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ハイキング
甲信越

【ゴミゼロ】野反湖周遊山歩(八間山・白砂山・堂岩山・エビ山・弁天山)

2010年06月20日(日) [日帰り]
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GPS
07:30
距離
19.7km
登り
1,519m
下り
1,515m

コースタイム

0600時野反峠休憩舎前駐車場-0634時イカ岩の頭-0653時八間山-0855時白砂山0910時-0951時堂岩山-1054時地蔵峠-1136時野反ダム-1200時エビ山登山口-1238時エビ山-1321時弁天山-1330時野反峠休憩舎前駐車場
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
前日雨。ぐしょぐしょ。
雪渓が若干残っている。
他は危険箇所無し。
野反湖の南北両端に休憩舎・食事処あり。
前日は根古屋城温泉
山歩後はよしおか温泉
温泉はこの地域にはたくさんある。
道の駅六合
雲に煙る山々
前日の雨で草花は濡れている。
by  W52P, KDDI-MA
前日の雨で草花は濡れている。
イカ岩の頭
八間山頂
この後、湖は当分見えない。
by  W52P, KDDI-MA
この後、湖は当分見えない。
稜線を登る雲。
倒木で道が寸断されている。
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倒木で道が寸断されている。
白砂山への分岐。
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白砂山への分岐。
道が水溜りになっている。
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道が水溜りになっている。
雪が若干残っている。
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雪が若干残っている。
ちょっと一息。
雪渓の中
思えば遠くへ来たものだ。
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思えば遠くへ来たものだ。
あと一息。
白砂山頂
もっと先へ行けそうだが、
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もっと先へ行けそうだが、
やめておこう。
雲迫る山稜。
久々に湖面が見える。
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久々に湖面が見える。
自然林は新鮮。
陽光に恵まれた山歩道。
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陽光に恵まれた山歩道。
沢まで下る。
本当に水がきれい。
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本当に水がきれい。
一旦下山。
野反湖で釣りを楽しむ人々。
by  W52P, KDDI-MA
野反湖で釣りを楽しむ人々。
野反ダムからエビ山を望む。
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野反ダムからエビ山を望む。
エビ山登山口。
色とりどりの・・・
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色とりどりの・・・
草花の歓迎。
こちら側が湖面を眺めながら歩けるコース。
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こちら側が湖面を眺めながら歩けるコース。
湖の東岸方面は雲に覆われているようだ。
by  W52P, KDDI-MA
湖の東岸方面は雲に覆われているようだ。
スタート地点が間近に見えてきた。
by  W52P, KDDI-MA
スタート地点が間近に見えてきた。
鮮やかな緑の森を抜けると、
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鮮やかな緑の森を抜けると、
弁天山に着く。
あと数百メートル。
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あと数百メートル。
六合ソーセージサンドとジョッキ牛乳。
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1
六合ソーセージサンドとジョッキ牛乳。
ソフトクリームはスジャータ。
ストロベリーは酸味が強い。
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ソフトクリームはスジャータ。
ストロベリーは酸味が強い。
気圧の影響でパンパン。
by  W52P, KDDI-MA
気圧の影響でパンパン。
撮影機器:

感想

この週末は天気予報ではずっと雨ということになっていたので、家に引きこもりだなと前日まで考えていた。
しかし、朝起きると空模様がどうも予報と違うようだ。土曜日曜の天気を確認すると梅雨前線が南下して、日曜昼前まで晴れ間も見られるとある。
暫く考えた後、出かけることにし、車を調達した。

向かうは上州方面。
3月は梅、4月は桜、5月は新緑と季節に応じて風流を楽しむ私が6月に楽しむのは蛍である。ただ蛍だけではもったいないので他にもいろいろパッケージングしたのだが、その中に野反湖周遊があった。
もともと、野反湖は知る人ぞ知る秘境(秘境百選)ということで、何回か訪れていたのだが、一度湖の周りをぐるっと一回りしたいと考えていた。

土曜日は蛍や洞窟を楽しみ、道の駅六合に泊まって翌日に備える。寝ている間に雨が降ったようだが、朝起きたときには路面はすでに乾いていた。

天気が崩れないという確信を持って野反湖へ向かう。道の駅から湖までは16kmだが、一年前自転車でへろへろになりながら登ったのを偲びつつ、スイスイと車を進めた。
0600時前には休憩舎前駐車場に着く。まだ来ている人も少なく静かなものだ。雲は多いが、陽光がさす兆しはあった。
案内板を見ると、白砂山とかいう山がちょっと外れるだけで行けそうに思えた。案内板のルートの概要を頭に叩き込んで、0600時過ぎに出発。まずは八間山を目指す。

