四阿山(奥宮建立のお手伝い?)
- GPS
- 05:07
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 913m
- 下り
- 913m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:07
天候 | 晴れ 山頂付近は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレはあずまや高原ホテルを利用(有料:200円) |
写真
感想
いよいよ夏休み突入。
いつ梅雨明けするか、どきどきしながらの山行きでした。
連休後半「あさまの森」キャンプ場に誘われたので、余興として浅間山に登る計画でした。ところが警戒レベル2への引き上げで、計画は頓挫。泊まる予定のキャンプ場からも荘遠くはない、前から気になっていた「四阿山」に登ることにしました。
四阿山は我が家とは少なからず縁があり、両親があずまや高原に別荘地を所有しています。ただし家屋はなく、そればかりか区画の存在場所もよくわからない状況になっています。以前、別荘地の確定作業で現地に赴いたのですが、別荘ブームが過ぎ去った現地は荒れ放題で、結局探し出すことはできませんでした。
その際に、しっかりと登山口だけはチェックしていたので、今回の登山はスムーズに運びました。
小4の次男にも無理なくということで、あずまや高原ホテルからのルートを選択。最近は山行きを渋る次男をなだめながらでしたが、やっぱりのぼりで疲れちゃって、のろのろとしか進みません。昔は、颯爽と登っていたのに、体重が増えたせいかスタミナの消耗が早いようで、牧場を進んでいる時点で疲れたを連発。
牧場の終点あたりに、奥宮新設のために「玉石を運んでください」とのお願いがあり、ペースの上がらない次男に合わせるために4袋ほど手に持って上がることにしました。たまには、神様に恩返ししても罰は当たらないしね。そうでもしないと、待ち時間が長くなってしまい、かえって疲れそうで。
シラカバ林を抜けるとやや傾斜が緩み、エーデルワイスが咲く露岩帯へ。ここからは森林限界なのか、ほとんど木が見当たりません。ようやく小4の次男もやる気が出てきたようで、ちょっとずつペースが上がり始めました。
山頂が見え始めると、すぐに中四阿山への分岐となり、その先のツガ林に入るとまもなく根子岳からのルートを合わせます。
ここからは700mとありましたが、10分足らずで神社に到着。新しいお宮が建立されていて石置き場がありました。やっと、重荷から開放されて、運んだ石袋をおろしたところ、「ご苦労様。」と社の周りの地元の方から声をかけられました。
そして「まあ、お一つどうぞ」とお神酒をいただきました。
ちょっと遅れて登ってきた次男からは
「これから、車でキャンプ場に行くのに大丈夫?」
ちょうどこの日、新しい社にお札を納め、神主さんにお祓いをしてもらったところだそうです。やっぱり、良いことをすると天の上から神様が見ているんだなあ。日ごろは信心深くない割には、ふとそう思いました。
山頂は、その新しい社から2、3分のところにありました。雲がかかっていたため遠くまでは望めませんでしたが、それでも赤城や榛名山を見ることができました。
下りはお神酒の御礼に、解体した旧社の材木を2本下ろし、ささやかですが建立のお手伝いができました。めったに出会えない登山でしたし、いい思い出になると思います。翌日からの好天も神様のせいかもしれません。
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