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Yamareco

記録ID: 5725314
全員に公開
沢登り
白山

【充実のゴルジュ沢遡行】犀川源流 倉谷川〜見越山

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月17日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
40:35
距離
33.3km
登り
3,185m
下り
3,185m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:46
休憩
0:08
合計
9:54
6:34
42
スタート地点
7:16
7:24
12
7:36
7:36
259
11:55
11:55
25
12:20
12:20
170
赤堂山南東コル
15:10
15:02
78
倉谷川合流
16:20
.513C1
2日目
山行
13:00
休憩
0:00
合計
13:00
5:00
45
C1
5:45
5:45
65
5段12mF下
6:50
6:50
10
5段12mF
7:00
7:00
130
8mF下
9:10
9:10
120
8mF上
11:10
11:10
160
2条10mF
13:50
13:50
60
15mF下
14:50
14:50
40
15mF上
15:30
15:30
100
3段10m下
17:10
17:10
50
3段10m上
18:00
.1013 C2
3日目
山行
11:49
休憩
1:08
合計
12:57
5:00
190
宿泊地
8:10
8:20
50
1280m二股
9:10
9:10
40
稜線
9:50
10:10
123
見越山
12:13
12:29
35
13:04
13:05
64
14:09
14:30
149
16:59
16:59
58
17:57
ゴール地点
天候 15日 曇り時々晴れ
16日 晴れ時々曇り一時にわか雨
17日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小矢部川365m地点の橋手前に駐車(電波は入らず)
コース状況/
危険箇所等
・沢のレベルとしては上級よりの中級といったところか
・大高巻きを強いられるところが3か所あったが、踏跡などはなく、慣れていないとルートを見出すのに苦労をするかもしれない
・滝の処理は記録を参照
・ブナオ峠からの小矢部川沿いの道は廃道で、前半はまともに歩けないところもちらほらあった
その他周辺情報 桜が池温泉
今回のメンバー
2023年07月15日 06:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 6:42
今回のメンバー
ブナオ峠の道はかつて五箇山から塩硝を運んだ道らしい
2023年07月15日 06:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 6:50
ブナオ峠の道はかつて五箇山から塩硝を運んだ道らしい
2023年07月15日 06:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 6:57
赤堂山への刈払い道
2023年07月15日 07:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 7:25
赤堂山への刈払い道
沢型に出たところで道をロスト
2023年07月15日 07:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 7:38
沢型に出たところで道をロスト
岩盤質のいい沢
2023年07月15日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:10
岩盤質のいい沢
ヒキガエル
2023年07月15日 08:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:16
ヒキガエル
コンスタントに滝が出てくる
2023年07月15日 08:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:17
コンスタントに滝が出てくる
2023年07月15日 08:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:27
2023年07月15日 08:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 8:55
最後はブッシュ漕ぎ
2023年07月15日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 10:04
最後はブッシュ漕ぎ
なかなかのブッシュ
2023年07月15日 10:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 10:56
なかなかのブッシュ
赤堂山の稜線は意外と道しっかり
2023年07月15日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 11:40
赤堂山の稜線は意外と道しっかり
赤堂山
2023年07月15日 11:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 11:54
赤堂山
倉谷川目掛けて下降開始
2023年07月15日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 12:22
倉谷川目掛けて下降開始
湿地帯になって沢型が消える
2023年07月15日 12:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 12:40
湿地帯になって沢型が消える
赤い岩が優占する沢
2023年07月15日 13:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:00
赤い岩が優占する沢
多分、瑪瑙
2023年07月15日 13:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 13:02
多分、瑪瑙
時折滝も出てくる
2023年07月15日 13:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:08
時折滝も出てくる
クライムダウン
2023年07月15日 13:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:20
クライムダウン
クライムダウン
2023年07月15日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:21
クライムダウン
クライムダウン
2023年07月15日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 13:23
クライムダウン
ラピュタっぽい
2023年07月15日 14:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 14:47
ラピュタっぽい
やっとこさ倉谷川
2023年07月15日 15:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 15:07
やっとこさ倉谷川
一休み
2023年07月15日 15:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 15:21
一休み
.513手前で幕営
2023年07月15日 17:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 17:07
.513手前で幕営
飯盒と鉄板
2023年07月15日 17:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 17:52
飯盒と鉄板
ジャンボマシュマロを炙って頬張る
2023年07月15日 18:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/15 18:40
ジャンボマシュマロを炙って頬張る
ツナ親子丼
2023年07月15日 18:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 18:43
ツナ親子丼
玉ねぎたっぷり
2023年07月15日 18:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/15 18:44
玉ねぎたっぷり
朝からベーコンを焼く
2023年07月16日 03:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 3:43
朝からベーコンを焼く
ポン菓子入りラーメン
2023年07月16日 04:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 4:01
ポン菓子入りラーメン
ちょいちょい渡渉
2023年07月16日 05:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 5:34
ちょいちょい渡渉
第1ゴルジュの始まり
2023年07月16日 05:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 5:43
第1ゴルジュの始まり
5段12mの滝
奥深くて迫力がある
2023年07月16日 05:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 5:45
5段12mの滝
奥深くて迫力がある
少し手前から右岸巻き
2023年07月16日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:18
少し手前から右岸巻き
1時間くらいで沢身の戻る
2023年07月16日 06:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:50
1時間くらいで沢身の戻る
ゴルジュを進む
2023年07月16日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:56
ゴルジュを進む
8mの滝
これもなかなかの迫力
