北穂高 東稜ゴジラの背
- GPS
- 26:24
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 5m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:15
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:07
天候 | 7/18雨、夜暴風、7/19曇り、午前中より強い雨、7/20晴れ、山頂ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
(三角巾)
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具 1
シュラフ 1
ザックカバー 1
(食器)
ペットボトル水(500mL) 3
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
テント 1
ガソリンバーナー 1
コッフェル(大、中、小) 3
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット 1
医薬品(痛止、湿布等) 1
ラジオ 1
カメラ 1
ウエアラブル・ビデオカメラ 1
|
感想
3年越しの思いを乗せて、かの地北穂高のベースキャンプの涸沢に臨んだ。
既に、同行の彼も書いていますが、3回とも天候不順に見舞われ、北穂高東稜の登攀には行けず仕舞い。
今回、岩稜帯の登山及び東稜に臨むにあたり、アルパインシューズの「ザンバラン ジョラスGT」を新調したが、生憎の雨雨雨・・・、ゴアテックスライニングのシューズも形無しの雨で、シューズの中にまで浸水。ゴアテックスは完全防止ではないことを、強く感じた。希望的なことであるが、ファイントラックの製品でライニングにしたアルパインシューズを作った方が、もっと機能的で防水性が可能なものが出来るに違いないと、確信する。ただ、岩稜帯やバリエーションコース向きを謳う設計思想であるシューズなので、雨の中岩稜帯でも滑ることがなく快適に歩行ができることは、大変素晴らしい。
次回9月のシルバーウイークに再度挑戦するが、天候に恵まれることを期待するとともに、我々登山をする者は家族の理解があって山行に行けることに感謝する。
3年越しの山行プランであり、その準備も完全な状態で臨んだ。1年目は直前に発生した台風。2年目も直前に発生したばくだん低気圧の影響で暴風雨。3年目の今年は台風が日本海に抜けた後、上高地入りをしたが、後に残った雨雲の移動が思ったより遅く、結局暴風雨のテント泊となった。しかし、これまでと異なる点は、テン場が全面雪渓状態で、暴風雨の中の雪上テント設営であり、降り続く雨の影響でテント四隅のペグが伝う雨で溶け、更に地盤沈下(約20cm)してしまい、下に引いたコンパネの角がテント底面の生地を破りそうで冷や冷やしながらの一夜を2日間も経験した。また、台風が日本海に抜けると、上高地地域では雨雲がなかなか消えず、午後になると雨が降るという傾向が有ることを涸沢小屋従業員の方からお伺いした。
7/19は、夜明け時点で風雨がなくなった為、アタックに出たが、南陵との分岐から東稜取り付きコルまでが霧で見えない。かつ、トラバースする雪渓に踏み跡がなくツルツルテカテカ。ピッケルを持って居ないことで安定してステップを切ることもできないため、二人のアルパイン入門者にはとてもリスキーな条件であると判断し、撤退を決めた。
翌7/20は晴れたが、頂上付近だけモクモクと傘雲状態であり、やはり前日と同じくリードとビレーヤーは有視界での行動が取れない状況であった。雨が降った直後は、頂上はガスで見えないことも経験として記憶することができた。
一緒に行って頂いたには、3年もお付き合い頂き、大変申し訳ない気持ちでいっぱいである。
しかし、1年目に比較し、二人とも格段に体力・脚力がアップしていることを確認できた。次のトライは、9月のシルバーウィークを全て涸沢でステイして天候が変わるまでしぶとく待ち、アタックに臨むつもりである。お天気さま、宜しくお願い致します。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する