【ジュラ・クレストトレイル⑨】Mont Racine

2024年05月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 22.8km
• 登り: 666m
• 下り: 1,235m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:06

10:00 スタート地点
16:05 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:
St. Imer よりLa Chaux-de-fondsまで電車で15分
バスに乗り換えてVue-des-Alpsまでさらに15分

復路:
Noiraigue より電車で自宅へ

コース状況／危険箇所等

全体的によく歩かれたハイキングコース。残雪なし。主な危険箇所もなし。
1ヶ所道を間違えた。

その他周辺情報

スタートのVue-des-Alps、ゴールのNoiraigue ともに簡易な売店あり。
道中にレストランもある。

写真

5/11 9:29

ラ・ショー・ド・フォー駅。
マクドあり

5/11 9:55

登山口。ヴァル・ド・リュがこの地域の自治体。

5/11 10:29

最初のピーク、Tête de Ran テート・ド・ランに向かう

5/11 10:44

テート・ド・ラン山頂より。
人工物の立つピークは前日に登ったシャスラル

5/11 10:45

MTBも多い。右はヌーシャテル湖

5/11 10:46

北東側。ラ・ショー・ド・フォーの街を遠方

5/11 11:08

2座目のモン・ラシーヌを目指す

5/11 11:39

モン・ラシーヌが近づく。
三角点のピラミッドが小さく見えている

5/11 12:08

Mont Racine モン・ラシーヌ山頂。
三角点のピラミッドは黒。

5/11 12:41

道を間違えた。
無理やり左の斜面を下りて正規ルートに合流する

5/11 13:22

木彫りアート1

5/11 13:23

木彫りアート2

5/11 13:30

今度はLes Tablettes レ・タブレットへ。

5/11 14:07

レ・タブレットより。
奥に見えるのはクリュ・デュ・ヴァン。ジュラ山脈の名スポット。

5/11 15:32

奥にヌーシャテル湖。

5/11 16:04

Noiraigue ノワレーグ駅に下山。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

weissmies

前日のシャスラルに続き、ジュラ・クレストトレイルのコース⑨ Vue-des-Alp ヴュー・デ・ザルプ～ Noiraigue ノワレーグを歩く。
ちなみに、シャスラルから続くコース⑧もあったが、主なピークMont d’Amin モン・ダマンには三角点のピラミッドが無いようなので今回はカットした。スノーシューコースがあるらしいので冬にまた行きたい。

St. Imer サン・ティマーのホテルで朝食を済ませ、7:30から開いていたコープで食料と水を補給。昨日は暑さを侮ったために水が足りなくなりかけたため、今日は2.5リットル用意した。

ラ・ショー・ド・フォーまで電車で移動し、バスに乗り換える。老若男女問わずハイカーが多く、バスは満席だった。
登山口となる峠・ヴュー・デ・ザルプには9:53に到着。大きな駐車場があり、既にたくさんのハイカーで賑わっていた。ヌーシャテル方面の眺めが良い。

多くの人と抜きつ抜かれつしながら、最初のピークであるテート・ド・ランに向かう。山頂直下が急登。今日の登りはほぼここで終わるようなものだ。

10:44 テート・ド・ランに登頂。
ヌーシャテル湖の展望が素晴らしい。東には昨日登ったシャスラルが見えた。ジュラの山々は山容の変化に乏しく山座同定が難しいが、シャスラルは巨大な電波塔が建っていることで容易に見分けられる。
小休止しているとマウンテンバイカーが続々と走っていった。

次のピークであるモン・ラシーヌは5kmほど離れているが、高低差はほとんどない。少し歩くとすぐに三角点のピラミッドが見えた。
広くなだらかな尾根にお花畑が広がっている。典型的なジュラ山脈のハイキングコースといった雰囲気。だが、遮る樹木がないので熱中症に注意が必要である。

11:53 モン・ラシーヌ登頂。
広い尾根の一端といった感じで、あまりピークという印象はない。三角点のピラミッドはやや小さめで色は黒。説明板は無かったが、過去の案内からみるにここも一等三角点だと思われる。
南西にはクリュ・デュ・ヴァンと思しき変わった断崖が見えた。
ゴールとなるノワレーグまで4:15の案内があった。主要ピークはもう登ってしまったが、先はまだまだ遠い。

引き続き広い草原を歩く。途中コース案内を見落としたらしく、気付いたら尾根を直進しすぎていた。一度西の谷に降りないといけないので、適当な斜面を無理やり下って合流する。

少し登り返し、しばらく行くと車道に出る。La Tourne ラ・トゥルヌという峠だ。牧場があり牛たちが草を食んでいた。
その向かいからまた山の中へ。

14:02 レ・タブレット登頂。
三角点らしき地図記号が登山道から外れたところにみられたが、残念ながら有刺鉄線でぐるりと囲われていて中には入れなかった。
南西の断崖に時々広くなった場所があり、ファミリーで昼食をとっているグループが多かった。ジュラの地層がよく見え、クリュ・デュ・ヴァンもかなり近い。断崖絶壁が円形劇場のようになっている。

この後はSolomontというピークもあったが、看板も展望も何もなくサラッと通過してしまった。ノワレーグまでは500mほどの下りで、だんだん鬱蒼としてくる。
特に見るものもなかったので、予定より一本早い電車に乗るべくダッシュで下山した。

16:05 ノワレーグ駅。
ノワレーグは小さい集落でスーパーも無いが、駅舎に小さな商店があった。電車を待つハイカーでそこそこ賑わっている。
16:25発の電車で帰路についた。


【感想】
ジュラ・クレストトレイルもこれで10コース目。
距離は22kmとまあまああるが、登り標高差が少ないため楽に歩けた。
今までのジュラ登山はほとんど人に会うことがなく黙々と歩いてきたが、今回からはシーズンに入ったためか登山客が多く、すれ違う人と話すのも楽しい。登山道に危険箇所はなく、楽しいトレーニング山行になった。
なお、下り口付近の壁にはヴィアフェラータのコースがあるらしい。今度はクリュ・デュ・ヴァンのついでに登ってみたいと思う。