赤摩木古、大門山:奈良岳敗退で
- GPS
- 09:33
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,083m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:43
天候 | 快晴!のはずだったのですが、立山方面は雲が高かったです |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西赤尾〜ブナオ峠:約10辧I弦盧700mの車道歩きです。今のところ「ちょっと荒れ気味」の感じですが、このまま放置が続くとどんどん野生化が進むと思うので早めに手を打ってほしいですね ブナオ峠〜稜線分岐:3年前に来た時と比べて、下部からも大分笹が濃くなってきていましたし、稜線手前くらいになると笹だらけな感じでしたね。が、まだ普通に歩けるレベルでした。 稜線分岐〜赤摩木古山:分岐後いきなり核心部になります。左に崖が落ちている細い登山道に右からガンガン灌木がせり出してきています。前に来たときは「そんなところもあった」って感じでしたが、今は全編そんな感じになっています。慎重に歩かないと大変なことになる区間です。 崖際の道を過ぎると一安心、では全くなく、笹と灌木の薮が延々続きます。CT25分の道を40分以上かかりました。このペースで先に行くと時間的に厳しいので奈良岳敗退決定しました 稜線分岐〜大門山:急騰部分から笹薮がうるさく山頂直下は笹の海になっていましたが、灌木がなければ薮なんて屁でもありませんw |
写真
感想
石川県の秘境、犀川源流域。十数年前は登山道のあった奥三方山や高三郎山は登頂困難な山になってしまいました。その中で大門山から赤摩木古山は初心者向けの山で、健脚の方は見越、奈良岳まで歩けるブナオ峠ルートだったのですが、数年前の土砂災害以降県道の通行止めが解除されないどころか、工事も行われていないよう。
県道が開通しないと登山道の整備も行われないので、登山道の状況もどんどん悪化していくはず。これはいけるときに行かないと、ってことでこの日は多少の薮にも動じない強い心をもってチャレンジしたのですが・・・。
ブナオ峠から大門分岐までのルートも3年前に来た時と比べ薮が濃くなっていたのですが、その先が酷かったw崖際の細い登山道にガンガン灌木が張り出してきていて、時間をかけて慎重に進む必要がありましたし、崖際から遠ざかっても灌木や倒木に阻まれながら歩かないといけませんでした。で、結局CT25分程度のところを45分くらいかかる羽目になりました。赤摩木古より先は片道CT2時間くらいなので、この整備状況だと往復5時間以上かかってもおかしくない。ということで強い気持ちもどこへやらw撤退を決めましたww
折角なので大門に寄ったのですが見越から大笠までの稜線がきれいに見え、「ああ、私はもうこの稜線は眺めるしかないんだな」と、何とも言えない気持ちになってしまいました。
帰りに県道通行止め区間を歩いていると、こんな時間に登ってくる方がいました。話を聞くと県道の状態を仕事で視察に来たということでした。登りの時点では完全に見捨てられていると感じていたのですが、一応誰かが気にはしてくれてるようで。でも時間がかかればかかるほど復旧は大変になり、残された時間はあまり多くはないと感じました。
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