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記録ID: 67894
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ハイキング
谷川・武尊

玉原湿原〜鹿俣山 ひぐらし大合唱

2010年06月12日(土) [日帰り]
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YAMA555 その他1人
GPS
04:45
距離
9.8km
登り
494m
下り
496m

コースタイム

コースタイム:4時間40分(休憩含む)
7:50ラベンダーパーク駐車場8:10→9:00登山口→玉原湿原9:05→三角点(長沢)9:35→ブナ地蔵10:00→11:20鹿俣山頂11:35→ラベンダーパーク駐車場12:50
天候 晴れ(霞がかってました)
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●駐車スペース
ラベンダーパーク駐車場は1500台収容です。
パークは6月26日オープンでまだまだ園内は準備段階でした。
オープンまではスキー場のお手洗いは利用できません。

●玉原湿原
スキー場の芝生を登っていくこと数分コースの左側に玉原湿原への道標があるので左折して森の中に入ります。

暫く歩くとコンクリートの道に出るので右折し道沿いに歩くと「ぶなのしみず」があり、数分で玉原湿原登山口に出ます。登山口には十二山宮という小さな祠?、右側には自然環境センターの建物があります。

湿原は木道が整備されており周遊できるようになっております。ブナ平へ直で行く水源コースと尼ヶ禿山へのコースがありますが、道標で言うと尼ヶ禿山へを選択して、暫く歩いた頃にでてくる道標でブナ平方面を選択して歩きました。※ヤマケイの「群馬県の山」9番を参考にしています。

若干の登りを過ぎると「三角点(長沢)」道標があります。さらに歩くと平坦なブナ平に到着。地名の通りブナ林の気持ちよいコースです。新緑の雰囲気は過ぎて大分色濃くなっていました。沼田の銘木百選、ブナ地蔵などがあります。

分岐を鹿俣山に取ると林が疎らになり登りが始まります。この辺からコシアブラの木が結構ありましたが、道沿いは収穫されてしまってる木が多かったです。
暫く登り上げるとスキーコースに到着。コースの脇を右に左に巻く登山道を歩きますが、このあたりからの展望が良いです。霞がかってましたが谷川岳が見えました。
暫く登り上げると再び樹林帯に入り展望はなくなり、山頂への登りになります。山頂は笹・木々に囲まれ展望はあまり期待しないでください。西方面のラベンダーパーク、玉原湖は見えました。裏側の武尊山も全貌は見れませんが一部見えます。隣の山なのでかなり大きいです。

下山はスキーパーク駐車場方面にとります。シャクナゲ群生地の道標付近は咲き残りの石楠花がありました。数週間前が見頃だったでしょうか。スキー場に出るまでの登山道にはコシアブラの木があちこちにありました。見える箇所は収穫されているケースが多くそれほど多くは取れませんでしたが、もう少し早く来ると良いでしょう。

