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Yamareco

記録ID: 6848294
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

ハライド~大瀞 清流浴

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
13.0km
登り
988m
下り
999m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
2:43
合計
7:36
距離 13.0km 登り 988m 下り 999m
7:35
63
スタート地点
8:38
9:08
7
9:15
9:18
41
10:19
10:32
24
11:03
11:07
5
11:12
17
11:29
11:44
12
11:56
11:57
8
12:05
12:09
19
12:28
13:39
24
14:03
14:10
12
14:22
14:35
26
15:01
10
少し暑くなってきたので、涼を求めて神崎川へ行こうと思い立つも、ピークを踏まないのはもったいないぞ・・・と心の声が。とゆうわけで、かねてから気になっていた、「ハライド」を経由する計画に。御在所岳や国見岳の前座みたいな立ち位置なのに、変な名前で存在感アピールしてるな。調べてみるとハライドは「祓戸」との説もある。由来を聞くと少しおっかない気もするが、とにかくここを経由して、神崎川へ降りて、ぐるっと周回してみた。
 駐車場を出てハライド登山口に向かい歩き始めると、いきなりの渡渉!?とゆうか、れっきとした舗装路なのに沢(?)が横切っている。快晴で良かったが、雨あがりで増水でもしようものなら、出発早々にくるぶし上くらいまでずぶ濡れになるところだった
 ここを難なく通り過ぎ、登山口から登り始めると、ほどなく結構な急登が始まる。が、涼風と新緑、歩きやすさも手伝ってどんどん高度を稼いでいく。しばらく登って高度700m付近の稜線に達すると、かなりの強風になってきた。立ち止まっているとすぐに体が冷えてくるので、ゆっくりでも歩き続けようと思い先へ進むにつれ、どんどん風が強まってくる。特に800m付近は、油断するとよろけそうになるくらいの暴風。少し用心しながら、更に頑張って進むと、いきなりハライドピーク。少し拍子抜けだが、頂上も暴風で、西側の樹林帯に少し入り込んだところで休憩。
 次なるターゲットのブナ清水目指して出発しようとしたが、少しずれた位置に紛らわしい踏み跡があり、そちらへ進んでしまい引き返すことに。地図を良く見て正しいルートを下り始めたものの、かなりの急降下で、しかもザレ場といった感じで、慎重に歩みを進める。ようやく鞍部(腰越峠)へ到達して、ほっとしたのもつかの間、登り返しには結構な急登が待っていた。幸いこれは長くは続かず、緩やかな登りの稜線歩きに変わる。所々、樹林が途切れるところでは良い眺めの楽しめる快適な尾根道だ。途中、休憩中のご年配のご夫婦とお会いし、やはりこの暴風の話に。(今日はかなりのレベルみたいだ)そうこうするうちに本日の最高到達点、名もない1081mピーク付近のブナ清水分岐に到着。もっと低いハライドにはきちんと名前があるのに、ここは・・・ハライド恐るべし。
 ここからひたすら下って、ブナ清水到着。もう少し雰囲気があるのかと思いきや、特に変哲もない湧き水に見えたが、違うのかな?ここで少し休憩して、数分下ったところで地図にはない沢に遭遇したが、こちらの方が神秘的かな。更に下って、最後に少し登り返して根の平峠に到着。
 さて、ここからいよいよ目的の秘境、神崎川へ。タケ谷の標識に従ってゆるゆると下っていく。この先、あまり人が入らないところ(最近はそうでもないのかな?)の割には道は分かりやすく、迷うことなくタケ沢出合へ到着。広い河原に先客のファミリーが一組。せっかく来たし、名物のシンボルツリーも外せないので、少し逆行して鈴鹿の上高地と呼ばれる辺りを散策。日の光が適度に差し込んで新緑が映えるなぁ。シンボルツリーを拝みに、わざわざにここまでくる人がいるのも納得。次は紅葉の季節に来てみよう、上高地より割安だし(笑
