富士見高原〜編笠山・西岳
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- GPS
- 08:47
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士見高原リゾートの登山口に一番近いB-1駐車場を利用させていただきました(登山者散策者用駐車場の表示あり)。もし、満車でもすぐ近くの駐車場がありました。いっぱいになることはないでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者カード入れはB-1駐車場に。 編笠山の登りは案内表示、テープが豊富。 ビビリの我々は山頂直下のゴーロ帯は少し高度感を感じました。下で通る場合は、バランスの悪い我々と似ている方はさらに注意が必要かと。 西岳山頂は案内版が古く、3方向への分岐なので、注意。 西岳の下りはテープのみ。案内少ないので不安が出やすいかもです。林道出合のところだと思いますが、キノコ山進入禁止の看板とロープの下を登山道が通っていました。 五叉路分岐近くに、チップをまいたふかふかの古い登山道ありますが、そのまま進んでちょっと間違えました。五叉路分岐からは行きと同じ道が近いです。 今回の編笠山→西岳だと、乙女の水がちょうどいい位置にあるので、水に不安はないと思います。最後に不動清水と至れり尽くせり。 |
その他周辺情報 | 富士見高原リゾートの鹿の湯、日帰り入浴利用。施設きれい、シャンプー、リンス別、無料鍵付ロッカー、食堂、自販機充実とお勧め。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
熊鈴
|
備考 | GPS:初めての場所はやはり不安解消に地図以外にGPSが頼りになりました。 |
感想
今まで気になっていた編笠山を目指しました。メインの観音平より、近くの富士見高原を出発地に選びました。
綺麗な成層型の山形の通りに、最初はふかふかの緩やかな登りから、徐々に斜度をあげていく登山道でした。登りばかりなので、けっこうきつく感じました。それでも、日陰の森林なので気温はこの猛暑の中では涼し目と思いました。
気持ちの良い森林で、八ヶ岳らしい苔のグランドカバーも綺麗で、花の時期には一面のマイズルソウ?が見られそうな感じでした。
富士見高原を出発地に選んだ人は少なかったのか、登りで後方から1人、下りのすれ違いが1人のみで、静かすぎる登り道でした。どこでも登れそうな斜面で、道迷いも心配でしたが、標高100m毎の案内や、各種道標、テープがしっかりしていて、迷うところはありませんでした。
山頂近くになって、シャクナゲが出始めると、大きな岩に登る場面も出てきました。展望が開けると、それなりの高度感のある岩場となりました。浮いた岩は少なく、滑ることもありませんでした。富士山、御嶽、乗鞍、槍穂高は見えましたが、朝見えていた甲斐駒ケ岳は雲の中でした。なかなか山頂は遠く、岩の間の隙間も深いため、下りで通る場合はかなり注意が必要な経路だと思います。
山頂に立って初めて目に飛び込む八ヶ岳連峰の絶景は、その突然さから大きな感動でした。メインルートからの人たちがたくさんいて、山頂は30人ほどの人が常時いる感じでした。広々としていて良い山頂でした。
青年小屋までの下りは最初は林の中、登りの人が多く、すれ違いを繰り返しながら降下しました。ヒカリゴケもわかりました。お見逃しなく。岩場に出ると、絶景に足がゆっくりとなります。登りほどの高度感はなく、テンポよく岩から岩へと渡ることができました。
下りの時にすれ違った方は観音平は駐車できないくらい混んでいたとのことでした。いつか、メインルートを登ってみたいものです。
青年小屋周囲には花が咲き誇っていました。乙女の水は冷たくて、美味しい。西岳までの源治新道は低木の樹林歩きで、花々も多く、適度なアップダウンで歩いて行けました。
西岳で展望が開けます。先ほどまでいた編笠山が綺麗に見え、その横に富士山が並んでいます。ギボシ、権現岳がまじかに見えます。赤岳は木の陰に少し見えるだけで、北アルプスは見えません。
山頂にはタイムが満開でした。立場川方面へ下りないように注意しながら、編笠山寄りの赤丸のところから下山開始です。それほど多くありませんが、数組のグループが登ってきていました。西岳のくだりはそれなりにハードで、途中座っての休憩が2回必要でした。掘れているので道はわかりやすいのですが、少しのテープ以外道標は古くてほとんど読めないのが少しあるだけでした。初めてだとちょっと不安だと思いました。
見事なキノコを見つけました。写真をご覧ください。
登り同様、徐々に斜度が緩くなり、本当にもう歩き疲れましたというころ、不動清水に着きました。一服です。
ここから、林道を下った方がよさそうで、すぐ脇にふかふかのチップを敷いた古い登山道がありましたが、五叉路分岐と20mほどはなれて、林道を横切るためそのまま下って、かえって遠回りになることに気づきました。戻って、登りと同じ道をくだりました。ちょっとした藪が並行する道を隔てるだけで、向こうの道がどこにあるのかは全くわからないものですね。
温泉「鷹の湯」は広くて綺麗で、設備も揃っており、下山後のお風呂としてはかなり充実している方だと思います。場所も近く、オススメだと思いました。
前回乗鞍で結構歩いたので、今回はお風呂済んだらアウトレットも回ってなんて考えてましたが、どうしてどうして、我々にはいっぱいいっぱいで、疲れもピークに達し、足も痛くなりました。
景色の良い素晴らしいルートだとは思いますが、長い下りは覚悟しておいた方がいいです。反対周りの方が多かったですが、編笠山山頂からのゴーロの下りが自分たちには厳しいと思いました。
もう一度行ってみたいかと言われたら、行ってみたいという感想の山旅でした。
でも楽しい山になられてよかったですね。
天気がいいのが何よりですね。
西岳・編笠はメインに比べてゆっくり楽しめたのではないですか。
いいところを歩かれましたね
十石山に比べて、楽なルートを選んだつもりだったのですが、同じくらい疲れました。Kさんにに行ってきたと言ったら、やはり権現までを勧められましたが、編笠から見上げた高さに、もう一決心必要な感じでした。
9日の岩菅山をアップしました。いつものメンバーです。
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