スキーコースに出ると後はコース沿いに降るだけ。丁度ラベンダーを植え終わったと言う感じでした。肥料が多いのかタンポポが濃い黄色の花を咲かせていました。

●食事・温泉
迦葉山付近にあった最終トイレ地点隣の「玉原の宿みのや」にて冷やしうどん大盛(850円+300円)を頂きました。店の雰囲気、接客、味とも値段以上でかなり満足できます。
高速近くの「昭和の湯」まで降り汗を流しました(500円也)。
露天、サウナあります。
玉原ラベンダーパークの駐車場
玉原ラベンダーパークの駐車場
玉原看板
ひぐらしの抜け殻があちこちにありました
ひぐらしの抜け殻があちこちにありました
山頂付近にあった水場
カエルさんが可愛かった
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山頂付近にあった水場
カエルさんが可愛かった
玉原湿原の登山口
玉原湿原の登山口
湿原は木道が整備されています
湿原は木道が整備されています
思いのほか広くなかった玉原湿原
かなり乾いている感じでした
思いのほか広くなかった玉原湿原
かなり乾いている感じでした
湿原に咲いていた花
湿原に咲いていた花
ワタスゲが見頃でした
ワタスゲが見頃でした
岩を覆うように根を張っていました。
ここまでなるのにどのくらいの月日がしのばれます
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岩を覆うように根を張っていました。
ここまでなるのにどのくらいの月日がしのばれます
ブナ平は新緑の雰囲気より色が濃くなっていました。ひぐらし、単体だと涼しげな音色ですが大合唱でうるさいくらいでした。
ブナ平は新緑の雰囲気より色が濃くなっていました。ひぐらし、単体だと涼しげな音色ですが大合唱でうるさいくらいでした。
ブナ地蔵
ブナ平から鹿俣山にスキー場を登り始めます
西斜面の展望が得られます
この辺まで登るとひぐらしの合唱は遠ざかります
ブナ平から鹿俣山にスキー場を登り始めます
西斜面の展望が得られます
この辺まで登るとひぐらしの合唱は遠ざかります
山頂は木に笹が高く展望はほとんどありません
山頂は木に笹が高く展望はほとんどありません
東斜面の武尊山が一部見えました
東斜面の武尊山が一部見えました
山頂から南・西は展望があります
駐車場が見えます
山頂から南・西は展望があります
駐車場が見えます
山頂直下のシャクナゲ群生地では、見頃を過ぎたシャクナゲが咲いていました
山頂直下のシャクナゲ群生地では、見頃を過ぎたシャクナゲが咲いていました
こちらも見頃を過ぎたツツジの残り花です
こちらも見頃を過ぎたツツジの残り花です
スキー場まで降りてきました
スキー場まで降りてきました
霞がかってましたが谷川岳が薄っすら遠望できました。雪は大分なくなってます。
霞がかってましたが谷川岳が薄っすら遠望できました。雪は大分なくなってます。
ラベンダーパークの苗
ラベンダーパークの苗
オープンは6月下旬。
まだまだ先です
オープンは6月下旬。
まだまだ先です
駐車場から見えた左が鹿俣山?と右が武尊山
駐車場から見えた左が鹿俣山?と右が武尊山
下山後少し車で降って迦葉山登山口付近にある最終トイレの隣の宿みのやで食べたうどん大盛(1150円)
下山後少し車で降って迦葉山登山口付近にある最終トイレの隣の宿みのやで食べたうどん大盛(1150円)

感想

先週ガッツリ山に登ったので今週は軽いハイキングと考え玉原湿原歩きを決定。

ラベンダーパークオープン前なのでほとんど人はいないが、パーク〜湿原〜ブナ平はひぐらしの大合唱で静かとは言いがたい。ひぐらしの鳴き声は単体だと静けさが引き立つ気持ちの良いものだが…。
湿原に到着するまでのルートではひぐらしの抜け殻が木に多数見受けられた。

玉原湿原は思っていた以上に狭く、乾燥し湿原よりは草原と言うに相応しい雰囲気。水芭蕉は既に終わっていたが、ワタスゲが丁度見頃だった。

かなり暑い日差しだったがブナ平では適度に日を通し涼しく気持ちが良い。大分色が濃くなり春から夏に変わってきた雰囲気だった。

山頂に到着すると思いのほか展望がなく残念だったが、ギリギリ裏の武尊山を見ることができた。雪はほとんどなく沖武尊の出っ張りが一際目立った。

スキーパークへの下山ルートにはコシアブラの木が随所に見受けられた。山菜を探しながら歩くのも楽しいものだ。既に多くが摘まれているが、芽を残しながらも自分が食べる分くらいは収穫が出来た。もう少し早い時期に登るとたくさん収穫できるだろう。タラの木も道中結構あったが、こちらはほとんど摘まれていて収穫はなかった。

山菜山行のできるこの季節も関東近辺ではそろそろ終わり。今年も美味しくいただけました。今週あたりから梅雨入りするようなので十分自然を満喫できた1日だった。

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