高宕山(割と重大なハプニング有り)

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 8.0km
• 登り: 580m
• 下り: 552m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:36

7:09 スタート地点
7:12 7:13 石射太郎登山口
7:28 7:28 石射太郎山
7:33 7:34 旧餌付け小屋
7:43 7:43 見晴台
7:48 7:49 樅の木テラス
7:51 7:52 見晴台
8:01 8:02 ベンチ
8:31 8:41 高宕観音
8:45 8:51 高宕山頂下分岐
9:01 9:05 高宕山
9:14 9:22 高宕山頂下分岐
9:43 9:46 高宕大滝コース休憩ベンチ
10:02 10:03 高宕大滝
12:26 12:29 高宕山監視所コース分岐
12:50 12:51 石射太郎登山口
12:51 ゴール地点

天候

晴れ。しかし、少しガスってたので、遠方の眺望は△

アクセス

利用交通機関：

自家用車

石射太郎山駐車場までアプローチ。朝7時段階ではちらほら空いていたけど、帰ってくる頃には満杯になっていた

コース状況／危険箇所等

予定ルート内に崩落による通行止めがありました…下調べが足りなかった結果です。急遽迂回ルートを探したのですが、「林道→山の神」というヤマレコにも記載のないルートを発見。きちんとした登山道だったのですが、進んでいる間は不安で一杯でした。その後、予定ルートに合流するまでは難路続きで精神的に消耗しました…2023年に行方不明事故もあった山道なので、もっと慎重に下調べしないとマズイなと反省できました…

その他周辺情報

周辺に駐車場の他には特に飲食店なし。1時間かけてガストでお昼ご飯食べました

写真

5/18 7:08

ここが駐車場。7時の割には人が結構多かった

5/18 7:10

アプローチ開始！向こうにトンネルが見えますね。

5/18 7:10

トンネルには通行止めの標識が。
(ちなみに予定ルートを迂回した結果、最終的にここから帰ってきました。二重三重に反省点)

5/18 7:12

朝早くなのに登山客も多く、盛り上がっている様子

5/18 7:14

登山道に朝の陽光がさして綺麗です

5/18 7:17

一部足場が悪いところもありましたが、概ね山道はよく整備されていました

5/18 7:20

初っ端から傾斜のある道が続きます。石射太郎山に直登するコースです

5/18 7:23

石切場。やっぱり千葉県の山といえばこれ

5/18 7:25

能登地震に対する募金の呼びかけがありました

5/18 7:30

20分ほどで石射太郎山の山頂に到着。

5/18 7:30

ここは昔はニホンザルの餌場だったらしい。ここのニホンザルは国の天然記念物に指定されているそう

5/18 7:31

眺望はなかなか。すこーしガスってる

5/18 7:31

朝7時なのに太陽が高い。季節の変わり目を感じます。

5/18 7:32

石射太郎山は休憩用のベンチも多く、ラグジュアリーな感じがしました

5/18 7:33

富士山の展望台？どれどれ…

5/18 7:33

うっすらと富士山。ガスってなければ、綺麗に見れただろうに…

5/18 7:40

山道からの眺望もなかなか

5/18 7:45

なかなか趣深い山道でした

5/18 7:50

こんな感じの登り道が続きますが、そんなに大変な傾斜などはなく、快適でした

5/18 7:58

少しずつ傾斜が出てきました

5/18 8:02

なんかとっても危ない感じの休憩所。ツッパリ棒が無かったら落ちてくるのだろうか

5/18 8:07

難路というわけでもないけど、崖場は少しあった気がする

5/18 8:17

休憩スペースがやたらと多く、凝ったものも

5/18 8:25

いかにもこの先に観音様がいますよーといった門構え

5/18 8:29

灯篭と面白い岩。そういえばここらへんの地層は地質学的にも面白いのだそう

5/18 8:31

わ、割れてる…！

5/18 8:32

この説明書きに加え、源頼朝が戦勝祈願に来たらしいことが書いてあった(ほんまかいな)

