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Yamareco

記録ID: 6863782
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【燕岳】テント泊装備で合戦尾根に挑む!

2024年05月29日(水) ~ 2024年05月30日(木)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:20
距離
12.3km
登り
1,500m
下り
1,488m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:33
休憩
0:25
合計
4:58
距離 4.6km 登り 1,259m 下り 15m
10:01
37
10:38
10:44
31
11:15
11:16
40
11:56
12:04
32
12:36
12:43
36
13:19
13:20
29
13:49
13:51
68
14:59
2日目
山行
4:51
休憩
3:12
合計
8:03
距離 7.7km 登り 241m 下り 1,473m
4:56
5
宿泊地
5:01
14
5:15
5:16
9
5:25
6:08
5
6:13
6:14
10
6:24
4
6:28
7:05
78
8:23
9:42
41
10:23
10:33
13
10:46
10:51
21
11:12
23
11:35
11:44
22
12:06
12:13
17
12:30
29
天候 1日目: 曇りのち晴れ☀
2日目: 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉第1駐車場を使用。
前日の大雨で朝9時まで中房線ゲート閉鎖されていたため、余裕で停められました。
通常は、平日でも朝早くいかないと第1には停められないようです…。
コース状況/
危険箇所等
■登山口~合戦小屋
雪なし。相変わらずの急登。

■合戦小屋~燕山荘
合戦沢の頭から途切れ途切れ雪あります。ここで軽アイゼンつけました。小屋の方がステップ切ってくれているので、とても登りやすいです。なんて至れり尽くせりなルートなんだ…!
滑り止め無しで登っている人もいたので、登れないことはないです。ただ、滑って谷側に落ちたら止まらない程度には急斜面なので、無しで登るのは個人的にはナシです。

