腰に負担掛けぬよう、ゆっくり富士ノ塔山

2024年05月12日(日) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 11.7km
• 登り: 704m
• 下り: 624m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:21

10:13 安茂里小学校前スタート
12:51 13:04 富士ノ塔山
14:34 安茂里 杏花台団地 山の神ゴール地点

天候

薄曇り　その後に軽い降雨あり

コース状況／危険箇所等

登り初めは脆くザレた裾花凝灰岩地層のため、滑りやすい。下りは注意しよう。

写真

5/12 11:01

遊歩道のある小学校って素敵！ついでですので古墳遊歩道を歩きます。

5/12 11:01

急な舗装路歩くより良いでしょ？（ヤマレコ的にも）難点はこの時期は蜘蛛や毛虫の、、、。

5/12 11:03

月日は流れ、成長した木々により展望はゼロとなっとります。

5/12 11:05

小さいながらも立派な円墳です。

5/12 11:06

さてさて、今日の登山口となる志奈埜市（しなのいち）神社に着きました。今回は中央の茶色い倉裏から登ります。

5/12 11:13

いきなり廃道寸前の荒れ模様！と思ったら作業道でした。本道はも少し西側にありますが、踏み跡が「濃い」ので迷いやすい。

5/12 11:29

メインの登山道は脆く崩れやすい裾花凝灰岩上にあるため、ザレてとても滑りやすい。「展望台」直下までお助けロープがある。

5/12 11:33

展望台と言われる場所よりもう少し山側に進んだ方が展望は良い。白い露頭が裾花凝灰岩。研磨剤や加工しやすいので地元を中心に石塀などに利用されてきた。真ん中の飛び出た山は吉窪城山。

5/12 11:36

ヤマツツジやカメノキの花は盛りを過ぎてしまいました。

5/12 11:44

朝ご飯を食べずに飛び出してきたので序盤でシャリバテる。対策は久々登場のポールによる4輪駆動！　ポール錆びてた（汗）

5/12 11:59

ここからはマウンテンバイクも走れるほどの緩い山道となります。

5/12 12:03

伐採林。この次に植えられる杉苗は「花粉が飛びにくい種類」になるそうですね。

5/12 12:04

リフト、って知らなかった。調べたら1978年から1989年までほぼ長野県限定で販売されていたコカ・コーラ社の製品だとか。

5/12 12:08

おぉ！高速道路に出たっ！と思ったらこの場所が終点だと。小市（こいち　地籍名称）からの上がってくる作業林道です。

5/12 12:12

ここからも、登り初めのような急な登りは無いけど、雲とか毛虫とか、、のな〜。嫌だよな〜。

5/12 12:35

この道は終始ほぼ展望は無い。ときおり生い茂った木々の合間から見える程度。（見えているのは犀川に掛かる長野大橋（国道18号線））

5/12 12:44

富士ノ塔山山頂直下にある使われなくなったNTT関連施設に出る　なんか勿体ないなぁ。

5/12 12:45

左の階段から下りてきました。関連施設、昔は施錠されてたんだけど（5年ぐらい前までだったかな？）今、全開だねー。

5/12 12:45

右の車道通っても山頂に行けるけど左の階段を行く。雪が積もる時期、怖いんだよねこの階段。

5/12 12:50

標高も1000mに近づくと白樺も自生している、、ってここ住んでる町内なんだよな。なんか凄いなぁ、やっぱ山なんだなぁ。

5/12 12:54

はい、富士ノ塔山に着きました。1500年代は上杉方のノロシ砦でした。なんかポツポツと雨も当たってきた。写真左右に見えるのが展望台です。

5/12 12:55

山頂展望台からまず戸隠＆飯縄山。ほんとご無沙汰してます。

5/12 12:55

少なくなってきたとはいえ高妻山の雪田はまだ残ってますね。今年も登りに行こうか、、、、な？

5/12 12:55

はい、飯縄山。来月6月2日は飯縄山おとなりの霊仙寺山の開山祭ですー。

5/12 12:56

反対側の根子岳・四阿山から鏡台、五里ヶ峯へ伸びるイチゴ山脈方面。

5/12 12:56

浅間山北壁の残雪もうっすらと見えますね。

5/12 12:56

八ヶ岳の山々や美ヶ原の高い部分は雲に隠れてしまいました。

5/12 12:56

聖山方面。手前の茶臼山方面にはここ20年ほど行っていないなぁ。今度ふらっと動物園に行ってみようかなー。（茶臼山の動物園には一度も行った事が無い＞有料だから）

5/12 12:58

フカしまくりの1000m展望台。TV業界で「フカす」とは「厚みを出す」とか「浮かせる」という意味があります。「この文字、1寸5分ほどフカして」という風に使う。

5/12 12:58

やんないけど、この円盤の上に乗ってはじめて1000mじゃないのかな？と毎回疑問に思うワタクシ。

5/12 13:03

さーて雨が強くなってきたので予定ルートを端折り、舗装された林道を歩き帰ります！ご飯持ってきていれば東屋でゆっくり…も有りだけど。

5/12 13:07

コロナ禍で山に行けずあれこれ座り仕事が多かったせいで体重（筋肉）落ちてしまいました。体力も激減しちゃった。

5/12 13:11

志賀高原（横手山・渋峠）も雪が少ないね。昔はGW過ぎてもスキー場やっていたよね。私もよく営業時間過ぎてからスノーボード担ぎ上げて滑ってた（その頃、志賀ではスノボ禁止だった）

