【日本百名山 No.72】【第六次東北遠征 二日目】八甲田山 大岳 酸ヶ湯温泉から周回


- GPS
- 04:18
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 719m
- 下り
- 718m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:18
天候 | 晴れ時々曇り 山頂爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大岳前後に残雪部分あり。この辺りのみピンクテープ無くて、ちょっと迷った。アイゼンはほとんど使わなかったが、付けた方が良かったかも。 |
その他周辺情報 | モチロン酸ヶ湯温泉デス! |
写真
感想
遠征二日目、八甲田山。前回は死にかけたけどホワイトアウト無かったらラクシヨーですわと舐めてかかり返り討ちに遇う。
一日目より気温は上がりそうという天気予報に安堵して前日は眠り、宿出てみたらまだ肌寒く、5月の青森はやはり一筋縄ではいかぬ。2月に泣きながら雪道を走ったR103を鼻歌交じりで駆け抜け07時40分頃到着。整えて8時スタート。昨日同様ジオラインL.WにTシャツ、フーディニジャケットでスタート。
出だしの森に雪はなく、だがしかし雪解け水は大量に流れており、最初からグチョグチョである。ゲイターというブツ、嫌いなんだけど付けぬわけにもいかぬコンディション。泥道を歩いて高度を上げ、時々雪も出て来るが、すぐに途切れる。地獄湯ノ沢からはゴーロ帯。2月はこの辺りで撤退したんだった。何度か渡渉があったが真新しいペイントがあって無問題。仙人岱までの道は整備されててマジ感謝でした。ゴリゴリ登りきって辿り着いた仙人岱,突然現れる湿原に驚愕しつつ進む。
湿原の外れから残雪あり。トレースらしきものを辿っていたらヤマレコから道外れ警告を食らう。GPS見ながら進むが雪渓なかなか切れないので軽アイゼン装着。で、30メートルほど進んだら雪無くなり泣きながら外す。ここからは大岳への最後の登りで風も出てきてなかなか厳しいコンディションだったが、10時20分頃なんとか登頂。津軽湾に北海道,南は多分岩手山まで見渡せて感無量、なんだけど爆風で楽しむゆとりはあまり無く、そそくさと退散。
この時点で周回するかピストンにするか、迷いがあった。ヒコーキの時間があるので絶対に遅れは許されない。こういう登山はなかなか辛い。まあ乗り遅れたら新幹線あるしと、アホな言い訳を胸に周回コースを進む。しばらく降りたらまたも雪渓。かなり長く迷ったがノーアイゼンで進むことにした。とはいえバランス感覚ゼロ人間なのでおっかなびっくりである。大岳からの下りで抜いた高齢男性がグリセードですいすい降りてきてあっという間に抜かれる。
大岳避難小屋を越えてさらに進む。この先が難所で、雪渓を下るうちにコースオフしてしまい、ルート見失う。ビンクテーフ、この辺り無かったんだよな。グリセード男性と一緒にルートを探り何個か復帰して事なきを得たがやばかったわ。男性ソロの方,マジでありがとうございました。
その後は迷いポイントもなく、やがて突然に湿原に突入。パラダイスの始まりである。進行方向に岩木山、ふりかえれば八甲田山。いやもう凄かったですよ(語彙力)。みんな行ってよ凄いから。とはいえヒコーキの時間も気になるので駆け足で湿原を抜ける。そんなことしてるから滑って転ぶ。木道は滑るだからゆっくり歩くこと!
延々と続く湿原も終わり、山道を下って12時20分頃無事下山。温泉入って蕎麦食べてのんびり空港まで運転しても1時間以上待つくらいに余裕でした。これならもっとゆっくりすれば良かったと悔やんでも後の祭りである。
というわけで八甲田山最高峰のピークは踏んだ。が、このエリアの魅力の、おそらく15%位しか楽しめなかったという思いを拭えない。やはりこの山域は酸ヶ湯温泉に泊まって早朝から存分に周回してナンボじゃないかないつかやりたいなあ。
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