保津峡〜高瀬山
- GPS
- 03:15
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 382m
- 下り
- 408m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR保津峡 |
写真
感想
◇高瀬山
○三角点(340.4m)
現在、一般的には三角点が高瀬山の山頂とされているもよう。
・『山と高原地図 北摂・京都西山』(昭文社) 2018年版で確認
・『京都一周トレイル公式ガイドマップ 西山』
○Ca350m
一方、Ca350mを山頂としている情報も。
・『日本山名総覧』(武内正,白山書房,1999年)
・『京都丹波の山(上)』(内田嘉弘,ナカニシヤ出版,1995年)
→『京都丹波の山(上)』では『京の山々(3)』大城功著から「Ca三五〇奪圈璽の名が高瀬山だということを知った。」(p.23)とあるが、『京の山々(3)』ではP232の北の尾根の乗り越し地点を山頂としているような。
○P232の北(旧ハイキングコースの尾根乗り越し地点)
さらい古い情報を調べていると、
・『京の山々 第3』(大城功,1964年)ではP232の北の尾根の乗り越し地点を山頂としているように読み取れます(地図にも明記されている気も)。以下引用。
「高瀬山の登口は、保津川が南へ向かってほとんど直角に曲る辺にある。高瀬山の山裾を保津川ぞいに行く路もあるが、行きづまりになって危険なので、避けた方がよい。高瀬山はかなりの急坂をジグザグに登る。登りつめればすぐ反対側へ下り、峠の感じである。ここから保津川を眼の下に、山の中腹の路を行き、やがて左折して地獄谷ぞいに下れば、保津峡と水尾の中間の道路へ出る。」(p.41)
「高瀬山は松が数本立ち、これからたどろうとする東へ向って下る路と、北へ向って上る路がある。(中略)またここに茶店が出ていたことがあって、お千代の茶屋と呼ばれていたというから、その当時この山路は往来が頻繁だったのだろう」(p.74)
※国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧可(要ログイン) https://dl.ndl.go.jp/pid/3008980
ちなみにP232の西、保津川が南へ90度曲がるあたりの急流は、「大高瀬」として保津川下りの名勝のひとつに数えられています。明治の名所案内にも大高瀬の名前あり(『都のいぬゐ』小林吉明,明治29年 https://dl.ndl.go.jp/pid/765979/1/57 )。
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