2023年07月16日 07:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 7:02
8mの滝
これもなかなかの迫力
少し戻って右岸巻き
とりつきが悪いのロープを出す
2023年07月16日 07:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 7:17
少し戻って右岸巻き
とりつきが悪いのロープを出す
尾根地形を登り
2023年07月16日 07:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 7:54
尾根地形を登り
スラブをトラバース
ロープを出す
2023年07月16日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:29
スラブをトラバース
ロープを出す
灌木を頼りに
2つめの8m滝が下に見える
2023年07月16日 08:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:30
灌木を頼りに
2つめの8m滝が下に見える
灌木がないところは緊張する
2023年07月16日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:52
灌木がないところは緊張する
トラバースの先で懸垂
2023年07月16日 09:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:05
トラバースの先で懸垂
下降中
2023年07月16日 09:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 9:13
下降中
巻きルートを振り返る
2023年07月16日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:20
巻きルートを振り返る
ほっと一息
2023年07月16日 09:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:37
ほっと一息
癒しのゴルジュを進む
2023年07月16日 09:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:38
癒しのゴルジュを進む
よい渓相
2023年07月16日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:39
よい渓相
2023年07月16日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 9:39
2023年07月16日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:45
2023年07月16日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:46
すだれ状の滝が美しく懸かる
2023年07月16日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:01
すだれ状の滝が美しく懸かる
2023年07月16日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:02
アオダイショウさん
2023年07月16日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:11
アオダイショウさん
2023年07月16日 10:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:16
左岸崩壊の滝
2023年07月16日 10:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:32
左岸崩壊の滝
崩壊部を簡単に巻ける
2023年07月16日 10:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 10:33
崩壊部を簡単に巻ける
2023年07月16日 10:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 10:35
二条10mの滝
記念差撮影
2023年07月16日 11:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:10
二条10mの滝
記念差撮影
右岸から簡単に超えられるが迫力はすごい
2023年07月16日 11:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:12
右岸から簡単に超えられるが迫力はすごい
人は入ると大きさが際立つ
2023年07月16日 11:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:13
人は入ると大きさが際立つ
2023年07月16日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:15
コタキをいくつも越えていく
2023年07月16日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:19
コタキをいくつも越えていく
2023年07月16日 11:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:22
へつったり
2023年07月16日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:25
へつったり
登ったり
2023年07月16日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:28
登ったり
2023年07月16日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:28
水流を突破
2023年07月16日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:34
水流を突破
ゴルジュが狭まって淵となる
2023年07月16日 11:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:37
ゴルジュが狭まって淵となる
軽く泳ぐ
2023年07月16日 11:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:38
軽く泳ぐ
へつりも難しかった
2023年07月16日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 11:43
へつりも難しかった
水流が強いので引っ張る
2023年07月16日 11:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:48
水流が強いので引っ張る
最後は突っ張り
2023年07月16日 11:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 11:48
最後は突っ張り
ド根性
2023年07月16日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:51
ド根性
その先も小滝が続く
2023年07月16日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:52
その先も小滝が続く
へつり抜ける
2023年07月16日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:59
へつり抜ける
飽きさせない
2023年07月16日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:04
飽きさせない
近づくと小滝でも迫力がある
2023年07月16日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:06
近づくと小滝でも迫力がある
へつってつっぱって
2023年07月16日 12:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:10
へつってつっぱって
2023年07月16日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:14
泳いで
2023年07月16日 12:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:23
泳いで
つっぱって
2023年07月16日 12:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:26
つっぱって
楽しい
2023年07月16日 12:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 12:28
楽しい
2023年07月16日 12:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:36
流木が懸かる滝は流心はむずかしい
2023年07月16日 12:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:42
流木が懸かる滝は流心はむずかしい
左岸のルンぜをショルダーとを駆使して
2023年07月16日 12:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:47
左岸のルンぜをショルダーとを駆使して
2023年07月16日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 13:16
15m滝に辿り着く
2023年07月16日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 13:50
15m滝に辿り着く
集合写真
2023年07月16日 13:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 13:52
集合写真
右岸をザイルを出して登る
2023年07月16日 13:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 13:59
