【奥美濃沢歩き】横越谷〜姥ヶ岳
- GPS
- 06:01
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 616m
- 下り
- 619m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢登りは特に難しい箇所なし 大滝は右岸巻き |
写真
感想
お互い4月から多忙なのと金曜飲み会だったこともあり2日とも天気が良かったが、土曜日は観光、日曜は沢と割り切って、奥美濃ののんびり沢に行くことに。
土曜日は出石でそばを食べたり敦賀で寿司を食べたりしながら、道の駅禅の里で車中泊。おなじみといえばおなじみだが、久々だ。
翌朝、真名川を遡っていき、奇麗に舗装された林道で姥ヶ岳の登山口付近の駐車場。
サクッと準備して出発。林道を歩いていくと、近くの茂みでドドッドドッと大きな足音立てて何かが逃げていく。
そういえば九州と違ってクマがいるんだった。声や音を出しながら入渓点へ。
入渓早々、石が積み重なった段差で少々めんどくさく、ブタ沢の気配を感じたが、少し進んだら美しいナメが出てくる。周囲の森も相まって非常に癒される。
地図で見る通り、そんなに斜度もないので基本的に飛び石、時々ナメという感じで進んで行く。若干岩が滑るので注意が必要。
途中、小型犬ほどのサイズが茂みの中にうずくまっていて、こちらの動きにびっくりして沢に入ってしまう。しばらく遠巻きに様子を見ていたが抜け出せなさそうなので、沢から上げるのを手助けする。弱っているのか再び茂みで身を潜めていたが、無事に生き延びていいてくれればといったところか。
1060の二股を右にとって、ミズバショウ群生地を目めがけて詰め上がっていく。
この辺りは多少斜度もありので小滝がチラホラ出てくるなと思っていたら、突然10m級の滝が出てきてびっくり。
左岸の少し手前のルンゼ状を上がっていく。上部は灌木を使ってよじ登り、滝のすぐ手前に入っている沢地形を横切って進むと渓に歩いて下降できる。
掴むものも豊富で簡単だが、足元はズルっと行きやすいので注意が必要。
その後も小滝をちょこちょこ登るが、斜度もなくなってくると源頭っぽい感じ。
苔むしている感じは奥美濃というよりも大日沢とかに雰囲気が似ているように思う。
最後は湿地っぽいぐちゃぐちゃなところを歩き、沢足袋がドロドロになって萎えながら夏道の木道にでて遡行終了。あっさりなので、初心者連れて沢始めに良さそうな感じだ。ミズバショウ群生地と名がついているが、白い花はおろか、葉っぱすらみることができない。シカに食べられてしまっているのだろうか。
姥ヶ岳アタックはブナが豊かな森を登っていく感じだが、いかんせん単調な登り。早起きなのもあってあくびを嚙み殺しながら登っていく。
途中何組かの登山者とすれ違う。老若男女問わずで地元の馴染みの山という感じだ。
そんなこんなで30分ほどで山頂到着。
あいにく雲が低く、能郷白山などを望むことができなくて残念。
笹生ダムの一部が見えていて、そういえば笹生川とか行ったなと思い出に少し浸ったりする。そんなこんなで、つい先週の日付の看板なんかの写真を撮って下山開始。
緩やかな道をヴぁーと下っていく。ブナの一斉林のところは巨木が林立してとてもいい雰囲気だ。地図上にある大トチも見物しながら駐車場まで。
まだまだお昼なので大野の夢助だんごやくるみ羽二重餅なんかをつまみながら、まさかの横山ノリさんのダービー制覇に感動しながら帰京。王将の餃子で〆、良い週末だった。
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