北ア 北穂高岳 穂高縦走が台風雨天の影響でのんびりに 北穂小屋泊

2015年07月26日(日) ~ 2015年07月29日(水)

• GPS: 80:00
• 距離: 34.2km
• 登り: 1,890m
• 下り: 1,884m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:30

14:30 スタート地点
15:00 日本山岳会上高地研究所（河童橋）

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:10

7:20 日本山岳会上高地研究所（河童橋）
7:30 岳沢湿原・岳沢登山口
8:00 嘉門次小屋
9:00 新村橋(パノラマ分岐)
9:30 9:50 横尾 (横尾山荘)
10:50 11:00 本谷橋
12:50 13:40 涸沢小屋
16:10 北穂高岳・天場
16:25 北穂高岳(北峰)
16:30 北穂高小屋

3日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:10

11:30 北穂高小屋
11:30 11:40 北穂高岳(北峰)
11:50 北穂高岳・天場
14:40 涸沢小屋

4日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 2:05
• 合計: 6:30

7:00 涸沢小屋
8:30 8:50 本谷橋
9:45 10:10 横尾 (横尾山荘)
10:50 12:00 徳澤園
12:45 12:55 明神館
13:30 河童橋
13:30 ゴール地点

天候

7月26日：晴れ
7月27日：晴れ　夜曇り
7月28日：早朝ー朝　大雨　午前霧→午後晴れ
7月29日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

往路：沢渡梓第1駐車場（沢渡大橋バス停付近）に自家用車を停め、タクシー
復路：上高地バスセンターからシャトルバス、沢渡大橋（終点）

コース状況／危険箇所等

1.コース関連
　上高地に前泊して、1日目　上高地ー北穂高岳（北穂高小屋　泊）
　　　　　　　　　　2日目　北穂高岳ー奥穂高岳（穂高岳山荘　泊）
　　　　　　　　　　3日目　奥穂高岳ー前穂高岳ー岳沢ー上高地　
　の予定でしたが、2日目早朝ーAM　台風後の影響による豪雨のため、縦走を
　やめ涸沢に下山。結局、ザイテンの登り返しをやめ、涸沢泊で上高地に下山
　したルートです。残念、ま、全員の安全優先ですから、こういうこともあります。
　＊ポイントは、雨天では、北穂ー奥穂間の縦走は、転滑落の危険度が増すため、
　　小屋としても、指導せざるを得ず、縦走中止を判断したことでした。
2．道の状況
　 （1）横尾〜涸沢　登山道はよく整備されており、途中の、本谷橋、Sガレ等も
　　　 歩きやすいです。涸沢ヒュッテと涸沢小屋分岐のあと、涸沢ヒュッテ下に
　　　　一部分残っているだけです。（ただし涸沢テン場は雪渓）
　 （2）涸沢〜北穂高岳
　　　　涸沢上部に雪渓箇所はありません。一部浮石が目立ちますが、ゆっくり
　　　　体重をかけて、進めば問題ありません。鎖場、はしごも問題ないです。
　　　　北穂高岳山頂直下に、雪渓がありますが、雪のステップが切ってあり、
　　　　問題なく山頂へ歩行可能です。
　 （3）北穂高岳〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢
　　　　北穂高岳〜穂高岳山荘の間のバンド、くさり場では、もろいため、手がかり
　　　　足場が崩れる場所が多い。かつ雨が降ると、難所と化す。そのため、晴天
　　　　微風までが登攀の条件だそうです。
3．登山計画書（ポスト）
　　　　上高地インフォメーションセンター前にポストがあります。

