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Yamareco

記録ID: 679819
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

【200】白砂山(野反湖から地蔵山、堂岩山経由で往復)

2015年07月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
11.9km
登り
1,120m
下り
1,111m

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:26
合計
8:30
8:37
12
8:49
9:02
29
9:31
9:31
24
9:55
9:55
51
10:46
10:46
35
11:21
11:21
28
11:49
11:49
16
12:05
12:05
49
12:54
13:43
34
14:17
14:17
19
14:36
14:36
23
14:59
14:59
21
15:20
15:44
36
堂岩の泊場(水場往復)
16:20
16:20
15
16:35
16:35
15
16:50
16:50
17
17:07
野反湖登山口
■所要時間:8時間30分
■歩行時間:461分(小休止を含む。昼食休憩を除く。)標準CT(439分)の1.05倍。
■距離:13.1km(現地のキロ表示で往復12.8km。水場往復0.3kmを含む。)
■累積標高差:+-1190m
■行程量:61.9P(35.95EK)(★★★)
■ラップタイム:7.45分/P(マイペース登高能力:+302m/h、ランク検
(標準CT:7.09分/P、+317m/h)
■エネルギー定数:30.37(ルート定数:29.71)
■山のグレーデイング:3B
■消費カロリー:30.37*(78.0+(11.4+7.8)/2)=2,660kcal
※各種指標の説明は、プロフィールに書いています。
天候 晴れのち曇り、夕方小雨
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野反湖駐車場に駐車(約50台駐車可能)
コース状況/
危険箇所等
●アップダウンの多いコースです。
●堂岩山から白砂山にかけては、樹林帯から抜けるため、天気の良い日は炎天下になることもあります。
●ハンノ木沢にかかる木橋が増水で流されて横倒しになっていたため、靴を脱いで渡渉しました。戻って来た時には、橋が復旧していました。

