左を巻いてますがこの先で雪の上におります

7/15 9:27

7/15 9:32

7/15 9:36

剣ヶ峰への分岐

7/15 9:37

武尊山頂　薄曇りって感じで展望無くなりました
剣ヶ峰も見えません

7/15 9:37

7/15 9:37

武尊神社の方からの方がお一人いらっしゃいましたが剣ヶ峰方面へ向かわれて小生一人

7/15 9:43

ガスが切れて青空が現れましたが積乱雲がモクモクみるみる発達してます　まだ早いですが展望も望めないので下山開始

7/15 9:46

7/15 9:49

7/15 9:54

途中剣ヶ峰が現れました

7/15 10:02

帰る川場剣ヶ峰方面

7/15 10:03

7/15 10:08

中ノ岳ジャンクション

7/15 10:22

7/15 10:26

家の串山

7/15 10:28

ガスの切れ間の青空　やっぱり積乱雲がモクモク

7/15 10:32

さっきからホシガラスが鳴いてました
(ちょっと小さく撮れてて分かりにくい)

7/15 10:51

川場剣ヶ峰岩峰群北峰東側を巻きます

7/15 10:53

7/15 10:55

川場剣ヶ峰岩峰群の鞍部(分岐)

7/15 11:03

笹原を刈った道は雨ると滑りそうです

7/15 11:09

前武尊

7/15 11:09

ここへ来て晴れ間が・・・
日陰でいつものカップ麺とおにぎりで昼食

7/15 11:49

前武尊を下りだしてすぐ石仏が・・・

7/15 12:00

道に背を向け下界を見下ろしてらっしゃいます

7/15 12:02

左側斜面はスキー場スロープ

7/15 12:03

天狗尾根・スキー場分岐

7/15 12:28

下りた段差を振り返り・・・
なんとなく立てかけてあるように見えますが下りた木には足掛けが削り込んでありました
左側は胎内潜りのよう・・・

7/15 12:32

不動岳方面への分岐、思ったよりも早く着きました

7/15 12:39

結構な根曲がり

7/15 12:46

到着

撮影機器：

SH-02E SHARP

uTough-6020 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ソフトシェル ズボン 靴下(+1) グローブ 防寒着 雨具 傘 ライトスパッツ 帽子 靴 靴ひも予備 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料(水1L+お湯サーモス0.5L+機能性飲料０.5L) 地図 コンパス 笛 細引き 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬(＋虫除けスプレー かゆみ止め) 日焼け止め 保険証 携帯 時計 財布 運転免許証 サングラス タオル バンダナ ツェルト ストック カメラ ガスコンロ クッカー(小) コーヒーカップ ブキ アーミーナイフ トレペ ティッシュ レジ袋

感想

sknk931

武尊山、何処から登ろうかと思った時、『修験の道！』って響きにつられこのコースにしました
『禅定の窟』『胎内潜り』等々、他の山でもありますが確かに古くからの『信仰の山』という趣でした
不動岳(不動岩の方が合ってます)からの前武尊・川場剣ヶ峰の眺望は高度感もあり「来てよかった〜」と思うポイントでした。　その先は破線ルートを通るので気合を入れました。　『背こすり岩』の辺りはクサリに頼るので慎重に下りました。　
中岳分岐を過ぎて西斜面のコバイケイソウ(バイケイソウ？)はきれいでした
　ガスが沸くのはもう少し遅い時間の予報でしたが武尊山へ連なる稜線は早くもガスがかかってしまい武尊山頂からも殆んど展望がなかったのが残念でした。　その反面、日差しも和らぎ快適に歩けましたが・・・