記録ID: 6799025
全員に公開
アルパインクライミング
奥秩父
乾徳山 旗立岩中央稜〜第一岩稜
2024年05月12日(日) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 08:22
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 787m
- 下り
- 781m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:22
距離 6.9km
登り 787m
下り 785m
15:05
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旗立岩中央稜は全体的に浮き岩が多く、クラックは脆い。支点は古びた残置ハーケンがほとんど。 ■中央稜 中央稜の下部(1p目)はスラブで逆層となっており、上るほどに傾斜が立ってくるとともにスタンスも細かくなってくる。中間部までは残置ハーケンもそこかしこに打ってあり、ルート取りは自由。核心部は上部のハング越え。またその後の支点となる右側壁へのトラバースは右側が切れ落ちているため注意。 支点としてはハングの上部でピナクルを利用して構築することも出来る。 2ピッチ目は尾根が広がり、階段状のリッジを詰める。残置はないため、カム等を使いランニングを取っていく。終了点はピナクル2箇所から構築。 3ピッチ目はリッジをそのまま直上、ギャップに気を付けながら飛びつくようにスラブへ。スラブ上部に打たれたハンガーボルトで終了。 ここから最上部の雷岩までの両側が切れ落ちた水平のリッジはロープを畳みフリーで進んだ。 ■第一岩稜 中央陵最上部からすぐの鳳岩基部手前から左下方についた踏み跡を辿り回り込むように進むと2ピッチ目の取付きに達する。下部の1ピッチ目(5.8)はカットし取付く。 基部のハンガーボルト2本にアンカーを構築し、スラブを直上。リッジへ直上の場合は仰度、右側から回り込みリッジへ乗越す場合は検 ここでピナクルを使いピッチを切ることも出来るが、鳳岩上部までロープを伸ばし1ピッチで終了。 |
写真
感想
乾徳山にアルパインマルチピッチのクラシックコースがあると知り、旗立岩中央稜へ。
予報通り終始曇り優勢の天気でしたが、前日が好天だったせいか、この日、旗立岩に取付いたパーティは我々のみで、貸し切り状態のなか、快適に登攀できました。
旗立岩へは登攀目的で行くにはややアプローチが長い印象でしたが、見た目のインパクト・高度感ともに抜群で、難易度の割にとってもお得感のある好ルートでした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:530人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する