右岸をザイルを出して登る
クマに覗き込まれたりしながら、後続も登る
2023年07月16日 14:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 14:27
クマに覗き込まれたりしながら、後続も登る
上部は傾斜が緩くなる
2023年07月16日 14:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 14:46
上部は傾斜が緩くなる
ゴルジュは続くよ
2023年07月16日 14:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 14:58
ゴルジュは続くよ
へつりも続くよ
2023年07月16日 15:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 15:04
へつりも続くよ
最後のゴルジュの3段10m滝
取り付くシマもない
2023年07月16日 15:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 15:34
最後のゴルジュの3段10m滝
取り付くシマもない
頑張って尾根を上がる
2023年07月16日 16:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 16:10
頑張って尾根を上がる
灌木がつなげるところをトラバースして30m2本で懸垂
2023年07月16日 16:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 16:25
灌木がつなげるところをトラバースして30m2本で懸垂
なんとか沢身に戻る
2023年07月16日 17:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 17:32
なんとか沢身に戻る
最後の滝と信じて
2023年07月16日 17:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 17:35
最後の滝と信じて
へつりも簡単というわけではない
2023年07月16日 17:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 17:37
へつりも簡単というわけではない
軽くロープを出す
2023年07月16日 17:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 17:47
軽くロープを出す
.1013で幕営
2023年07月16日 18:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 18:44
.1013で幕営
ペミカンカレー
2023年07月16日 19:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 19:51
ペミカンカレー
花火
2023年07月16日 20:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 20:21
花火
夏!
2023年07月16日 20:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 20:21
夏!
花火
2023年07月16日 20:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 20:26
花火
夜は更ける
2023年07月17日 03:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 3:38
夜は更ける
右股に進むといきなり
1段目は登れた
2023年07月17日 05:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:16
右股に進むといきなり
1段目は登れた
2段目が登れないや
懸垂で戻って右岸巻き
2023年07月17日 05:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:21
2段目が登れないや
懸垂で戻って右岸巻き
見た目より簡単に登れた
2023年07月17日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 6:22
見た目より簡単に登れた
2023年07月17日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 6:26
岩にはまるK野きゅん
2023年07月17日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/17 6:45
岩にはまるK野きゅん
滝は続く
2023年07月17日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 7:05
滝は続く
難易度は落ちてきた
2023年07月17日 07:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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難易度は落ちてきた
やったー
2023年07月17日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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やったー
青空の下、高度を上げる
2023年07月17日 07:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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青空の下、高度を上げる
詰め上がり
2023年07月17日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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詰め上がり
見越山が見えた
2023年07月17日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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見越山が見えた
藪漕ぎをこなし稜線に出る
2023年07月17日 09:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 9:14
藪漕ぎをこなし稜線に出る
何故か逆さ
2023年07月17日 09:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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何故か逆さ
大笠山はかっこいい
2023年07月17日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大笠山はかっこいい
富山、石川方面
2023年07月17日 09:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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富山、石川方面
みかん!
2023年07月17日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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みかん!
ピーク写真!
2023年07月17日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ピーク写真!
下降開始
2023年07月17日 10:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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下降開始
赤摩木古山をのぼる
2023年07月17日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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赤摩木古山をのぼる
「あかまっこ」と読むようだ
2023年07月17日 12:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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「あかまっこ」と読むようだ
大門山分岐からの道は奇麗
2023年07月17日 13:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大門山分岐からの道は奇麗
ブナオ峠で休憩
2023年07月17日 14:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ブナオ峠で休憩
地獄の廃道を進む
2023年07月17日 15:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 15:06
地獄の廃道を進む
まじで極い
2023年07月17日 15:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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まじで極い
やっと奇麗な道になった
2023年07月17日 17:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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やっと奇麗な道になった
下山!乙!
2023年07月17日 18:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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下山!乙!

