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Yamareco

記録ID: 681883
全員に公開
沢登り
霊仙・伊吹・藤原

矢谷〜ブンゲン〜大長谷

2015年07月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.6km
登り
746m
下り
748m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
0:50
合計
9:00
6:30
140
スタート地点
8:50
9:00
110
790二股
10:50
11:30
150
14:00
14:00
90
860二股
15:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
矢谷橋に駐車
コース状況/
危険箇所等
台風通過後で水量は多め
入渓して程無いところにある堰堤
2015年07月20日 06:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 6:46
入渓して程無いところにある堰堤
水量多めか
2015年07月20日 06:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 6:52
水量多めか
ところどころでナメが出てきて期待も膨らむ
2015年07月20日 07:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:01
ところどころでナメが出てきて期待も膨らむ
ナメ
2015年07月20日 07:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:04
ナメ
岩間の滝がいくつか続く 微妙に登りにくいのも
2015年07月20日 07:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:10
岩間の滝がいくつか続く 微妙に登りにくいのも
白い水流が流れ落ちる
2015年07月20日 07:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:16
白い水流が流れ落ちる
途中で横切る林道の橋
2015年07月20日 07:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:26
途中で横切る林道の橋
小滝
2015年07月20日 07:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:33
小滝
ナメの斜滝
2015年07月20日 07:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:36
ナメの斜滝
ナメを水流が勢い良く流れ落ちる
2015年07月20日 07:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:38
ナメを水流が勢い良く流れ落ちる
小滝
2015年07月20日 07:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:40
小滝
飛沫を上げるナメをふり返る
2015年07月20日 07:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:46
飛沫を上げるナメをふり返る
5mほどの滝
2015年07月20日 07:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:54
5mほどの滝
ナメと朝日と
2015年07月20日 07:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:55
ナメと朝日と
倒木をうまく利用して左岸直登
2015年07月20日 08:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 8:00
倒木をうまく利用して左岸直登
いい感じ
2015年07月20日 08:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:02
いい感じ
微妙に登りにくい滝 左岸から巻く
2015年07月20日 08:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:28
微妙に登りにくい滝 左岸から巻く
水流強目のナメ滝 左岸から巻き気味に
2015年07月20日 08:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:33
水流強目のナメ滝 左岸から巻き気味に
ナメの斜滝 迫力がある
2015年07月20日 08:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 8:37
ナメの斜滝 迫力がある
淵が出てくる 飽きさせない
2015年07月20日 08:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:40
淵が出てくる 飽きさせない
2015年07月20日 08:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:42
790m二股の滝 ここから連瀑が続く
2015年07月20日 08:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:50
790m二股の滝 ここから連瀑が続く
美しい一枚岩に水が流れ落ちる
2015年07月20日 08:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:52
美しい一枚岩に水が流れ落ちる
やがて樋状の滝となる
2015年07月20日 08:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:59
やがて樋状の滝となる
慎重に登る
2015年07月20日 09:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:01
慎重に登る
直登も行けそうだが、水流が強いので左岸を巻き気味に
2015年07月20日 09:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:02
直登も行けそうだが、水流が強いので左岸を巻き気味に
連瀑上部 これも左岸を巻き気味
2015年07月20日 09:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:10
連瀑上部 これも左岸を巻き気味
釜の先に樋が続く
2015年07月20日 09:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:16
釜の先に樋が続く
必殺人間ブリッジで通過
2015年07月20日 09:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/20 9:18
必殺人間ブリッジで通過
900m二股付近
2015年07月20日 09:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:42
900m二股付近
上部も滝が続く
2015年07月20日 10:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:05
上部も滝が続く
特に問題なく登れる
2015年07月20日 10:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:12
特に問題なく登れる
滝を上り詰め
2015年07月20日 10:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:19
滝を上り詰め
適当に尾根上の道へ
2015年07月20日 10:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:38
適当に尾根上の道へ
ブンゲンピーク
2015年07月20日 10:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:55
ブンゲンピーク
奥伊吹の山並みが続く
2015年07月20日 11:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:00
奥伊吹の山並みが続く
ピーク写真
2015年07月20日 11:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/20 11:36
ピーク写真
大長谷へ下る
2015年07月20日 11:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:49
大長谷へ下る
こちらも岩盤質
2015年07月20日 12:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:05
こちらも岩盤質
ちょいちょい滝が出てくる ほとんどクライムダウンや巻降りる事ができる
2015年07月20日 12:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:07
ちょいちょい滝が出てくる ほとんどクライムダウンや巻降りる事ができる
次々出てくる滝
2015年07月20日 12:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:09
次々出てくる滝
形もいい
2015年07月20日 12:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:11
形もいい
いい雰囲気
2015年07月20日 12:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:12
いい雰囲気
懸垂下降の滝 1つ目 支点は木
2015年07月20日 12:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:27
懸垂下降の滝 1つ目 支点は木
懸垂下降の滝2つ目
2015年07月20日 13:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:05
懸垂下降の滝2つ目
ルートはこのあたり
どちらも30mザイルで事足りる
2015年07月20日 13:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:07
ルートはこのあたり
どちらも30mザイルで事足りる
ナメの小滝
2015年07月20日 13:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:12
ナメの小滝
巨木も目立つ
2015年07月20日 13:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:16
巨木も目立つ
滝をクライムダウン
2015年07月20日 13:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:24
滝をクライムダウン
860二股は見事な滝で出会う
2015年07月20日 13:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/20 13:59
860二股は見事な滝で出会う
修行1
2015年07月20日 13:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:58
修行1
修行2
2015年07月20日 13:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:58
修行2
水量も増え滝も大きくなるがうまく降りることが出来る
2015年07月20日 14:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:09
水量も増え滝も大きくなるがうまく降りることが出来る
途中沢に現れる給水管を辿って奥伊吹スキー場へ下山
2015年07月20日 14:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 14:50
途中沢に現れる給水管を辿って奥伊吹スキー場へ下山

