観音平から編笠山と権現岳周回
- GPS
- 07:21
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:20
天候 | 快晴 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道にはほぼ残雪なく滑り止めは不要だった。青年小屋から権現小屋付近までは落石注意。ヘルメットの利用が無難。 |
写真
感想
観音平の駐車場には3:25に到着。久し振りの利用のため全く記憶がないが、何箇所かに分かれているうちの一箇所はこの時間で既にほぼ満車状態だった。さすがに好天予報の土曜日だけある。気温10度だが風がないので寒さは感じない。支度中はレインジャケットを着ていたが、3:33の行動開始時には脱いでザックにしまった。その後今日は終日出番なし。まだ真っ暗なのでヘッドライトの灯りを頼りに進む。夜空は星がきれいだった。登山口周辺はルートが入り組んでいるようだったが、どれも最終的には合流していた。最初の目的地は編笠山なので方角を間違えないように進む。歩き出しは緩い坂だったが、徐々に傾斜がきつくなる。じきに夜明けの時間を迎えたが、樹林が濃くてモルゲンロートは見られず。天気は予報どおり快晴。風が弱いので歩いていると当然暑くなる。Zさんはレインジャケットを着て歩いていたが、早々に脱ぐことになった。樹林帯歩きで展望もなく、ただ下を見て黙々と進むのみ。今日はペースが上がらず体も足も重い。仕方ないが遅いペースで進む。そのうち斜面に岩がごろごろ出てくるルートになり、更にペースは悪くなったように思えた。しかも直登なので登りがきつい。足下を見て進むしかない。樹林帯は最後まで切れず山頂直下まで続いていた。樹林帯が終わり南アルプスや富士山の眺望が開けたと思ったら、もう編笠山の山頂だった。5:53に到着。無人で貸し切り。だいぶ遅いペースだったように思ったが、コースタイムよりはじゅうぶん速かった。山頂付近であちこち移動して写真撮影し、その後大休止。風が抜けて少し寒かったが、それでも自分はジャケット不要だった。
今日はこの先青年小屋へ一度下った後権現岳を目指す。体力的な問題があるZさんはどうかと思ったが、とりあえず行くことに。編笠山からは一気に150メートルほど下る。登りもそうだったが、岩がごろごろの斜面を直登気味に下るので、滑ったりしないよう慎重に下る。6:33に青年小屋到着。小屋前に出発前の団体がいた。我々は特に休憩はせずにそのまま登りにかかる。見上げるとギボシが見える。岩の多い登山道で、落石注意箇所。我々は持参しなかったが、次回来るなら要ヘルメットだなと思ったし、実際に持参して被っている人を多く見掛けた。迫力のある岩場を通過し稜線に至る。天候は相変わらず快晴無風。ここから見る南八ヶ岳の主峰は素晴らしかった。そちらに行きたいところだが、今日は権現岳と三ツ頭を縦走する。稜線に至る前には鎖場もあったが、今日は乾燥していたので特に問題なし。好展望の稜線を歩いて7:42に権現岳山頂に到着。ここからの眺望も良かった。狭い山頂なので写真を撮ったら少し下へ降りて休憩する。南アルプスや富士山を見ながらのおやつタイム。休憩後は三ツ頭へ向けて一旦下る。下った後権現岳を見上げるとやはり立派に見えた。三ツ頭まで細かいアップダウンを繰り返し8:36に到着。富士山と南アルプスがより近くに見えるようになった。ここでも休憩。この先は樹林帯歩きになることが予想されたので、ここでしっかり風景を見ておく。しかし下ってもまだしばらくは好展望が続いた。しかも編笠山への直登とは異なり尾根伝いの下りなので歩き易い。右手に権現岳や編笠山、正面に南アルプスを見ながらの下り。なんとも贅沢に思えた。がしかしZさんの調子が良くない。顔色が悪い。寝不足が原因か。ペースが遅いのは致し方ないが、怪我が怖いのでザックなしで歩いてもらう。ほぼカラ身でも大変そうだが、歩かないと帰れないので自分のペースで進んでもらう。木戸口公園を過ぎると本格的に樹林帯に入り展望はなくなる。稜線の涼風もなくなり、暑さを感じるようになり、このあたりからはアンダーシャツ一枚で歩く。登りの登山者とのすれ違いは三ツ頭付近までは多かったが、それ以降は全く見掛けなくなった。周回の場合は我々と同様に時計回りが多いのかも知れない。Zさんのペースは相変わらずだが歩けないほどではないので軽荷で進んでもらう。単調な樹林帯を進む。樹林は新緑が多く5月らしかった。じきに分岐に至り右に曲がる。ここから駐車場までは遊歩道が整備されていて歩き易い。とは言え平坦路ではなくアップダウンはある。ここに来ての登りはZさんには相当辛そうだががんばってもらうしかない。標高が1500メートル付近まで下がったが、樹木が多くて木陰が多く、涼しいので暑さの中の行動ではなかった。これが暑かったら更に大変だったかもしれない。10:53に無事周回して駐車場に到着。Zさんも最後までなんとか歩き切った。駐車場は3:30の時点で既にいっぱいだったが、戻りの時間に見てみると更に路駐ができていた。山中で会った人の数からして駐車場のスペースは不足しているように思えたが、やはり最後は路駐しかなかったようだ。
今日の周回コースは初めてのつもりだったが、自宅に戻り過去の記録を見ていたら、以前全く同じコースで歩いていたことに気付いた。しかしその時は途中からガスが濃くて展望がなかったので、ただ12km超のコースを歩いただけのようだった。稜線を歩く時はやはり好天が良い。
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