装備

共同装備
30mザイル×2
ハーケン(15m滝で使用)
ハンマー×2
カム(♯0.5〜♯2)支点構築などでちょいちょい使用

感想

最近は雨に悩まされることも多い7月の三連休。

数年前に地形図を眺めながら、ふと気になった両白山地の最北部とも言えるあたりから金沢に流れ出る犀川源流部の倉谷川と二又川。

倉谷川は日本登山体系に『白山屈指のゴルジュ』とある。
二又川には、金沢市民にはお馴染み?の犀滝があるようだ。
生憎犀川ダムまでの道もかなり手前で通行止めとなっており、アプローチも悪いためネットの記録も少ない。

これは…おもしろい沢登りができそうやん、ということで昨年も同じ三連休で、倉谷川から二又川への周遊を計画したものの、あえなく天候不良で流れてしまった。

今年もしんどい沢を笑顔で付き合ってくれる悪友メンバーに期待の新人を加え、犀川源流部に挑む。果たしてどうなる事やら。

祇園祭の熱気に湧く京都を20時に出発し南砺市を目指す。
この数ヶ月スウェーデンロングトレイル→瞑想合宿→スペイン巡礼の道をこなしたと言う、相変わらずプロアクティブなTひろさんの話を聞きながら、福光の道の駅でC0。

15日 アプローチからして大変
朝にはちょっと前まで仕事でフランスに行っていたというK野きゅんも合流。
県道52号線を進み、刀利ダムのさらに奥、小矢部川375m橋の手前に駐車する。

犀川ダムからのアプローチのほうが美しいが、こちらから入山するとブナオ峠からエスケープができるようになる。

小矢部川の支流を遡行し、赤堂山あたりからのっこして倉谷川に入るべく林道を歩いていく。
当初は赤堂山の南東側に詰め上がる予定だったが、直前に地元山岳会の刈払い道で赤堂山まで行けるということが分かり、そちらを使おうということになる。

しかし、徒渉点から先で道をロスト(恐らく徒渉点から下流側に道が続いていた)し、予定していた沢では無いが、そのまま沢を詰めることにする。

沢自体は岩盤質で小粒な沢だったのだが、詰めのブッシュとドロドロ急斜面に悪戦苦闘する。
言葉にすると簡単だが、豊かな植生が全て自分たちの方を向き、地味にsamoaは5mくらいずり落ちたりと本当に大変。小滝で軽くロープを出すこともありながら、2時間ロスして赤堂山に到着。
稜線ははっきりとした道が着いているが、赤堂山に上がってくるという刈払い道は見つけることができなかった。