その他周辺情報

１．温泉沢渡：梓湖畔の湯（入浴時駐車料無料）

写真

7/26 14:07

久しぶりに見る大正池。良い天気です。

7/26 15:38

河童橋で岳沢を見上げます。

7/26 15:36

ズームUPすると、ジャンダルム、ロバの耳、奥穂の山頂がみえます。

7/26 15:42

梓川の流れは、都会の暑さを忘れさせてくれる冷たさ

7/26 15:46

結構橋は混んでます。

7/26 15:55

山小屋に入る前にソフトを食します。

山岳会の山小屋は、河童橋の近くに。

7/26 16:17

岳沢湿原を散策します。

7/26 19:14

夕方の焼岳方面です。

7/27 7:24

さて、いよいよ、穂高にむけてスタートです。

7/27 7:27

岳沢登山口の分岐に向かいます。

7/27 8:04

明神の川岸。ニホンザルがあるいてます。

7/27 8:05

親子猿もあるいています。お尻がかわいい。

7/27 8:05

見ないでっって、振り向かれました。

7/27 8:07

佇んでる、親子猿です。

7/27 8:07

木の上で戯れている親子猿です。

7/27 8:11

7/27 8:11

右岸を新村橋まで

7/27 9:42

横尾に着きました。

7/27 9:55

横尾橋をわたり、登山道へ。

7/27 10:43

屏風岩をまいて進みます。

7/27 10:45

ゆりも咲いています。

7/27 10:51

本谷橋から北穂がみえます。

7/27 10:52

吊り橋越しに屏風岩を眺めます。

7/27 12:44

sガレを超えて、涸沢までやってきました。

7/27 13:03

涸沢小屋のテラスで、昼食です。

7/27 14:00

ここから上は、団員にもヘルメット着用をお願いします。

7/27 14:07

ハクサンフウロ

7/27 15:30

でました、北穂高小屋のマーク、イワツメクサ。

7/27 16:05

前穂全体が姿を現しました。

一枚岩上部のハシゴまできました。

7/27 16:22

北穂北陵下のステップです。だいぶ溶けています。

7/27 16:25

最後のドーム側を振り返り、頂上へ

7/27 16:29

はい到着です。1座目、北穂高岳山頂3106m。

7/27 17:23

北穂高小屋の夕食は、もちろん、ぶたのしょうが焼き

7/27 18:23

ガラスにも、夕方の景色が映り込んで。

7/27 18:28

槍の穂先もくっきり見えてきました。

7/27 18:36

夕方の槍ヶ岳山容です。

7/27 18:38

山頂の雲も取れました

7/27 18:50

もう夕方です。

7/27 19:07

テラスでコーヒー飲みながら。

7/28 8:23

朝の大キレット方面を上から覗いてます。

7/28 8:27

大キレット、長谷川ピーク方面は、雲の流れがはやい。

7/28 8:37

やり様見納めです。

7/28 8:57

眼下の小屋を出発したチームがついに飛騨泣きへ

7/28 9:01

これから進もうとする、穂高岳山荘までの岩峰群は、明け方の豪雨で濡れてます。

7/28 9:02

前穂方面も雲が立ち上ってます。

7/28 9:20

槍も見えなくなりました。結局、この後は晴れず、山小屋の主人からも、涸沢岳方面は、乾いていないので、危険とのアドバイス。結局、前穂までの縦走は断念。涸沢に下山します。

7/28 9:43

7/28 12:53

スラブ状の岩盤の上のくさり場をおります。

7/28 13:01

7/28 13:04

コバイケイソウの群落と前穂です。ポスターになったところ。

7/28 13:06

ちょっと、風景に映り込んで。

7/28 14:57

涸沢について、穂高岳山荘をキャンセル、涸沢小屋に予約をいれます。

7/28 17:04

夕食はサーモンのタルタル

7/28 17:38

西日が前穂に当たってきれい。

7/28 18:07

日が暮れました。

7/28 19:33

月が登ってきましたよ。

7/28 19:37

月夜の写真にトライします。

7/28 19:39

それにしても絶景

7/28 19:59

月夜にも雲が。

7/29 3:40

満点の星空には天の川も。

7/29 4:37

あさの常念方面です。

7/29 4:40

テン場を眺めます。

7/29 4:59

モルゲンロートに焼けてきました。

7/29 5:01

いい感じのカールです。

7/29 5:09

麻の食事中に、長野県警山岳救助隊からの講話です。

7/29 6:23

涸沢小屋のテラスで、コーヒーを。うまい。

7/29 6:27

今日も良い天気です。本当なら、吊尾根を歩くのに。

7/29 7:15

涸沢ヒュッテ側には雪渓が残ってます。

7/29 7:39

おにゆりがSガレに

7/29 8:04

本谷方面を眺めます

7/29 8:48

本谷橋をわたります

7/29 8:57

8：57の屏風岩です

7/29 9:09

9時9分の屏風岩です。下に取り付いている2名がみえます。

7/29 9:22

2名は順調に登ってます。（このあと我々からは屏風がみえなくなりましたが、この直後、1名が岸壁に宙釣りになり、ヘリが来ます）つまり事故は9時ではなく、9時半以降に起こっています）、私たちが通過した9時には事故は起きていないのです。

7/29 9:24

さて、横尾に向かいます。

7/29 9:47

横尾に戻ってきました。

7/29 10:14

ホタルブクロガ咲いています。

7/29 11:04

徳澤園でお約束のソフトクリーム。

7/29 12:48

明神まで帰ってきました。

7/29 13:27

小梨平から清水橋を渡ります。これで、下山。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

NIKON D610 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 日焼け止め ヘルメット ポール 手袋

共同装備

調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ファーストエイドキット

感想

lecielbleu

＊ごめんなさい、下山後のデータ整理の時間が取れず、UPがかなり遅れました。
北穂から涸沢岳、奥穂、前穂を回って、岳沢下山の縦走のはずが、台風去った熱帯低気圧の影響で、肝心の北穂高ー穂高岳山荘間で明け方の大雨。午前に雨はあがって、登山道が乾くのを待っていましたが、山小屋の主人から、涸沢を回った方が無難だとの意見。縦走中止を判断し涸沢小屋へ下りました。4座が1座ですが、まこういうことはあります。残念ながら今回も安全第一です。
　翌日9時頃、屏風岩の下を本谷橋から横尾まで歩いていましたので、例の報道の2名の屏風岩大岸壁宙吊りの直前に下を通過していました。報道では9時ころとありましたが、私の撮影した写真では、9時には事故は起こっておらず、元気に登っている姿が映ってます。