*******不安全事案*******
⬛概要
夏の炎天下の登りで水の消費量が急激に増えたこと。事前に水を凍らしていなかったために,余計に消費量が多くなったこと。昨年の7月にも白毛門で同じ失敗をしていました。今回は,幸い,下山途中に水場があり補給ができました。
⬛対策
 この失敗を繰り返さないためには,もっと多くの水を持って行くこと,少ない水消費でも耐えられるように体重を減らし体力をつけること,あるいは山行前日に冷蔵庫のフリーザーを空けてくれるように家族の協力を取り付けること。コンビニで凍らせたペットボトル飲料を追加で買うことです。
その他周辺情報 バーデ六合という温泉医療施設で入浴しました。大人400円。 http://www.nakanojo-kanko.jp/onsen/bade.shtml
野反湖登山口の駐車場
野反湖登山口の駐車場
白砂山への登山口。登山届は野反湖ヒュッテに出すことになっていますが、後で調べたらダムの向こう側にありました。駐車場のレストハウスには登山届を出す場所はありませんでした。トイレの横に、スマホで届ができるチラシが置いてありました。
白砂山への登山口。登山届は野反湖ヒュッテに出すことになっていますが、後で調べたらダムの向こう側にありました。駐車場のレストハウスには登山届を出す場所はありませんでした。トイレの横に、スマホで届ができるチラシが置いてありました。
距離表示の説明がされています。白砂山まで6.4kmあります。
距離表示の説明がされています。白砂山まで6.4kmあります。
今日の最初の花は上州オニアザミです。
今日の最初の花は上州オニアザミです。
ハンノ木沢で見つけたサンショウウオ
2
ハンノ木沢で見つけたサンショウウオ
渡渉します。水が冷たい。
1
渡渉します。水が冷たい。
渡り終えた所。橋が流されて横倒しになっています。この後すぐに、復旧作業が行われたとのこと。
渡り終えた所。橋が流されて横倒しになっています。この後すぐに、復旧作業が行われたとのこと。
地蔵峠への登り道。長野県栄村の切明に抜ける昔からの道。
地蔵峠への登り道。長野県栄村の切明に抜ける昔からの道。
ハナニガナ
地蔵峠に到着しました。
地蔵峠に到着しました。
地蔵峠から10mほど入った所に、お地蔵さんが鎮座されていました。
地蔵峠から10mほど入った所に、お地蔵さんが鎮座されていました。
尾根の稜線から見える、中尾根の頭。
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尾根の稜線から見える、中尾根の頭。
シラビソ尾根と名付けられた尾根を進みます。
シラビソ尾根と名付けられた尾根を進みます。
周りはダケカンバの林でした。
周りはダケカンバの林でした。
林の中を進みます。
林の中を進みます。
シラビソ林。
コケが綺麗に生えています。
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コケが綺麗に生えています。
ゴゼンタチバナ
堂岩の泊場。水場の表示があります。
堂岩の泊場。水場の表示があります。
野反湖を振り返ります。向うに見えるのは浅間山。
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野反湖を振り返ります。向うに見えるのは浅間山。
堂岩の泊場から堂岩山まであと0.7km、30分ちょっと。
堂岩の泊場から堂岩山まであと0.7km、30分ちょっと。
堂岩山(2051m)の山頂。
堂岩山(2051m)の山頂。
白砂山が見えてきました。
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白砂山が見えてきました。
この先、アップダウンのある稜線が続きます。
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この先、アップダウンのある稜線が続きます。
八間山方面の分岐
八間山方面の分岐
コバイケイソウ
鞍部にある水たまり。
鞍部にある水たまり。
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
こちらの山は佐武流山。
こちらの山は佐武流山。
白砂山への稜線を歩きます。この先アップダウンがあります。
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白砂山への稜線を歩きます。この先アップダウンがあります。
コメツツジ
最初のピーク。猟師の頭(2042m)。
最初のピーク。猟師の頭(2042m)。
白砂山が近づいてきますが、まだ遠い。
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白砂山が近づいてきますが、まだ遠い。
ノゾリキスゲ
ちょうど花盛り
最低鞍部(1965m)から見上げた白砂山。
最低鞍部(1965m)から見上げた白砂山。
ハクサンフウロ
ノゾリキスゲの群落
ノゾリキスゲの群落
ウツボグサ?
ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ
コオニユリ
カラマツソウ
かわいい花です。
かわいい花です。
登りにあえいでいます。それにしても日差しがきつい。
登りにあえいでいます。それにしても日差しがきつい。
キリンソウ
白砂山の山頂に到着。深田クラブの200名山の一つ。
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白砂山の山頂に到着。深田クラブの200名山の一つ。
東の稜線。右は群馬県。左は新潟県。
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東の稜線。右は群馬県。左は新潟県。
群馬県側の斜面。木が生えていません。
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群馬県側の斜面。木が生えていません。
西の方向。草津白根山と、遠くに四阿山。
西の方向。草津白根山と、遠くに四阿山。
今日のお昼。先週に続き,カップヌードルとおにぎり。
今日のお昼。先週に続き,カップヌードルとおにぎり。
下山を開始。稜線を戻ります。
下山を開始。稜線を戻ります。
コバイケイソウのお花畑。
コバイケイソウのお花畑。
一面に咲いていました。
一面に咲いていました。
ウツボグサ?
キスゲ畑
ふたつ揃って咲いていました。
ふたつ揃って咲いていました。
小ピークへの登り返し。
小ピークへの登り返し。
金沢レリーフ
猟師の頭への登り返し。ここもきつい。
猟師の頭への登り返し。ここもきつい。
猟師の頭に戻ってきました。
猟師の頭に戻ってきました。
長野県側の山々。
長野県側の山々。
ガスが出てきました。
ガスが出てきました。
八間山への分岐。時間オーバーで八間山には行かずに地蔵峠方面に戻ります。
八間山への分岐。時間オーバーで八間山には行かずに地蔵峠方面に戻ります。
もう一度、堂岩山。
もう一度、堂岩山。
堂岩の泊場で休憩。さっそく水場に直行。
堂岩の泊場で休憩。さっそく水場に直行。
150mほど進んだところに、谷川が流れていました。
150mほど進んだところに、谷川が流れていました。
堂岩の泊場から地蔵峠に向かいます。登り返しもあり。
堂岩の泊場から地蔵峠に向かいます。登り返しもあり。
シラビソ尾根の標識に戻ってきました。
シラビソ尾根の標識に戻ってきました。
地蔵峠に戻ってきました。小雨がぱらついてきました。
地蔵峠に戻ってきました。小雨がぱらついてきました。
ハンノキ沢に下りてきました。橋が復旧していました。雨が本降りになってきていましたが,靴を脱いで徒渉せずに済みました。
ハンノキ沢に下りてきました。橋が復旧していました。雨が本降りになってきていましたが,靴を脱いで徒渉せずに済みました。
野反湖の駐車場が見えてきました。
野反湖の駐車場が見えてきました。
時間が遅くなりましたが、野反湖登山口に下山しました。
時間が遅くなりましたが、野反湖登山口に下山しました。
まわりにノゾリキスゲが咲いています。
まわりにノゾリキスゲが咲いています。
帰りの車窓から撮影。
帰りの車窓から撮影。