当初の予定通り、赤堂山南東側のコルまで行き下降を開始。
ほどなく沢型地形を捕まえたかと思ったが、850m付近の斜度が緩いところで湿地帯のようになり沢型を見失う。
???、ササとヤマブドウの蔓に阻まれながら何とか沢型を見つけ直すことが出来たが、不思議な地形もあるもんだと思いながら、下降を続ける。

記録にもあったが、下降沢は赤い岩盤が優先し、時折つるんとしたとても綺麗な赤かったり、赤みがかった白い石を見ることができる。どうやらメノウのようだ。

沢自体も何もないわけではなく、時折でてくる3〜6mくらいの滝を巻いたり、クライムダウンしながら下ろしていく。

なんだかんだで3時間くらいかかってようやっと倉谷川へにたどり着く。
スタートラインに立つまでに8時間もかかってしまった。
最大の核心である第1ゴルジュに挑むには到底時間も余裕もないので、.513二股の手前でテンパることにする。

5人だと設営や薪集めも早いなぁと思いつつ、焚火を点火してうだうだ。
Tひろがミニ鉄板を持ってきていて、いろんなつまみを焼いてみたり、S藤さんの持ってきた巨大マシュマロをあぶったりする。
晩御飯はS藤さん作のツナ親子丼。ツナと玉ねぎたっぷりでおいしい。
ちなみにS藤さんは誕生日だったらしい。言っといてよと思いながら、この状況を最高の誕生日だと言い放つ逞しさに感動を禁じ得ない。

明日はどのくらい進めるのだろう。登山体系にあった「白山屈指のゴルジュ」という文言に楽しみ4割、不安6割といった感じで5時出発を決め込み沈。

16日 圧巻のゴルジュとの大格闘
3時起床。焚火を再点火して朝ごはんはTひろさん作の焼きベーコン&ヨーロッパポン菓子入りのラーメン。うまい。

予定通り5時出発。
ほどなく記録の写真でよく見る第1ゴルジュ入口の滝にたどり着く。登山体系の5段12mの滝だ。

やはりというか、写真では伝わらない規模と迫力だ。
とりあえず近くまで行って迫力をひとしきり体感してから巻きルートを探す。

記録では左岸から2つの滝を高巻いて沢型を懸垂とあったが、草付の岩壁のどこを攻めるのだろうといった感じだ。

右岸に目をやるとこちらは灌木を使って登っていけそう
地図を見ても、尾根をのっこす形で向こう側には行けそうということで右岸を選択。
足元は滑りやすいが順調に高度を稼ぎ、適当なところで尾根を越え、滝を2つ越えているのを確認して沢身へ。
最後が急だったので懸垂する。

再びゴルジュを進んでいく。水量が多い訳ではなく基本歩き。
続いて8mの滝にぶち当たる。いい滝だが取り付く島もないのでこれも巻き。記録通り右岸からとりかかる。

少し戻って灌木を頼りに泥壁を強引に登りリッジに乗る。泥壁は滑りまくるのでザイルを出す。

リッジを少し登って灌木混じりのスラブのトラバース。
最初は灌木を掴みながら行けるが、後半8mくらい灌木がないので慎重にこなす。
トラバースからみるともう1つ釜持ちの8m滝が懸かっているのが見える。こちらも中々の迫力だ。

終了点からさらに5mくらい行ったところから、灌木を支点に2つ目の滝上めがけて懸垂し沢身に降りるのだが、ここで大事件。

2人目のTひろさんが下降中に捨て縄が灌木からすっぽぬけ1mほどテラスまで顔を打ちながらずり落ちる。急になる手前だったからよかったもののあと数m先だったら大事故になるところだった。
バックアップも含め支点を取り直して、全員下降してからゆっくり休憩を取りながら反省会。
状況を整理し、複数で支点確認することを含め、速さよりも確実性をもってこの先進めることを確認する。
登攀で懸垂が一番事故が多いことを思い知らされる形となってしまったが、大きな怪我がなく本当によかった。

気を引き締め直して遡行再開。大きな滝は無いもののゴルジュ地形が続き、支流がすだれ状の滝となって降り注いだりと、晴れているのも相まって美しい。

日向ぼっこしているアオダイショウさんを冷やかしたりしながら、左岸が崩壊地になっている滝を軽く巻いて進んでいくと、2条10mの滝に行きつく。
明るくかつ、迫力のある滝でみんなで写真を撮る。これは右岸から簡単に登ることが出来た。

