【野坂山地】武奈ヶ嶽の沢登り(天増川の枝谷から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 771m
- 下り
- 765m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 登りに使った武奈ヶ嶽の北西側の枝谷(谷名不詳。ご存じの方教えてください)は,下部は小滝が連続し,突破が楽しいミニゴルジュまで出てきて期待が高まるが,最初の二俣を過ぎると一気に平凡化してしまい残念至極。中間部は植林や伐採跡が出てきてあまり雰囲気が良くないが,詰めは自然林で,穏やかな源頭を武奈ヶ嶽山頂に直接上がれるので,気楽な沢歩きの谷としては良いかもしれない。 ・ 下降に使った武奈ヶ嶽の西側の枝谷(こちらも谷名不詳。ご存じの方こちらも教えてください)は,源頭部に滝が2つほど(10mの直瀑と2段5mの滝)出てくるのみで,あとは平凡。 |
写真
装備
備考 | ・フェルトソール沢足袋使用 ・ロープ(40m)は携行したが不使用 |
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感想
今週もあまり時間が取れないので,できるだけ近場の山で。ということで,高島の湖北武奈ヶ嶽。
比良のほうの武奈ヶ岳はもちろん沢登りで何度も登ったことがあるけれど(貫井谷,八幡谷,三舞谷…),そういえばこちらの武奈ヶ嶽は沢から登ったことがないなぁ…というか,沢から登れるの? と思い調べてみると,武奈ヶ嶽の南側の谷は南谷と呼ばれ,中庄谷直・吉岡章両氏の「日帰り沢登り」に記録が収録されているようだ。だが,調べた限り,その他の谷には記録が見当たらない(見落としがあったらすみません)。そこで天増川の枝谷をチョイスしてみた。
武奈ヶ嶽の北西側に突き上げる枝谷は,地図上ではいかにも滝がありそうな線形で期待していたのだが,下部はミニゴルジュの突破まで楽しめてなかなか良かったものの,最初の二俣以降はめっきり平凡化してしまい残念。今回はハズレだったが,この辺りは三重嶽の沢以外はほとんど沢登りの記録を見ない(気がする)ので,もうちょっと探ってみたい。三十三間山のほうとか。
余談ですが,日ごろから「登山道無視・ヤブ漕ぎ上等」を標榜し,ヤブ尾根の「強点」を敢えて中央突破するブッシュストロングスタイルを実践しているせいか(嘘です),普通の登山者なら当然知っているような山の人気スポットに関する知識がエアポケットのごとく抜け落ちていて,愕然とすることが時折ある。今回の「鹿ヶ原」もまさにそれで,帰路,武奈ヶ嶽の西側の枝谷に下降すべく西尾根のヤブをかき分けていたら,突然目の前に青々とした爽やかな草原が打ち広がって唖然とした。武奈ヶ嶽にこんな良いところあったのか,と思い下山後に調べてみたら,普通にヤマレコにも載っている人気スポットでした。武奈ヶ嶽には積雪期含め3回くらい登っているにもかかわらず,山頂直下のこんな場所に気がつかなかったなんて…。こういうことは他にもありそうで,面白いような怖いような。
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