■燕山荘~燕岳
2か所ほど雪が残っている個所がありますが、そのままで行けます。
その他周辺情報 下山後、有明荘にてお風呂入りました。ぬるんぬるんなお湯です。
燕山荘で100円割引券もらいまして650円。
朝10時でこんなに空いている第1駐車場は最初で最後かもしれん…
2024年05月29日 09:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
5/29 9:47
朝10時でこんなに空いている第1駐車場は最初で最後かもしれん…
ワクワクとちょっとの不安のなかしゅっぱつ!
2024年05月29日 09:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
5/29 9:59
ワクワクとちょっとの不安のなかしゅっぱつ!
ガスの森を歩きます(急登)
2024年05月29日 11:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
5/29 11:16
ガスの森を歩きます(急登)
合戦小屋にとうちゃく。
ガスを抜けたら青空が広がっていました。
2024年05月29日 13:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/29 13:20
合戦小屋にとうちゃく。
ガスを抜けたら青空が広がっていました。
ショウジョウバカマ、かな?
2024年05月29日 13:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 13:27
ショウジョウバカマ、かな?
景色見えてきた!
2024年05月29日 13:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 13:32
景色見えてきた!
合戦小屋を過ぎてもしばらくは雪ないです。
2024年05月29日 13:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/29 13:38
合戦小屋を過ぎてもしばらくは雪ないです。
だいぶ登ってきたなあー
2024年05月29日 13:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 13:38
だいぶ登ってきたなあー
ここで軽アイゼンつけます。
2024年05月29日 13:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 13:44
ここで軽アイゼンつけます。
春の雪で歩きやすいけど、右側へ滑ったらしばらく止まれなさそうです。
2024年05月29日 13:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 13:55
春の雪で歩きやすいけど、右側へ滑ったらしばらく止まれなさそうです。
主役がひょこっと顔を見せました。
2024年05月29日 14:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 14:36
主役がひょこっと顔を見せました。
燕山荘までの最後の階段がきつい、、
荷物おもい…( ;∀;)
2024年05月29日 14:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
5/29 14:53
燕山荘までの最後の階段がきつい、、
荷物おもい…( ;∀;)
登り切って見える景色がさいこーだ!
2024年05月29日 15:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 15:01
登り切って見える景色がさいこーだ!
昨年のパノラマ銀座では登頂をあきらめたけど、今回はあなたに登りに来ました。
2024年05月29日 15:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 15:02
昨年のパノラマ銀座では登頂をあきらめたけど、今回はあなたに登りに来ました。
山男は今日もここにおります。
2024年05月29日 15:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
5/29 15:03
山男は今日もここにおります。
ただの標識が尊い…
2024年05月29日 15:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 15:51
ただの標識が尊い…
穏やかな裏銀座方面の山たち。
まだ足を踏み入れていない山域です。
2024年05月29日 15:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/29 15:56
穏やかな裏銀座方面の山たち。
まだ足を踏み入れていない山域です。
たたずむ雷鳥…。
1時間後も同じ場所にいたw
2024年05月29日 16:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 16:14
たたずむ雷鳥…。
1時間後も同じ場所にいたw
遠く富士山まで見えました。
2024年05月29日 16:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 16:15
遠く富士山まで見えました。
燕山荘と槍ヶ岳。
2024年05月29日 18:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/29 18:19
燕山荘と槍ヶ岳。
日の入りの頃。
2024年05月29日 18:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/29 18:40
日の入りの頃。
優しい感じの日の入りでした。
2024年05月29日 18:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/29 18:40
優しい感じの日の入りでした。
街も夜に。
2024年05月29日 18:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/29 18:54
街も夜に。
ポツンと一軒家w
寂しすぎる。
2024年05月30日 04:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 4:20
ポツンと一軒家w
寂しすぎる。
何とか夜を超え、日の出。
2024年05月30日 04:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 4:32
何とか夜を超え、日の出。
やっぱり朝の山が一番好きだなあ
2024年05月30日 04:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 4:57
やっぱり朝の山が一番好きだなあ
いざ、山頂へ!
2024年05月30日 04:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 4:59
いざ、山頂へ!
これは誰が見てもイルカだな。
2024年05月30日 05:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:01
これは誰が見てもイルカだな。
キバナシャクナゲが咲いていました。
2024年05月30日 05:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:05
キバナシャクナゲが咲いていました。
砂のお城のような山頂。
かわいいな。
2024年05月30日 05:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:24
砂のお城のような山頂。
かわいいな。
ただいま燕岳山頂!
7年前に初めて登った山が燕岳でした。
小屋泊ツアー登山から始まり、ソロテン泊ができるまで成長しました✌
2024年05月30日 05:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:24
ただいま燕岳山頂!
7年前に初めて登った山が燕岳でした。
小屋泊ツアー登山から始まり、ソロテン泊ができるまで成長しました✌
すごくいい景色。
2024年05月30日 05:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:25
すごくいい景色。
まだまだ行きたい山はいっぱいある。
2024年05月30日 05:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 5:25
まだまだ行きたい山はいっぱいある。
こっちの山も。
2024年05月30日 06:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
5/30 6:03
こっちの山も。
遠くに見えるあの山も。
2024年05月30日 05:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
5/30 5:28
遠くに見えるあの山も。
餓鬼岳までの稜線を初めて見ました。
行きたいけど、アップダウンえぐいな。
2024年05月30日 06:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 6:04
餓鬼岳までの稜線を初めて見ました。
行きたいけど、アップダウンえぐいな。
素晴らしい景色をありがとうございました!
燕岳はなんだかんだ特別な山です。
2024年05月30日 06:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 6:08
素晴らしい景色をありがとうございました!
燕岳はなんだかんだ特別な山です。
メガネちゃん👓
2024年05月30日 06:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 6:13
メガネちゃん👓
わかめスープごはん。
ご飯は毎回てきとー。
2024年05月30日 06:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 6:36
わかめスープごはん。
ご飯は毎回てきとー。
大天井までのパノラマルートをちょっとだけ歩きます。
2024年05月30日 07:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 7:09
大天井までのパノラマルートをちょっとだけ歩きます。
足が限界だったのでここで引き返す。
まだまだ雪たっぷりですね。
2024年05月30日 07:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 7:28
足が限界だったのでここで引き返す。
まだまだ雪たっぷりですね。
合戦小屋との間を何度も往復していました。
2024年05月30日 09:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 9:15
合戦小屋との間を何度も往復していました。
では下山します。
また来るね!
2024年05月30日 09:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/30 9:40
では下山します。
また来るね!
撮影機器:

