医王山 大窪寺

2024年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 11.3km
• 登り: 529m
• 下り: 227m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:16

9:15 スタート地点
9:23 9:23 道の駅ながお
14:24 14:24 大窪寺
14:31 ゴール地点

天候

雨

写真

5/19 9:15

今日は「へんろ道を歩こう！」というイベントに参加しました。さぬき市のお遍路交流サロンより出発して大窪寺まで歩きます。
出発してすぐ旧へんろ道に入ります。

5/19 9:36

旧へんろ道にはここが何丁目かを表す「丁石」がよく残っています。ここには「大窪寺迄二里」と書かれていて、一里はだいたい4kmですので残りの距離を考えると合っています。

5/19 9:40

舗装はされていても登りが続きます。

5/19 10:19

登り切ったところに休憩所があります。この峠を「花折峠」とも呼び、途中の丁石や遍路墓に花を手向けるために花を摘む（折る）から来たと言われています。

5/19 10:25

「七十丁石」です。大窪寺迄70丁という意味です。

5/19 10:46

しばらく歩くと県道に出ますが、これを横断してすぐいかにも山道なところを通ります。

5/19 10:53

遍路墓です。結願目前で倒れたとは、さぞかし無念。しかしただの野垂れ死にはさせないという地元の方の意志なのでしょう。きちんと墓石に戒名まで刻み、手厚く葬られています。こういった遍路墓は道中いくつも見かけます。

5/19 11:01

道中にはこのような「へんろ道」と赤で書かれた看板をよく見ます。これはへんろ交流サロンの方が作ったそうです。

5/19 11:18

天体望遠鏡博物館（旧多和小学校）が見えてきました。ここで昼食休憩にします。

5/19 13:02

このさき距離は短いですが、本格的な山道に入ります。

5/19 13:39

「旧へんろ道」の看板。都市部ではまず見られないこの看板は遍路道を優れた文化遺産として残そうとする固い意志を感じます。

5/19 13:49

「十六丁」の丁石です。一丁は約109mですので、あと約1.7kmです。この道沿いは丁石が多く残されています。

5/19 14:31

そしてついに大窪寺到着！お疲れさまでした。

5/19 14:26

記念すべき一丁石です。この祠の中に本物の丁石が入っています。大切にされてきたんですね。

撮影機器：

Google Pixel 7a SIMフリー Google

感想

Complete

予報通りの雨。しかも気温も低く、じっとしていると寒かった。
普段五色台の遍路道（根香寺道）を歩いているので丁石自体は珍しくもなかったが、目を引くのは遍路墓の多さ。これほどの人が結願目前にして逝かれたことと、それを手厚く葬る地元の方の信仰心の厚さに心を打たれました。