感想

三連休は思ったほど台風の影響が抜けず、また紀伊半島付近は増水祭りなので、行きあぐねた結果、かねてより気になっていた奥伊吹の山に標準を定める。

ネットの河川水位では若干の増水が見られるがとりあえず見てから考えようということで、最近よくお世話になる名神で米原ICまで駆け、伊吹山を横目に姉川の上流を目指す。

さて、じっさいに見てみると確かに増水はしているが、遡行できないほどではなさそう。どこから入渓するか一瞬迷うが、もう最初から矢谷橋で準備をして出発。

ほどなく出てくる堰堤を左岸から越え、時折かぶさってくるヤブそして、顔にへばりつく蜘蛛の巣を払いながら沢を進むと、時折小規模なナメが出てきて期待が高まる。

岩間の滝をいくつかこなし、林道が橋で横切ったあたりより先に進むと、大きめのナメや斜滝が現れいい雰囲気となってくる。

それにしても、台風による降水の影響で水量が多く、普段は穏やかであろうナメも迫力をもって白い水流が流れ落ちる。
少し歩くのに気を使うくらいで遡行に影響はないが、この迫力を楽しめるのなら、増水気味の時にきたのは正解だったかもしれない。

朝の光に照らされた美しいナメを進むと、4,5mの滝がいくつか続く。
倒木などを使ったりしながら直登していく。
途中、大きな岩から流れ落ちる裏見の滝は左岸巻き。

その上には、ナメがあらわれ、ほどなくナメ滝も現れる。
水流が強いため、多少端の追いやられつつも、フリクションを活かして滝を突破していく。

ミズなどの山菜や人工林が少なくササが生えている感じは雪国の沢っぽい感じがして懐かしい感じがする。そういえば大日沢も植生はこんな感じだった。

ナメを中心とした美しい渓相が790二股まで続き、左俣に見事なナメを交えた連瀑が続く。綺麗な渓相にため息をつきつつ、一休みをして先に進む。

最初の4連瀑のした2つは適当に登り、上2つは、左岸から巻き気味の行く。
ちょうど岩盤と土の境目くらいをついて登る。
一番上の1枚岩の滝は見事としか言いようがない。

続いて樋状を交えた5〜6連瀑が続く。
1つ目は適当に登り、2段目、3段目の樋状部分は、水量が多いこともあり、滝身を避け、左岸を巻き気味に登る。
その上に続くナメ滝も、引き続いて左岸を巻き気味に行く。
掴むものが少なく、足元もザラザラして緊張するので、メンバーによってはザイルを出したほうが無難なルート取り。機会があったら樋状部分突破にチャレンジしてみたい。

続いて、釜の先に苔むした岩を見事に削りとって流れ落ちる樋状のナメが出てくる。
ここはワンゲルお得意の人間ブリッジを駆使し、適当に岩の上に登って突破。
その先の滝も適当に直登し、900m二股へ。ここが沢のハイライトとも言えるところだった。

900二股から先はブンゲンピークに近づくように沢を取っていく。
沢の規模は小さくなるものの、岩盤質で時折小滝があらわれるいい感じだ。

上部で適当に左の尾根に出て、デポ旗混じりの踏跡を使ってブンゲンピークへ。
思ったよりも青空が広がり気持ちがいい。
となりのポコにはなんと他の登山者が。岐阜側の竹屋谷を遡行してきた人たちが2パーティ。竹屋谷は割りと人気の沢のようなので機会があればいってみたい。

そんなこんなで山頂で担々麺を食べたりして、青空の下のんびりとしてから、大長谷へ向かう。ブンゲンと次のポコとの間のコルから適当にコンパスを切ってササをこぐとほどなくして沢に合流。さっそく岩盤質だ。

斜度が出てくると小滝だったり、大きめの滝だったりが続くが、概ねクライムダウンやうまく巻きおりることが可能だが、2つ右岸を懸垂下降した滝があった。
どちらも支点は木でわりと素直。15mザイルで事足りる。

小滝や時折ある巨木を楽しみながら下っていくと、860mで左俣が見事な滝で出会う。
日当たりも良く青空に飛沫が眩しく輝きかなりいい感じの滝だ。修行写真を撮ったりしてしばし楽しむ。

ここから下は水量も増え、滝も大きくなるがどれもうまく降りられる。
時折、踏跡チックなものもある。多少ブッシュもうっとおしいので、うまく使って下降する。

800m付近から現れるスキー場の給水管を辿っていくと、760m付近の連瀑チックなところの上から沢を離れ作業道が続くのでこれに乗って歩いて行くとほどなく奥伊吹スキー場へたどり着く。青い空に夏の雲が浮く中、広々としたところにでるのはなかなか爽快だ。

あとは車道を駐車地点までのんびり下りおり遡行終了。
また1つ、いい沢といい山域を知ることができ、満足の行く山行となった。

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