5/18 8:33

幻想的な岩のトンネルが見える

5/18 8:48

岩のトンネルを抜けたら、傾斜が出てきた。

5/18 8:49

多少のロープ場はあっても、そんなに道自体は難しくないのでスラスラと進んでいく

5/18 8:54

頂上付近はこういったハシゴポイントあり

5/18 8:56

なんというか、神秘的な感じ

5/18 9:00

頂上付近。また出てきましたハシゴです。

5/18 9:01

頂上到着！

5/18 9:01

低山といえど、パノラマの眺望は素晴らしい

5/18 9:02

高宕山、330m。低山でありながら、難所も多く、昨年は遭難者も出たらしい。あれ？難所なんてあったっけ？とこの時点では思っていました

5/18 9:24

一部、沢登りのような登山道

5/18 9:41

こういう階段というか、岩…好きなんですよね

5/18 9:44

綺麗な休憩所でひと休み

5/18 10:05

来ました！高宕大滝！角度的にうまく撮れませんでしたが、なんか有名らしいですよ！

5/18 10:05

うっすらと滝が写っていました

5/18 10:18

はい、問題のシーンです。
このまま進むのが予定ルートだったのですが、山道が崩落していました…

ちゃんと調べていたらわかっていたことなので反省点です。とりあえず迂回路を探します

5/18 10:38

迂回路の入り口。「山の神」なるスポットがあるとのこと。しかし、ヤマレコにも登山道が登録されていない…地図を確認し、うまく出ることができれば迂回できることを確認し、アタックすることに

5/18 10:40

マイナーな登山道の割にはきちんとテープも標識もあって安全に歩くことができました
(が、入り口が分かりにくく、思いっきり転びました。)

5/18 11:01

割と最近作られた登山道なのだろうか…表札とその文字が新しい気がする…迂回路として最近作られたのだろうか？

5/18 11:13

無事、迂回路に乗ることができました

5/18 11:14

これが山の神様です。本当、無事に迂回路に出ることができたことを感謝し、お供物を捧げておきました…

5/18 11:15

この迂回路は正式な登山道なのだろう、行きと同じくベンチが多数

5/18 11:28

が。迂回路は難路続きでした。ここも画像では分かりにくいですが、ロープがなければ崖の下に真っ逆さまです。

5/18 11:39

ここもまた難路。崩落した山の斜面をロープを伝って渡れという

5/18 11:39

いや結構…というか、かなり怖かったです。これは間違いなく難路です。遭難者も出るわけだ…

5/18 11:45

こういった、ロープを頼りに頼りない足場を渡るようなポイントが無数にありました

5/18 11:47

ちょっとオシャレな休憩所

5/18 11:52

この向こう側の山が高宕山だそう。ほんと、大回りで迂回してしまったものだ

5/18 12:36

迂回路は難路続きでしたが、ようやく予定コースに復帰しました

5/18 12:45

岩のトンネル…！とっても幻想的で綺麗でした。こんな感じの岩のトンネルがいくつか続き…冒頭の「立ち入り禁止」のトンネルの裏側に出ました。

調査不足。本当にこれにつきます。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

Kunihiro Sugimori

予定コースが崩落しており、迂回路を探さざるを得なくなったという、反省点の多い山行となりました。

まず、コースの崩落はWeb記事を見る限りだと23年度に崩落したっぽいです。その前の台風でもコースが崩れたりしたことがあったそうな。

23年1月には遭難者も出ているコース。低山といえど、メインコースを逸れると難路も多く、侮るとあっさりと迷うと思います。

運良く、迂回路に出る登山道を見つけることができましたが、本当に運が良かっただけだと思います。横着せずに撤退&ピストンで帰還するべきでした。

コースの崩落はヤマレコの地図上に記載があったので、チェック漏れです。一方、迂回路はヤマレコには記載のない登山道でした。きちんと地形図を読んで動くこと、事前準備の大切さが身に染みました。