記憶に残るロング登山、千畳敷〜空木岳
- GPS
- 20:54
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 3,467m
コースタイム
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 13:12
天候 | 晴れ(稜線上はガスってて強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷から空木岳までの稜線のアップダウンは思ったより大変でした。また、尾根が痩せてるため滑落しないよう常に注意が必要ですし、岩場が多くクライミングの技術が多少必要となります。 |
写真
感想
前日の夜に菅の台バス停駐車場に到着し、車中泊。今回は千畳敷を出発して空木岳までの稜線を歩き、空木岳山頂から池山方面へ下山して菅の台バス停に到着するという、コースタイム約12時間のロング登山を予定してたため、開始は早めに設定。4時起きで5時始発のロープウェイしらび平駅行きのバスに乗るつもりでしたが、予想外の人の多さ。始発には乗れず30分後の臨時便3便目にやっと乗れました。ロープウェイで千畳敷に到着すると麓の快晴はどこへやら。ガスりまくりで眺望ゼロ・・。稜線に出ると吹き飛ばされそうなほどの強風で慎重な歩きを余儀なくされます。また、事前に地図を見る限りではなだらかな稜線を予想してましたが、実際はアップダウンが激しく岩場の急登も多かったため体力を著しく消耗しました。やっとのことで空木岳に取り掛かるころには体力の限界。下から見上げる空木岳の痩せ尾根の急登を見て絶望を感じました。休み休みに慎重に登り、やっとのことで14時半過ぎに登頂。喜びたいところですが、喜んでいる場合ではありません。ここから下山するまでのコースタイムは約5時間。普通に行けば完全に日没。そそくさと山頂をあとにして下山します。下山道はうって変わってなだらかな登山道(若干ロープや鎖の箇所がありま下が・・・)だったため、気力が若干復活(体力は限界)し、1秒でも早くと下山を急ぎました。日没直前の19時に林道終点に到着。ここでタクシーを呼ぼうと思い電話したところ、混み合ってて配車できないというまさかの展開(涙)仕方なく菅の台バス停までさらに下山道を歩くことに(疲)。すでに日没となったため、ここからはヘッドライトをつけて暗闇を慎重に歩きます(怖)。1人だったら完全にチビッてました・・・。やっとのことで20時頃に菅の台駐車場に到着。見上げると満天の星空。生きて帰れて良かったと思いました。最後はほんと精神力だけで歩いてました。辛かった分思い出に残る登山になりましたが、今後は無理のない登山計画を心掛けたいと思います。
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