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ハイキング
ヨーロッパ
オートルート11日目 EuropaHutte~Zermatt
2015年07月09日(木) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:47
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,181m
- 下り
- 2,794m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
*崩壊のひどいところは通行止めになって迂回路(別ルート)がコースになっている。通れるところは安全設備がいろいろ。なので危険個所はない。が、通行止めについての情報が日本人にはわかりにくいと思う。 *まず小屋を出てすぐ、Randaへ向かう下りが分岐。森の中のジグザグ道で歩きやすく危険はない。上り返す道も、危険はない。 *登り返すと中腹のトラバースになるが、前日より道幅広く、そこまで崖っぷちではなく、崩壊もない。危険になりそうなところはトンネルや橋がある。落石の多いところはコンクリートのシェルターの下を歩く。 *Taschの村まで来ると車道もあり、トレランや散歩の人が多くなる。が、その先の道を少し進むと、分岐の上の道には柵があって何やら書いてある。犬の散歩のおばさんに聞いたら、ドイツ語と身振り手振りで一生懸命説明、通れないと言っているみたい。下の道を進んだら車道に出てしまった。戻りかけたらさっきのおばさんがきた。わずかに知ってるドイツ語単語で「カプート?」(broken)と確認したらそうだ、というのであきらめがついた。上り返す道はもうなくて、下の道でZermattまで行く。翌日、確認のため逆方向から目指したところ上の道はZermatt側の入口の村で通行止めになっていた。だからこの道しかないのだった。 *車道を縫いながら遊歩道で下ることができ、谷間に降りてからは川を渡り対岸の遊歩道でZermattまで行ける。危険個所はない。 |
その他周辺情報 | *Zermattに着いたら、それまでと大違いの賑わいにびっくり。ツーリストオフィスも大混雑で、格安ドミトリーを聞いたら、2か所を紹介された。電話してもらえないか頼んだが、できない、直接そこへ行って聞くしかないと言われた。街の地図を渡されたが、番地だけで店などの名前はなく、裏面にリスト。なので見てもわけわからない。やっとマッターホルンホステルにたどり着き、6泊とることができた。ドミトリー素泊まり、カードの日本円払いで5泊分が23031円、追加した1泊が4289円。計算合わないなあ?2段ベッド4個の8人部屋で男女混合。毎日相方は入れ替わっていったが、大体6人くらいの利用だった。共同ルームに冷蔵庫、テレビ、湯沸しポットあり。Wi-Fiが一応あるが、不安定でつながっても先に進まない、途中で切れるという状態で不自由だった。共同シャワーは無料、排水が悪い。 *お食事処はいくらでもあるが、高くてとても無理。帰国したら高崎で食べようと、我慢我慢。連泊なのでスーパーで格安にまとめ買い。ツナ缶大6個とか、パンの大袋とか、大瓶特用ピクルスとか。スーパーはCOOPともう一つの系列のと。どちらも大規模でスイスにしては安い。 |
写真
感想
*前夜、小屋から崖にかかる長いつり橋が見え、「あれを行くの?怖いな」と、なじみの同宿者に聞いたら通行止めで手前の分岐からRandaの近くまで下り、上り返すとマッターホルンが見える、と教えてもらった。が、「私たちはRandaから列車でZermattに行く」「私たちはRandaに泊まる」とみなさん先まで歩く様子がない。
*じゃあ、私もRandaから下の道(遊歩道もあるし)でツェルマットに行こうかな、と思ったが、やはりできるだけ本来のコースを歩きたいと思い、頑張って登り返した。
*登り返す道からは、Randaからこの区間だけ歩くこともできるので人通りが増えた。76歳のおじいさんには励まされた。
*犬の散歩のおばさんは私と同じ歳だった。ハグして握手して、まだずっと元気でいようね、みたいなこと言って別れた。
*オートルートを歩きとおしたご褒美のようにマッターホルンが出迎えてくれてうれしかった。電車でツェルマットに観光で訪れても、見えるんだけどね。だからか、ツェルマットからの整った景色より、途中でチラッと見えてだんだん全貌を表し、近づいてくるのが感動的だった。
*明日からは、ツェルマット周辺の気楽な散策コースで花と展望を楽しもう。昨日の後半以外は危険個所もなく整備の良い道だったし、山小屋含めて毎日シャワーもできるし、洗濯物はすぐ乾くし、人里にも降りるし、山と言っても技術もいらず不自由もない旅だったけど、終わって肩の荷が下りた。(肩の荷を下ろしたからかな?明日からは、荷物を宿に置いてサブザックだけで歩ける)
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