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Yamareco

記録ID: 679542
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ハイキング
尾瀬・奥利根

ニッコウキスゲ満開の尾瀬ヶ原・尾瀬沼周回

2015年07月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.9km
登り
415m
下り
580m

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
0:40
合計
7:20
5:50
50
6:40
6:40
40
7:20
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20
7:40
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8:00
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8:30
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8:50
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9:10
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11:20
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12:10
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12:30
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20
12:50
12:50
20
天候 曇り(時々ぱらっと小雨)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
・戸倉駐車場は5時現在で第1P満車で第2Pへ誘導。第2Pは5割程度
 (大清水は、第3Pまで埋まっていたようです)
・一の瀬休憩所→大清水までは低公害車利用(所要12分程度、集まり次第出発)
・大清水→戸倉:路線バス利用(戸倉駐車場までの客がほとんど。座席全部埋まる程度の乗車率)
コース状況/
危険箇所等
・指導標がたくさんあり、迷い箇所なし
・木道はスリッピーなので注意が必要(転倒者、悲鳴を散見しました)
その他周辺情報 ・3連休で大賑わい(混雑)
・ニッコウキスゲは今週が見頃のようです。(行程のうち、大江湿原が一番見栄えがしました)
おはようございます。天候が気になりますが、何とか雨が降らない状況です。たくさんの人でにぎわっています。
おはようございます。天候が気になりますが、何とか雨が降らない状況です。たくさんの人でにぎわっています。
うーん。至仏山は雲の中。
うーん。至仏山は雲の中。
シャクナゲが咲いていました。
シャクナゲが咲いていました。
水芭蕉も巨大化しておりました。
水芭蕉も巨大化しておりました。
50分ほどの下りの中で、よく見ればいろいろなお花が咲いています。
50分ほどの下りの中で、よく見ればいろいろなお花が咲いています。
ヤマオダマキ
川上川。暑ければ水浴びしたいくらいきれいな川です。
川上川。暑ければ水浴びしたいくらいきれいな川です。
山ノ鼻VC。今日もお目にかかれました。
山ノ鼻VC。今日もお目にかかれました。
植物見本園に立ち寄ります。
植物見本園に立ち寄ります。
今日最初のニッコウキスゲ。美しい…
今日最初のニッコウキスゲ。美しい…
トキソウ?
深く雲が立ち込めていますが、たくさんの方が至仏山を目指していきます。
深く雲が立ち込めていますが、たくさんの方が至仏山を目指していきます。
スイレン科オゼコウホネが浮かんでいます。
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スイレン科オゼコウホネが浮かんでいます。
コバイケイソウ
ノアザミ。至る所で群生していました。
1
ノアザミ。至る所で群生していました。
カキツバタ(アヤメに似ているけれど、花びらに1本の白いスジが入るところで判別するらしい)
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カキツバタ(アヤメに似ているけれど、花びらに1本の白いスジが入るところで判別するらしい)
山ノ鼻(奥がVC、手前は山荘)
山ノ鼻(奥がVC、手前は山荘)
ミズチドリ
晴れていれば…ね。
晴れていれば…ね。
至仏山は、相変わらず、どよよーーーんです。
至仏山は、相変わらず、どよよーーーんです。
