矢筈岳《関西百名山》
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- GPS
- 05:56
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3:30K川さんをピックアップし第二京阪道から有田ICまで高速に乗り、国道424号線を走った。カーナビの変な表示で40劼睛省に走らされ6:45漸く登山口となる日高川町熊野川上の段に到着した。野々古川又林道に入り駐車場所を探すと2曲がり目の比較的近い場所にまるで駐車するために整地したようなスペースを見つけ車を止めた。歩き出して林道を進むと車のドアをロックしてないことを思い出し慌てて引き返した。無事にロックし先に進むと尾根の張り出しに登路を見出して急登斜面を這い上がった。微かな踏み跡、隣の尾根の方が良かったのかなと思うも似たようなものなのでそのまま登ることにした。台風18号から湿った南風が入り蒸し暑い。風もなく汗が噴出した。当面の目標はP573とするがなかなか達しない。高度計が合ってなくてGPSのデータと合わせるとさっきのピークがP573だと分かった。
回り込むようにして北西稜線に乗り少し進むと矢筈岳(811m)山頂に到着した。標識が所狭しと掲げられた山頂は、3等三角点「矢筈岳」が設置されていた。北と南に一部展望があるが馴染みのない山域で清冷山以外の山は名前が分からない。広域地図を持ってこなかったので見えている筈の大峰奥駈道の山々もどれがどれだか分からず残念。風が通り涼しく漸く人心地がついた。野々川の対岸にある清冷山に登るため下山は南側から一旦野々古川又林道に下った。道はあるのかどうか最短距離の尾根を目論んでいたが、赤テープに導かれる踏み跡を辿ると南へと進みどうやら西の方、鷲の川の林道に向かうようだ。この踏み跡を見送り何のためか張られたロープを越え下り道を行く。特段問題もなく下れたが尾根の先端に林道の姿が見えると切り通しになっているので容易に下ろしてくれず下山路を右と左に探しK川さんが左の谷側に下山路を見出した。
下り立った林道は野々古川又林道から枝分かれする渡瀬林道で1.1卻發い凸遏晃点酲林道に合流した。そして三又橋の直ぐ近くから清冷山に取り付いた。再び暑さに苦しめられ、やたらに水が欲しい。当面の目標としたのはP755だったが是が遠かった。そこ迄は行き付く前に渇きを覚え給水休憩を取った。樹林帯の中、シロハツらしきキノコを発見、群落して大きく傘を広げて沢山生えていた。1時間余りを要してP755に到着したが、展望もないので通過し清冷山を目指した。放置された間伐木の斜面は歩き難い。もう少しもう少しと云い聞かせ清冷山(878m)山頂に乗り上がると2等三角点「清冷山」が待っていた。今日の2山はどちらも山名=三角点名で分りやすい。真西に矢筈岳が望め、その距離感に思ったより歩いて来たことを実感した。
下山は北北西尾根を下り日高川に達する予定なので、しっかりコンパスを合わせて行こう。下り出すとしっかりした踏み跡があり問題はなさそうだ。北尾根との分岐に気を付ければ大丈夫だろう。登りと違い下りはピッチが上がり前方に小さなピークが見えて来た。巻道が付いているがピークに行ってみると此処はP479で現在地確認。100m程行った処は展望台のような感じで再び矢筈岳や北方の白馬山(957m)らしき姿を望むことができた。もう安心して方向も確かめないまま下り続けると尾根通しと思っていたのに山中の林道に出てしまった。地図を確認すると西に張り出した尾根を下り渡瀬林道に下りてしまったようだ。林道歩き1時間程で当初下山を目論んでいた尾根の先端に到った。笠松大橋から国道424号線を歩き、上の段の駐車地点に戻らなければならない。2.5万図には載っていないが国道は新たなトンネルで滝頭集落をショートカットしているが長いトンネルは嫌なので少し長くなるが旧道を歩いた。
汗みどろになってしまった。早く温泉に入りたい。今日の宿泊地、田辺市龍神村丹生の川(にゅうのかわ)にある丹生やませみの郷に向かったう。日帰り温泉施設の対岸にテントサイト、バンガローがあり受付は温泉の受付で共用している。辺鄙な山間部で日帰りの温泉客もなく貸し切り状態で入浴し、ビールくらいあるだろうと期待していたがノンアルコールビールと缶ジュースの自動販売機があるだけでガックリ! テン場に移動すると家族ずれのオートキャンプが数張、丹生ノ川も浅瀬で子供たちを遊ばせるには持って来いだろう。
昼食とも夕食ともつかない食事をしてやっと夕方になると持参のアルコールで宴会開始、翌日の天気予報は台風18号の影響を受けるが最初は曇りらしい。雨が降っていなければ短縮コースで冷水山に登ろうとも考えたが頼みの熊野本宮へ抜ける林道が2年前の水害で通行止めになり復旧していないとのことで、ピストンするしかなく相当の時間がかかるので断念した。果無山脈は11月にリベンジという相談が成立した。
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