小滝をいくつかこなして行くとゴルジュの幅が狭まり、淵が優先する感じになる。2つめのゴルジュ。
最初の淵はへつりだけでは突破できず、出口の段差の流れも強かったため、ロープで引っ張ったりもして突破。
その後も出てくる段差をへつったり、つっぱたりしながら越えていく。

ゴルジュの出口付近に流木のかかった4mの滝が出てくる。
流芯は行きにくそうなので、足元がスッポリと抜けたルンゼを登る。
うまいこといけば、ステミングで行けるが側壁が滑るのでロープを出して空身にして、メンバーによってはショルダーして登る。

そんなこんなでかなりの時間をかけながら3つ目のゴルジュへ。
最初の15mの滝は記録でよく見る滝だが、これまた写真で見るより遥かに迫力がある。
セオリーどおり左岸の浅い凹角をKのきゅんリードでザイルを引いてもらう。
立っているのと、微妙に濡れているで中間のホールドが乏しいところが緊張する登攀。
ハーケンを2本打ちながら滝上へ抜けてくれた。支点はカムで取って後続を確保。

準備もできて2番手が登る段になって手前で少し大きな落石の音がする。
自然落石かなと思っていたら、今度は滝下あたりににも小さめの石が落ちてくる。
はて、と思いながら崖の上のほうの草が順々に動いているのが見え、一瞬黒いものが見えた。
これは...と目を凝らしていると草むらの中から1m強くらいのクマがひょっこり顔を出す。K野きゅんの10m上部なので危険はないが、自分は完全に目が合っている感じ。ちょっと可愛いけどどうなるんやろと思っていると、興味を失ったのか、崖上をのそりのそりと歩いて行った。

びっくりしたが、気を取り直して滝にとりかかる。
自分だったら空身でリードにするかな、なんて思いながら末端で登る。

これで核心は概ね終わりかと思って進んでいくが、いくつか滝を越えると大きな釜を持った4つ目のゴルジュに10m級の滝が出てくる。あれま。
しかも滝身は到底登れそうになく、ゴルゴル先生もかなり発達していて、右岸はとりつくしまもない。
左岸は灌木を繋いで上がれそうとはいえ、滝手前で草付の沢型が大きく入り込んでいて、木をつなぐとかなりの高巻きを強いられそう。
ここを行くしか無さそうなので10時間以上行動し疲れている中、焦らず確実にいくことを確認して巻きにかかる。

取り付きやすいところまで戻り、尾根地形を、GPSも見ながら右手斜面が緩くなり、確実に木が繋げるあたりまで、80mくらい登ってトラバースをする。
基本的には灌木を掴んでトラバースできるが、時折足元が悪いので注意が必要。
ご他聞にもれず同じくらいのサイズの滝が2つ続いていたので、その上へ降り立つべく最後は30mザイルを2つ繋げて立木をピンに懸垂下降して巻き終了。
1日に1〜2時間の巻きを3回こなすのはなかなかしんどい。

あと少しで.1013二股だがまだ3段の滝が続く。左岸から越えていくが、2段目をへつり気味に行くところが少し悪いと思って一応ロープを出したが、案外すんなり突破。なんか山行中にパーティーの登攀能力も上がっている気がする。

そんなこんなで、13時間かけてやっとこさ.1013二股に到着し行動終了。本当にお疲れ様でした。
いそいそとテンバを設営して、焚火をつけて乾杯。本当に疲れた。
こんな時の晩御飯と言えばペミ。疲れた体に油が染み渡る。引き続き鉄板でウィンナーなんかを炙ったりもする。
沢中だというのに空が開けていて、新月なのもあって満天の星空だ。そんな中、隠しグッズの花火を点火、星空と水面に映る火花に夏を感じて夜は更けていく。

