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Yamareco

記録ID: 687944
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

雌阿寒岳・阿寒富士 山頂直下の噴煙と荒涼とした絶景 オンネトー周回 三泊四日道東遠征

2015年07月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 tonbou その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
12.6km
登り
1,212m
下り
1,212m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:34
休憩
0:16
合計
5:50
7:29
7:33
4
7:37
7:38
25
8:03
8:03
26
8:29
8:30
9
8:39
8:40
31
10:17
10:19
52
11:11
ゴール地点
ルートはEtrex20のGPSデータです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 飛行機
北海道道東遠征4日目(最終日)羅臼、斜里を登って3座目の百名山です。
斜里岳登山後、阿寒温泉ホテル山水荘で宿泊し、早朝雌阿寒岳登山口までレンタカーで約20分。

雌阿寒岳登頂後は、釧路湿原を見学し、釧路和商市場で早い夕食を食べて、釧路たんちょう空港へ。19:15発の飛行機で羽田へ到着後、リムジンバスで草加までもどってきました。草加着は22:40くらい。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図
日本百名山(上)
るるぶ知床・阿寒(観光用)

●登山口〜雌阿寒岳山頂
3合目までは樹林帯の中ですが、それを過ぎると丈が2mくらいのハイマツ帯になります。
4合目付近で視界が開け山頂方面が見えるようになります。この辺ではオンネトーが遠望できました。
8合目に来ると荒涼とした岩と土と高山植物の世界になります。
9合目で噴火口が見える場所。イワツバメがたくさん飛んでいました。
噴火口の淵を歩くようにして山頂に到達。山頂は荒涼とした大地が広がり、異世界に迷い込んだような景色です。雄阿寒岳、阿寒富士など展望抜群でした。
登山道として変化に富んでいてとても面白いルートでした。

●雌阿寒岳山頂〜阿寒富士
噴火口の淵を通って阿寒富士の分岐までは展望が良い稜線歩きです。分岐付近には高山植物の女王コマクサが咲いていました。
阿寒富士の登山道は傾斜のきつい砂礫帯です。日本最高峰の富士山の砂走りのような印象を受けました。下から見ると凄い遠く感じますが、実際に登ってみると意外にすんなりと登れました。阿寒富士からの雌阿寒岳は噴煙もくもくで迫力満点です。

●分岐〜オンネトー
分岐からは結構すぐに樹林帯に入ります。歩き易い登山道が続くため、簡単に登るならオンネトーからのピストンが良いでしょうか。
オンネトーにはキャンプ場もあり湖畔の雰囲気はとても良かったです。
湖畔にはベンチもあり休憩するにはちょうど良いです。
オンネトーから登山口までは樹林帯の中。うっそうとした姿は北海道の山深さをたっぷりと堪能できます。

●道東百名山
1座目の羅臼岳の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-687111.html

2座目の斜里岳の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-687577.html
その他周辺情報 ●温泉
駐車場すぐ隣にある野中温泉別館にて汗を流しました。
かけ流しの硫黄泉です。石鹸、シャンプーはありません。
内湯、露天風呂ともに熱い。
休憩場所、自動販売機あります。雌阿寒岳のバッチはこちらで購入。