装備

個人装備
ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池(単3単4) 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 スパッツ タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 応急ギブス 救急用手袋 ストック2本 ライター1本 地図 地図コピー シルバコンパス 筆記具 アーミーナイフ テイシュペーパー Ag+入りの汗取りシート スポーツ飲料ペットボトル(2L) SOURCEハイドレーションチューブ お茶ペットボトル(0.5L) 非常用水ペットボトル(0.5L) ゼリー飲料(180g)4袋 テルモス(お湯0.5L) 非常食(カロリーメイト・コンデンスミルク) おにぎり2個 カップラーメン 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 予備バッテリー 飴4種(ブドウ糖- 塩飴- クエン酸- NCAA)

感想

 群馬、新潟、長野の3県の県境にある白砂山に登りました。
 白砂山の麓の野反湖は、ノゾリキスゲの群生地で、見頃を迎えていました。

 野反湖ダムの近くにある駐車場を起点として、当初の計画では、白砂山に登った後、八間山を回って駐車場に戻るつもりでしたが、日差しと暑さにバテて時間がかかり、来た道を戻りました。

 駐車場を出発してすぐにハンノ木沢がありましたが、木の橋が流されていたため、靴を脱いで素足で渡渉しました。夏でも水が冷たかったです。(この後、橋の復旧作業が行われ、戻って来た時には復旧していました。)

 堂岩山までは、多少のアップダウンを繰り返しながら登って行きました。周りがダケカンバやシラビソの林でおおわれていたため、日差しを遮ってくれました。

 堂岩山の山頂からは、行く手に白砂山が大きく見えました。手前の稜線に2つピークがあり、ピークを越えたあとは、白砂山への最後の登りが続いていました。森林限界を越え、日差しを遮る林は一部しかなく、白砂山への登りでは暑さに参って、5歩進んでは止まりながら登りました。

 白砂山の頂上には13時前の遅い到着となりました。ほとんどの方々は先に下山されていて、頂上には1組の夫婦がおられ、その夫婦が下山された後、最後に夫婦連れが1組登って来られただけでした。風はさわやかでしたが日差しのきつい頂上でした。

 この調子で帰りに八間山に立ち寄れば下山が18時を回るのは確実で、ハンノ木沢でもう一度渡渉するのを覚悟して,来た道を戻ることにしました。

 下山もアップダウンの登り返しでしたが、日が少し陰ってきたのが救いでした。ゆっくりのペースで戻りました。

 堂岩山の泊場で休憩して、水場に水を汲みに行きました。この時に残っていた水は、ケガした時のための非常用水0.5L、ゼリー飲料180g1袋と,カップラーメンの残りのお湯0.2Lだけでした。水場で顔を洗って生気を取り戻し、水を2Lのペットボトルに半分汲みました。

 その後も登り返しはありましたが大したことはなく、ペースを速めて下山しました。16時半頃から雨がパラつき出し、ハンノ木沢に着く頃には本降りになりかけていました。橋が修理されて復旧していたのには驚きました。おかげで雨の中を渡渉せずに済みました。

 駐車場到着は17時を回りました。駐車場ではLINEがつながったので、すぐに妻に下山報告しました。
 なお、ヤマレコの下山連絡システムでの妻あて下山報告は、車で帰る途中の20時前に、群馬県内の国道沿いのコンビニの駐車場から行いました。これをやっておかないと、ヤマレコを見ている方にはご心配をかけてしまいます。
 
 朝の4時半に家を出て、夜の23時前に家に帰りました。前夜は家で寝ているので、帰りの車の運転中に眠気に襲われることはありませんでしたが、家に到着して、荷物を片づけたら、あとはバタン・キューでした。

 

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