17日 降りるのも降りるので大変
昨日、倉谷川から脱出できなかったため、今日は稜線からブナオ峠経由でエスケープ。犀滝は幻となってしまった。
今日も長いので3時起床5時出発。朝ご飯はK野きゅん作の乾燥野菜たっぷりラ王。甘みが多くうまい。

.1013二股は右股に進む。さっそく3段の滝が登場。微妙に悪いながらも2段目までは登れたが、3段目が登れなさそう。なんてこったい。
懸垂で1段目下まで降りて3段まとめて右岸巻き。発達したゴルジュ地形という訳でもないので、確実に灌木を繋いでまくことが出来る。朝イチにはちょうどいい?くらいの巻きだった。

そのあとも滝がいくつか出てくる。
パッと見登りにくそうなのもあったが、いざ取り付いてみるとスタンス豊富で簡単だったりと順調に進んでいける。
1300mくらいまで来ると大分高度を稼いだ感じとなり、うっすら遠くに海岸線も見えるようになる。

さて、屈曲を過ぎて1280m二股から左へ左へ行って1番近いコルに上がろうと思っていたが、狙っていた沢の1本奥を詰めてしまい、余計に薮をこぐ羽目になってしまう。気温も上がってきて暑い。

汗だくになりながら息も絶え絶えに稜線に転がりでる。
一息入れて、空身で薮がうるさい稜線を見越山目指して歩いていく。日差しはきついが、視界は開けていて気持ちがよい。

偽ピークを越えながら見越山にたどり着く。
近くには奈良岳があり、そこから伸びている県境稜線の先には大笠山が立派な山体を横たえている。
その手前にはどうやったらそんな地形になるのといった大スラブが見える。あの向こう側がオバタキタンなのだろう。
振り返ると富山平野と金沢平野が見え、眼下には遡行してきた倉谷川がある。
見越山自体は1600mちょいの山なのに、そこから流れ出る犀川源流部のスケールの大きさは想像できないものだった。
などと感慨に浸りながら、どこまでも続く山々に両白山地の奥深さと犀滝を目指せないを酸っぱさをみかんとともに噛み締める。

みんなでピーク写真を撮って、気を取り直して出発。下山の道のりも長い。
デポした荷物を回収して時折行く手を阻むブッシュに辟易しながら、アップダウンのある縦走路を歩く。

迫力のある崩壊地を抱えた赤摩木古山を越えて、大門山分岐からブナオ峠を目指す。
分岐からは割ときれいな道となるが、標高を下ろしてきた暑さとここまでの疲労で息切れしながら、舗装路が入ったブナオ峠にたどり着く。
夏空の下、ザックの上にひっくり返ったり、道に横たわったり、思い思いに休憩をする。

ちなみにこれから下山する方は舗装路ではなく、うっそうと草木が茂っている富山側だ。道は土砂崩れや崩壊で荒れているという話だったが、行ってみてどっこい、地獄はここからだった。

荒れているどこか廃道で、ブッシュが繁茂し、あっても踏跡、崩壊地や土砂崩れしている所ではそれも途切れて、落石で足元が悪い、切れ落ちている所は滑落も怖い。
ブッシュは灌木もあれば、イラクサやアザミが優先しチクチク衣服を貫通してきて、場所によってはクズなどのツタ植物と相まって進めない。木本でもない植物で進めなくなったのは初めての経験だ。
疲労も限界の中でのこれまでにない悪路は本当に極く黙々と歩くしかなかった。

いつまで続くのかと思われた悪路もピンクテープの目印しかない、山の登山口でくるとやっとこさいわゆる林道と呼べるものになってくる。
あとはひたすら歩くだけ。おしゃべりしたり、歌を歌ったりしながら道を下ろしていき、18時くらいに入山地点に辿り着く。今日も昨日に引き続き、13時間行動。
本当に疲れた。計画を完徹はできなかったものの、総力戦での倉谷川の遡行は、沢登りの醍醐味が存分に詰まったもので、非常に満足のいくものとなった。

桜が池温泉で汗と疲れを流し、疲労感と充実感の余韻に浸りながら、暮れなずむ道で京都を目指したのだった。

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