 ここでお昼にしようかと思ったが、時間も少し早いし、あと少しだろうし、大瀞まで行ってしまおう、と決意。楽勝で到着かなと思いきや、まず、渡渉点が分からず、適当に渡渉。左岸にあるはずの道を探しながら、らしそうな踏み跡を歩いていくと赤テープを発見して一安心。テープと踏み跡もどきを模索しながら、なかなかつかないなぁと思いながら歩き続けて、大瀞の壊れた橋の警告を発見して、またまた一安心。大瀞に降り立ったころにはタケ沢出合いから約1時間が経過していた。
秘境感満載の景色の中で食べるランチは最高だな、と食後のコーヒー、デザートのどら焼きまでしっかり味わって1時間も長居してしまった。
後ろ髪をひかれつつも大瀞を後にして、中峠に向けて出発。中峠に向かう最後の登りは、稜線に青空が開けて、空に向かって歩いているような感じ。この眺めをしっかり味わいながら、ゆっくりと峠を越える。中峠を通過してしばらくするとぬかるみが多く、かつ急降下なので、滑りそうになるのを慎重に下る。ただこれも長くは続かず、朧滝上流の涸れ沢を越えてからは楽な下りに。最後はひたすら林道を歩いて駐車場に到着。充実した一日と、無事に下山できたことを感謝。
天候 晴れ 風強し
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明渓谷有料駐車場に到着したのは7:00。既に残り十数台くらいまで埋まっていました。一日\500は良心的ですね。
コース状況/
危険箇所等
・ハライド頂上付近の稜線は強風で体が持っていかれそうでした。特に800m付近は右側が切り立った崖っぷちのところもあるので、要注意ですね。
・ハライド山頂からブナ清水方面への下り口迷いました。(地図を良く見れば分かるんですが、怠慢に反省・・・)。あと、頂上直下は急降下+ザレ場なのでここも要注意です。
・神崎川(愛知川)のタケ沢出合い~大瀞までは所々道が不明瞭なので要注意です。ただ、右に沢音を聞きながら歩けば、そのうち正しいルートには戻ります。
その他周辺情報 帰りに立ち寄ったアクアイグニス(片岡温泉)は、雰囲気・清潔感・リーゾナブル価格等々、満点でした。
ハライド登山口
もうすぐ頂上。爆風です。
もうすぐ頂上。爆風です。
あっけなくピークに到着。
あっけなくピークに到着。
ピークにてしばし眺める。
ピークにてしばし眺める。
腰越峠から登り返した後の稜線。ところどころいい感じに樹林が途切れて快適。
腰越峠から登り返した後の稜線。ところどころいい感じに樹林が途切れて快適。
こんな小道も気持ちよい。
こんな小道も気持ちよい。
名もないピーク(?)付近の分岐。
名もないピーク(?)付近の分岐。
ブナ清水。清水って感じかなぁ・・・
ブナ清水。清水って感じかなぁ・・・
ブナ清水をちょい下ったところ。こっちの方が神秘的。
ブナ清水をちょい下ったところ。こっちの方が神秘的。
根の平峠。さあ、タケ谷を下って秘境へ向かうぞ。
根の平峠。さあ、タケ谷を下って秘境へ向かうぞ。
途中すっとばして、いきなり上高地のシンボルツリー。
途中すっとばして、いきなり上高地のシンボルツリー。
新緑が美しい。紅葉も見にこよう。
新緑が美しい。紅葉も見にこよう。
沢音を頼りに大瀞へ向かう。
沢音を頼りに大瀞へ向かう。
途中、ポツンと一本だけ。きれいなのでシャッター押したけど、なんでしょうか?
途中、ポツンと一本だけ。きれいなのでシャッター押したけど、なんでしょうか?
大瀞。この秘境感がたまらない。流れが美しすぎる・・・
大瀞。この秘境感がたまらない。流れが美しすぎる・・・
しょぼいコーンスープもここで飲むと格別。
しょぼいコーンスープもここで飲むと格別。
食べては眺め、眺めては食べ・・・幸せな時間がゆっくりと流れます。
食べては眺め、眺めては食べ・・・幸せな時間がゆっくりと流れます。
気分だけでどら焼きとコーヒーも絶品。
気分だけでどら焼きとコーヒーも絶品。
中峠、最後の登り。空に向かって突撃ー(笑
中峠、最後の登り。空に向かって突撃ー(笑
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