最初は木段も整備されており歩きやすい道。しかし、前日の雨のせいで足元の茂みが濡れているため、早速ぐっしょり濡れ濡れになり気分が萎え気味に。道もしばらく歩くと泥濘化してきた。そのうえ、出発時に日焼け止めを塗るのを忘れていた。
いろいろと萎え萎えではあったが、せっかく来たことだしとさらに歩武を進める。
太陽は顔を出したり隠れたりを繰り返している。前回行ったラピュタほどグッとは来なかったが、周囲の山々と雲海のコラボは壮観である。
最初は白砂も考えていたのが湖東岸だけで終わろうかななどと考えてしまったりもしたが、八間山からの見晴らしにもう少し山歩きを続けたい気持ちになり、がんばることとした。それにしても高地の短い夏ゆえに虫の多いこと多いこと。

八間山から暫くは野反湖から離れることになる。遠くの山々と山々を巡る雲、花々に木立、遠くも近くも素晴らしい何度も足を止める。当初は低木しかないのかと思っていたが、高木の林もあり、私を強度の紫外線から守ってくれる。

いよいよ白砂山が見えてきた。遠くの山々は雲に覆われているが、目標の山はくっきりはっきりと見える。
白砂山への分岐に立つと、もうすぐ近くである。しかし、道が水溜りになっているのが見える。近くの山に残雪も見えるから途中で雪が残っているかもしれない。
気を引き締めて進む。
それにしても、6月に雪に触れられるとは思ってもいなかった。暫く雪で遊んだあとに最後のラストスパートで0900時前に白砂山頂到達。先客男性1名。

太陽が眩しい山頂で周囲の山々を見下ろす。信州・上州・越後の境に私は今立っているのだ。感慨もひとしおである。遠くの山々は雲が取り巻いているが、私の周囲数kmはスポットライトを浴びているがごとく晴天だ。尾根に続く山々も間近にはっきりと見える。尾根続きの先の山に一足伸ばそうかとも思ったがぶっ倒れている看板にこの先危険とあったのでやめておいた。
先ほど追い抜いた夫婦が到着。一休みに入る。
「お速いですね〜」の次に早速「ペットボトル一本で(登ってきたのですか)?」。
「高地トレーニング・・・です!」
「高地トレーニング?マラソンか何かされているんですか?」
「ええ、まあ・・・そんなところです。」

その夫婦から茄子の漬物、さきいか、蒲鉾をいただく。
方言や話の内容、蒲鉾から富山県出身と思われる。渦巻き型の蒲鉾は富山名産なのでよろしく。

私としては若干長居した後、堂岩山・地蔵峠方面へ向かう。時間的には十分余裕のある山行と思われた。
案内板上では、白砂山-地蔵峠間は結構な距離に思えたが、まさに長いうえに木立の中の道ゆえに道も乾いておらず、慎重に歩を進める必要があった。雪が残っている箇所はちびちび歩くよりはどーんと行こうと滑走した。
途中で女性ばかりのパーティに「軽装ですね」と驚かれて暫くして水場の案内があった。軽い山歩と思って食べ物は持って来ていなかったので、せめて水分補給と立ち寄ることにした。
水場というと、人工的に採水し易くしてあるのが通常だと思うが、行き着いた先には沢があるのみで、標識も何も無い。結局流れる沢から直接採水して飲む。
沢があまりにも綺麗なので汲んだり飲むのに躊躇いは無かった。

水を飲んで元気が出たところで地蔵峠着。最初、地蔵峠から三壁山までは直登できるものと思っていたのだが、よくよく見返してみると一旦野反ダムまで降りないといけないことが判明。食料も無いし、温泉に入る時間や昼食の時間もほしい。結局三壁方面は諦めることとした。取り残しガ生ずるのは残念だが、取り残しがあれば、また来ようということになる。
野反湖に下りると食事処があったが、財布を車において来たので、早く食事にありつくには先を急ぐしかなかった。
あとはエビ山と弁天山。エビ、弁天。エビ天。今日は帰ったらエビ天を食おうと思いつつエビ山を登る。湖西岸は湖を見ながら歩けるのが東岸と違う。エビ山から弁天山を経て出発点に帰るルートは直線ではなく迂回路なため若干ため息が出たが、歩いてみるとさほど苦にもならなかった。
弁天山に着いてから先は本当にすぐで、1330時に帰還した。
今回は六合ソーセージサンドとジョッキ牛乳を食べたが、次回は六合っこピザを頼もうと思いつつ野反湖を後にした。

八間山から地蔵峠までの間は、野反湖周辺自体が知る人ぞ知るような所だからか、すれ違う登山者も数えるほどで、ごみがまったくと言ってよいほど落ちていなかった。グレイト!















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