オゼコウホネの群生
オゼコウホネの群生
牛首分岐。尾瀬ヶ原は各所に休憩スペースがあるので助かります。
牛首分岐。尾瀬ヶ原は各所に休憩スペースがあるので助かります。
写真に良く出てくる「水芭蕉+至仏山」の撮影ポイントからの1枚。至仏山が写れば最高・・・
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写真に良く出てくる「水芭蕉+至仏山」の撮影ポイントからの1枚。至仏山が写れば最高・・・
竜宮小屋手間で休憩しました。
竜宮小屋手間で休憩しました。
沼尻川を横断。斜めっています…。
沼尻川を横断。斜めっています…。
下田代湿原。人の数もぐっと減ってきました。静かな木道歩きです。
下田代湿原。人の数もぐっと減ってきました。静かな木道歩きです。
リュウキンカ
モミジカラマツ(おそらく)
モミジカラマツ(おそらく)
見晴十字路。小屋がいくつもあります。
見晴十字路。小屋がいくつもあります。
弥四郎清水。冷たくでおいしそう!
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弥四郎清水。冷たくでおいしそう!
朽ちてはいるが、ありがたいです。
朽ちてはいるが、ありがたいです。
スリッピーな木道はゆっくりと。それでも数回滑りました。
スリッピーな木道はゆっくりと。それでも数回滑りました。
燧ヶ岳方面の見晴新道は閉鎖中。
燧ヶ岳方面の見晴新道は閉鎖中。
ゴゼンタチバナ
やっとピークへ。標準CT2:25のところ、1:30で通過できました。
やっとピークへ。標準CT2:25のところ、1:30で通過できました。
ラスト水芭蕉かな…白砂峠付近で発見。
ラスト水芭蕉かな…白砂峠付近で発見。
白砂田代湿原に到着しました。まずはコバイケイソウ群生のお出迎えです。
白砂田代湿原に到着しました。まずはコバイケイソウ群生のお出迎えです。
モウセンゴケ。実物はとても小さいけれど特徴的。
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モウセンゴケ。実物はとても小さいけれど特徴的。
ワタスゲも最盛期を過ぎましたがちょっとだけ残っていました。
ワタスゲも最盛期を過ぎましたがちょっとだけ残っていました。
やっと、沼尻に到着。
やっと、沼尻に到着。
沼尻から尾瀬沼VC方面をのぞむ。
沼尻から尾瀬沼VC方面をのぞむ。
沼尻休憩所。あまりの人の多さに休憩場所がなく、スルーしました。
沼尻休憩所。あまりの人の多さに休憩場所がなく、スルーしました。
沼尻平の湿原にもたくさんのお花が咲いていました。
沼尻平の湿原にもたくさんのお花が咲いていました。
沼尻〜尾瀬沼VCまでの木道。標高差もなく、快適なルートです。
沼尻〜尾瀬沼VCまでの木道。標高差もなく、快適なルートです。
大江湿原です。たくさんのニッコウキスゲがお出迎えです。
大江湿原です。たくさんのニッコウキスゲがお出迎えです。
周回するか迷ったけれど、ここまで来てやはり正解だった。
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周回するか迷ったけれど、ここまで来てやはり正解だった。
どれだけ撮影しても物足らない…
2
どれだけ撮影しても物足らない…
この美しさはずっと残してほしい。
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この美しさはずっと残してほしい。
尾瀬沼VC。ぱらっと来た後なので、ちょっと人が少なく見えますが、団体さんも多数あり、大賑わいでした。
尾瀬沼VC。ぱらっと来た後なので、ちょっと人が少なく見えますが、団体さんも多数あり、大賑わいでした。
今日の昼食。マイタケうどん。見栄えを良くするために万能ねぎを投入しました。うまい!(でもすぐに喉が渇いた)
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今日の昼食。マイタケうどん。見栄えを良くするために万能ねぎを投入しました。うまい!(でもすぐに喉が渇いた)
唯一見た、ハクサンチドリ。
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唯一見た、ハクサンチドリ。
沼尻方面を眺める。
沼尻方面を眺める。
3車線かな?この手前区間は泥濘地獄でした…
3車線かな?この手前区間は泥濘地獄でした…
三平峠です。ここから先は下りが続きます。
三平峠です。ここから先は下りが続きます。
ギンリョウソウ
岩清水。冷たくておいしい!
岩清水。冷たくておいしい!
一の瀬入口
一の瀬休憩所に戻りました。ここから先は文明の利器を活用して大清水までワープします。(歩いていく方もたくさんいました)
一の瀬休憩所に戻りました。ここから先は文明の利器を活用して大清水までワープします。(歩いていく方もたくさんいました)