5/12 13:30

安茂里小学校の学習林まで来ました。

5/12 13:29

目の前の犀沢には見事な藤の花が咲く。林業関係者によると山に手が入らなくなると藤が広がってしまうのだとか。

5/12 13:33

雲雀（ひばり）山直下の沼地ではカエルの合唱が始まってます。雨も少し強くなってきた（汗）

5/12 13:45

予定ではここから三笠山稜線にのり安茂里西河原地区に降り、デリシア（松本電鉄系スーパー）でビール買って帰る予定でしたが雨が強くなったので先に進みます。

5/12 13:47

・・・と思ったけど、旭山まで行き平柴（ひらしば）地区に下るより、三笠直下を巻いて杏花台（きょうかだい）地区に下った方が家が近いので山道だけどこっちから帰る事にしました。（この道、通勤にも使う時がある(笑)）

5/12 14:09

古いアサヒビールの缶。ゴールドアサヒだったかアサヒゴールドだったか、、、1970年頃のデザイン。ビール飲みたい。

5/12 14:17

はい、杏花台トップの山の神に出ました。今日もありがとうございます。

5/12 14:18

さてお家まで自由降下で帰りましょう。さっと選択してお昼ご飯食べてお仕事ですー！

感想

POYON あきら

寝ても起きてても痛すぎる坐骨神経痛
数年前の時より百倍楽だけど治癒には筋力アップしかない！
（私はブロック注射がとても効き難い）
ので、ユックリ歩いても他の登山者に迷惑が掛からない
人が少ない山、かつ少しだけ負荷をかけやすい斜面
そして午後は仕事なのでサッっと帰れるところって事で
久し振りに「富士ノ塔山」に行ってきました。

松ヶ丘小学校裏から登るルートは記憶をたどっても
ここ30年行っていない。久し振りって事は道なんか
覚えていないからイキナリ「ほぼヤブ」の作業道に入り込み
「あれ？こんなんだったっけ？」と思う。
そう、決して嫌じゃない(笑) 逆に本道に合流したら
裾花凝灰岩のザレ道でこっちの方がシンドイ（ホントに）

木々の合間から景色を撮っていたら数mとなりに
すーっと大きいカモシカが来て俺も彼（たぶん）ビックリ！
彼（彼女かも？カモシカはどっちも角がある）は
人間だったら落ちて死ぬ！ような沢をズバーッと駆け下りていった。
数十m下でこっちを見上げている。
「よし、次はお前の番だ！」、、、って？
いや無理ですから。

松ヶ丘小学校直上のいわゆる「展望台」を過ぎると
斜度も緩やかになりザレた土も無くなり山頂まで歩きやすい道が続く。
けどクモの巣や毛虫の糸が沢山行く手を塞ぐので
トレッキングポールを出してぶんぶん振り回して歩く事にした。

久し振りに引っ張り出した夏用のトレッキングポールは
ロック部分が錆びてしまい伸ばして固定するボタンが出てこなく
なってしまった。急遽、山ん中でポール分解して木の枝と
石で錆を削ったり叩いたり、、。

数年振りの富士ノ塔山頂。
ここは対武田軍の為、上杉方の小田切さんが作ったノロシ砦跡。
1500年代の頃。
富士ノ塔山っていうけど標高的に富士山は見えない。
「富士山っぽい姿しているから」が名の由来らしい。
肝心の富士山は鏡台山にケラれている（隠れている）

さて大したお昼ご飯も持ってきていないし、雨も降ってきたので
サッサと下山。予定じゃ三笠山−西河原地区経由、デリシア（スーパー）
行き、ビール買って帰る予定だったけど雨が強くなってきたので
寄り道せずに舗装された林道を歩いて帰る事にした。

今日は暑くもなく寒くもなく。
登山中に出会う人もゼロ。てくてく気ままなリハビリウォーク。
腰の痛みは直ぐに治らないけど、なるべく沢山歩いて
少しずつ筋力を戻していこうと思ってマス。

コメント

ドロンコ

こんばんは。
裾花西側は手軽にさっと行けるお山が連なるのですが
ハイカー少ないですね。
カモシカもいるって　驚きです
ビールやジュースの感がレトロすぎます
（私も　ＬＩＦＴ　は記憶にないです🙄）

POYON あきら

ドロンコさん　こんにちは！
私も最初、ファンタの初期缶かと思ったんですが
腰を下ろして（坐骨神経痛持ちには勇気いる行動）しっかり見ても
「 LIFT」で、これなんだろ？って山ん中でGoogle検索（便利な時代だ）
旭山山塊にニホンジカの集団がいるのはその群れと遭遇して知っているのですが
カモシカは私も初めてです。千曲川東岸山域に多いのは知っていますが
旭山山塊で見たのは初めてで驚きました。（逃げるまで10数秒、お互いフリーズして見つめ合いました）