●観光
雌阿寒岳〜釧路湿原〜釧路和商市場〜釧路タンチョウ空港
登山当日に飛行機で帰るため、観光地は限定されていましたが丁度釧路に戻る時に釧路湿原の近くを通るので寄りました。釧路湿原の展望台は周回1時間程度なので、もし疲れていなかったら釧路湿原を一望できる展望台へ行ってみると良いかと思います。
和商市場は有名ですが、いざ好きなものを選んで丼に乗っけようとすると、ありすぎて迷ってしまいます。あれこれ購入したらおそらく2千円以上使ってしまったでしょうか。地場の魚が食べれるのは良いですが、もう少しリーズナブルかと思ってました。
駐車場に到着
駐車場に併設されて清潔なトイレ有ります。
駐車場に併設されて清潔なトイレ有ります。
駐車場から雲がかかっている山頂方面。
駐車場から雲がかかっている山頂方面。
登山口には噴気活動注意の看板あり。
登山口には噴気活動注意の看板あり。
2合目はまだ樹林帯の中。
2合目はまだ樹林帯の中。
四合目になると展望が開けてきます。
四合目になると展望が開けてきます。
イワブクロが所々に咲いてます。
イワブクロが所々に咲いてます。
五合目付近は展望最高。広い北海道が一望。
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五合目付近は展望最高。広い北海道が一望。
オンネトーが見えます。
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オンネトーが見えます。
噴気レベルによっては警報を鳴らすサイレンでしょうか。
噴気レベルによっては警報を鳴らすサイレンでしょうか。
雌阿寒の山頂直下の噴気孔は迫力満点です。
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雌阿寒の山頂直下の噴気孔は迫力満点です。
山頂を目指して。イワツバメがたくさん飛んでました。
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山頂を目指して。イワツバメがたくさん飛んでました。
まるで異世界のような風景。奥に見えるは雄阿寒岳。
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まるで異世界のような風景。奥に見えるは雄阿寒岳。
メンバーが登ってきました。
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メンバーが登ってきました。
雌阿寒岳山頂です。
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雌阿寒岳山頂です。
山頂からみる湖。魔女の瞳みたいですね。
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山頂からみる湖。魔女の瞳みたいですね。
阿寒富士と噴気
阿寒富士近くにはコマクサがたくさん咲いてました。
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阿寒富士近くにはコマクサがたくさん咲いてました。
下から見た阿寒富士。この急な加減はあかんよ!
下から見た阿寒富士。この急な加減はあかんよ!
阿寒富士登り中に振り返る。
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阿寒富士登り中に振り返る。
阿寒富士に到着。雌阿寒岳迫力あります。
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阿寒富士に到着。雌阿寒岳迫力あります。
雌阿寒岳とイワブクロの群生。
雌阿寒岳とイワブクロの群生。
下から阿寒富士。
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下から阿寒富士。
オンネトー方面の登山口に到着。
オンネトー方面の登山口に到着。
テントサイトあります。
テントサイトあります。
オンネトーの湖畔
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オンネトーの湖畔
雌阿寒温泉に向かいます。
雌阿寒温泉に向かいます。
鬱蒼とした樹林帯の中を歩きます。
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鬱蒼とした樹林帯の中を歩きます。
下山後は野中温泉にて汗を流しました。
下山後は野中温泉にて汗を流しました。
日帰り入浴は9:00〜。
日帰り入浴は9:00〜。
石鹸などないですが、良い湯です。
石鹸などないですが、良い湯です。
阿寒湖よりいつか登りたい雄阿寒岳。
阿寒湖よりいつか登りたい雄阿寒岳。
国道沿いにあったソフトクリームやを発見したので即停車。
国道沿いにあったソフトクリームやを発見したので即停車。
釧路に向かう途中。あかんべーさんにてソフトクリームを頂きました。
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釧路に向かう途中。あかんべーさんにてソフトクリームを頂きました。
ついでに飲むヨーグルトも美味しい。
ついでに飲むヨーグルトも美味しい。
釧路湿原展望台に到着
釧路湿原展望台に到着
展望台にはなぜか三角点がありました。
展望台にはなぜか三角点がありました。
せっかくなので散策コースを周回
せっかくなので散策コースを周回
釧路湿原が一望できる場所があります
釧路湿原が一望できる場所があります
市街地のすぐ近くにこんな広い湿原があるなんて見事です。
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市街地のすぐ近くにこんな広い湿原があるなんて見事です。
釧路に来て和商市場にて海鮮丼を食べにきました。
釧路に来て和商市場にて海鮮丼を食べにきました。
まずはご飯を購入。
まずはご飯を購入。
2店舗回って食材をのっけ盛り。
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2店舗回って食材をのっけ盛り。
2時間近く前にたんちょう空港に到着。
2時間近く前にたんちょう空港に到着。

感想

いよいよ道東百名山遠征も最終日。行程としては、雌阿寒岳に登り釧路湿原を回って夜飛行機で埼玉に戻る予定になっています。
天気予報では曇りのち雨となっていて心配しましたが、前日宿泊先の山水荘の正面にある阿寒神社で「晴れますように」とお参りしたら、なんと早朝曇りがちだった天気が登り始めから回復してきました。やはり願えばかなうですね。

雌阿寒岳は樹林帯歩き、ハイマツ帯歩き、砂礫帯歩きと高度により登山道の雰囲気が大きく異なり、飽きない山。特に山頂直下の噴火口の景色は異世界に迷い込んだような非日常の景色を堪能できる。噴煙が今まで見た噴火口がある山で一番凄く迫力があったが、ちょうど当日が噴火レベルが上がる状況だったことを後ほど知ってびっくりした。28日には山頂は登山禁止区域になってしまったようで、本当にギリギリ登らせてもらった山となった。
そういえば多くの犠牲者が出た御嶽もちょうど噴火する一年前の同日同時刻に山頂に立っていて、運よく登頂できたのが思い出された。

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