感想

 台風11号の影響で、ずっと前から計画していた白馬岳縦走を延期せざるを得なくなり、めまぐるしく変わる天気予報とにらめっこした結果、ニッコウキスゲとたくさんのお花にめぐり会えそうな尾瀬に行くことにしました。
 「3連休+ニッコウキスゲ+身近なハイキングコース」の組み合わせからすれば混雑は覚悟しましたが、想定したほどの混雑ではありませんでした。
 
●コース設定
 標高差がないことを活かし(400メートル以下)、クルマの駐車・登山口までの交通の便を考慮(戸倉〜大清水までは、朝一番ののバスが8時台しかない)し、鳩待峠始点→大清水終点の反時計回りとしました。(歩行距離20km強)
 但し、大清水〜戸倉Pまではバスの本数が少ないので、これに律速して時間計算をしておく必要がありました。(なにせ、日帰りですので)

●鳩待峠〜山ノ鼻
 たくさんの人が列をなして下っていました。(この時間帯は登りの方がほとんどいないとはいえ、時折、パーティーやツアーの方が横並びで歩くのを散見しました・・・うーんですね)
 時間があるので、植物見本園を周回し、ニッコウキスゲやカキツバタ、アザミ、トキソウなど、たくさんのお花に会えました)

●山ノ鼻〜竜宮小屋
 連休中でたくさんの人が往来していましたが、撮影渋滞もなく(天候が悪くて逆さ燧ケ岳、至仏山の遠景・・・は撮影に至らず)、ほぼCTどおりに歩けました。
 途中、水芭蕉+至仏山の代表的な撮影ポイントがありますが、今のシーズンはニッコウキスゲが群生しており、皆さん、撮影していました。

●竜宮小屋〜見晴十字路
 このコースはハイカーもぐっと少なくなり(どの登山口からも一番遠いからでしょうか)、静かな木道歩きが楽しめます。タテヤマリンドウ、コバイケイソウ、キンコウカ、ミズチドリ・・・が咲いていました。

●見晴十字路〜沼尻
 今回のコースの中では登山道らしい印象の強い行程で、木道(とてもスリッピー)、イワイワ(でも歩き易い)、泥濘(随所)がありましたが、途中、たくさんのお花に巡り会うことのできる場所でした。
 今にも泣き出しそうな空でしたが、往来の人の姿も見え、老若男女(尾瀬は意外と平均年齢高い?)、皆さんそれぞれのペースで歩いていました。
 30分程度の岩場の登りが続くと、白砂峠ピークを迎え、その後は白砂湿原まで下りますが、途中で水芭蕉にも出会えました。
 白砂湿原はうっそうとした峠越えから一転、視界が開け、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、モウセンゴケ(はじめてみました)等がありました。

●沼尻〜尾瀬沼VC
 休憩ポイントの沼尻休憩所は人であふれかえっており、休憩スペースが確保できず、泣く泣くそのまま歩行を続けました(ここまでまともな休憩なし)。途中、浅湖湿原でのお花たちも素敵でした。
 この行程のラストでお目にかかれるのが、大江湿原のニッコウキスゲです。
 尾瀬ヶ原→尾瀬沼周回は、見晴分岐において、天候と体力を勘案して山ノ鼻に戻るか否か、最後まで悩みましたが、結果として尾瀬沼周回は正解で、期待していた大江湿原のたくさんのニッコウキスゲに会えることができました。
 惜しむらくは撮影ポイントを間違えたこと。沼山峠口から尾瀬沼方面を撮影したほうが黄色に埋め尽くされた風景が撮影できるようです(疲れていたので、沼山口方面のニッコウキスゲ群生には足を運びませんでした)。
 尾瀬沼VCは休憩スペースもままならないほどの大混雑でした。

●尾瀬沼VC〜一ノ瀬休憩所
 尾瀬沼VC〜尾瀬沼山荘までは、よく整備された木道(三車線?)と泥濘地獄の行程(木の上はすべるので、埋まっている石の上の歩くのが良い)が特徴的です。
 三平峠越えは、スリップしがちな木道と比較的急な土の道に気をつけながら歩きました。途中の岩清水は冷たくておいしい水でした。
 一ノ瀬休憩所から大清水間は、文明の利器を利用し、今年から定期運行が開始となった低公害車に乗り、ラクチンをしてしまいました(思ったほど乗る方が多くなかったのが幸いで、順番待ちであれば歩く覚悟でいました)。

 天候には恵まれませんでした(但し、カッパをきるまではいたらず)が、これでも1.5リットル近くの水分を摂取しましたので、ピーカンだったら体力消耗も激しかったかもしれません。
 期待通り、たくさんのお花にめぐり会うことができ、収穫の多い山行でした。

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