感想

ど平日に休みを取りまして、「長野県で平日に行きたい山 第1位」の燕岳にテント泊してきました。いつもより感想が長いですが、どうぞ。


2年前にテント装備を買ったのですが、使ったのはたった4回。その全てがベースキャンプ型で、重荷を背負って長い距離を歩いていませんでした。
 ・横尾テント場からの蝶ヶ岳 (ほぼ水平移動)
 ・南竜野営場からの白山 (緩やかな登り)
 ・雷鳥沢キャンプ場からの立山 (室堂からすぐ)
 ・西穂山荘からの西穂高岳 (ちょっと頑張った)
正直小屋泊のほうが好きなのですが(笑)、近年宿泊費の高騰が著しく、毎回小屋泊はさすがに厳しい。でも縦走はしたい…。ということで、修行がてら合戦尾根をテント装備で上がってみることにしました。急登を登ったあと、2日目に重荷を背負って次のピークに行ける体力は残っているのか?を確かめるためです。

結論、体力は残っておりませんでした(・ω・)


1日目:
前日の大雨で登山口までの道路が倒木により閉鎖。中止か?!とハラハラでしたが、9時に無事解除。そんな状況だったので登山者はほとんどおらず、予想外に静かな山歩きとなりました。
急登の連続に全くペースが上がりません。10kgの荷物が重すぎる…。途中からはペースを上げる必要などないと気づき、一歩一歩ゆっくりと歩きました。
合戦小屋を過ぎると雪が出てきます。久々の雪道なので滑らないように慎重に進みます。
燕山荘まで来ると、真正面に槍ヶ岳から裏銀座方面の山々。久々の大迫力な北アルプスにテンションが上がります。

人が少ないだろうとは思っていましたが、まさかのテント泊は自分だけ。さすがに寂しい…。今の時期燕山荘のテント場は雪の上に作られているのですが、雪面にポツンと自分のテントが建っておりました。色とりどりのテント村はどこ?!

夜。気温は5℃とそれほど低くなかったのですが、雪面に寝るのがとにかく寒いっ。銀マットとカイロがなかったら多分寝れなかったです。-6℃~6℃対応の寝袋でしたが、この時期はシュラフカバーいると勉強になりました。そして稜線にテント張るのも初めてだったのですが、風の音が思った以上に恐怖。しかもこの雪面に寝てるのは自分だけと考えるとさらに恐怖。「家でぬくぬくお布団で寝たいよー、なんで小屋泊にしなかったんだー( ;∀;)」と後悔しまくっておりました。結局合計で5時間ぐらいは寝たんですがw


2日目:
快晴予報だったので、景色もご来光も最高の朝を迎えました。昨晩、寝袋の中で後悔しまくっていたことは一切忘れ、「来てよかったー!」と感動。切り替えはや。
自分以外小屋泊ということは、みんなが朝ご飯中に山頂に行けば、憧れの「燕岳山頂独り占め」ができるのではないかと思い立ち、5時ごろ山頂に向けて歩き始めます。(朝ご飯は5時半からと知っておるのだよ、ふふふ)
予想通り、爆速日帰り登山者も小屋泊の人もおらず、360度大展望の山頂をまったり楽しめました。でも6時半ごろ下ろうとしたらトレランの人が登ってきてびっくり。すごい。足速すぎでは?!

朝ご飯を食べたら蛙岩まで散歩…の予定でしたが、もう登りで使う足の筋肉が疲れ切っていて、たった2,3mの登りでも力が出ない。こりゃだめだと思い、途中のピークで景色を楽しんでテントまで戻りました。

燕山荘は夏に向けての荷揚げ日だったようで、朝から10往復ぐらいヘリが来ていました。届いた荷物をささっと仕分ける小屋の方々。でもみんな楽しそうで、今まで見た山小屋で一番雰囲気が良かったです。働く人にとっても良い小屋なんだろうなーというのを感じました。人気なのには理由がある。

荷物をまとめたら下山します。登りと下りでは使う筋肉が違うのだと実感。下りは順調に歩けるのに、登りが来るとたった数歩でも足が辛すぎる。筋肉痛ではなくて、筋肉疲労って感じでどんよりと辛い。
この疲労感で、燕山荘→常念岳まで歩けるか?と言われると無理でした。テント泊の浅い眠りでは全く疲れが取れていないことがよくわかりました。


ということで、テント泊でのアルプス縦走は体力的にまだ厳しいというのを実感。重荷でも歩ける体力をもう少しつけたいと思います!

そんなこんなで勉強しつつ、人の少ない燕岳を楽しめて大満足の山行でした。やっぱり北アルプスはたのしい!(*'▽'*)

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訪問者数:317人

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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