五葉山トレラン(赤坂峠in/out) ※本年24回目
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- GPS
- 02:48
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 646m
- 下り
- 642m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ全行程においてトレラン適地。危険箇所や迷い箇所はないが、日の出岩へよじ登る場合、滑落しないよう足の置き場に注意。山頂手前の石楠花山荘の水場は大量の水が湧き出ている。 |
その他周辺情報 | 下山後、ダブル/トリプルヘッダー登山に向け、風呂なしで蒲生日和山/泉ヶ岳方面へ |
写真
感想
梅雨入り前最後となるかも知れない晴天の土曜。本当はDay1(土曜)に泉ヶ岳&蒲生日和山、Day2(日曜)に五葉山の予定でしたが、日曜は曇り予報のため、満を持して土曜1日に3座を詰め込み、トリプルヘッダー計画へ。そのため、登山前日(金曜)は宇都宮で終業後、仙台駅まで新幹線で移動し、仙台からレンタカーで五葉山の麓(赤坂峠)まで、192km、2時間半をかけて移動する過酷なロングドライブとなりました。
赤坂峠から15分ほどで鷹生ダムや三陸沖が見渡せるスポットがあったり、20分ほどの賽の河原から同じく三陸沖が限定的に見えるけれど、基本的には山頂稜線(日枝神社)まではほぼ眺望がない樹林帯歩きとなります。一方、入山から30分ほどの畳石までは緩やかな走りやすい道が続き、登りは早足で通過しましたが、下りは走り放題!最高のトレランフィールドですね。ちなみに、畳石で鳥居をくぐると、そこそこの急登が始まり、ここからが本格登山という感じ。でも岩が少なく、下りはとっても走りやすいトレイルです。
賽の河原が3合目、畳石が4合目、その後5,6,7,8合目と合目標識が短間隔で続き、合目標識はないけど、石楠花山荘が9合目のようです。石楠花山荘の内部はとってもキレイな感じで、快適に夜を過ごせそうですが、この山域自体、赤坂峠からのピストンが中心となるため、石楠花山荘に泊まるような泊プランが思いつきません・・・。また、石楠花山荘前にはドバドバ流れ出る水場があり、水分補給には事欠きません!
石楠花山荘から数分歩くと稜線(日枝神社)へ出て、そこから5分で五葉山、もう5分で日の出岩です。ちなみに五葉山より日の出岩のほうが11mほど高く、日の出岩へよじ登ると北面の眺望も広がっているため、必ず日の出岩まで足を伸ばし、最上部の岩塊へよじ登ることをオススメします!ただし、日の出岩へ登る際は、足をかける場所を見定め、慎重によじ登りましょう。
五葉山自体が北上山地の一角であり、北にかけて北上山地が続いています。その最高峰たる早池峰山は、日枝神社、五葉山、日の出岩いずれからもほぼ同じアングルで見えますが、本日は上空快晴なれど、早池峰山上部にだけ雲がかかり、約1時間の山頂部滞在中、スッキリとその全容を見渡すことが叶いませんでした。それでも、初めて見る三陸沖の太平洋、特に大船渡湾やそこに浮かぶ珊瑚島などを日の出岩から見渡すことができたのが思い出深かったですね♪特にこの辺一帯は、2011年の東日本大震災による津波で壊滅的な打撃を受けたと思われるエリアで、その復興ぶりを実感できる山行となりました。
往路の五葉山は入山から1時間10分、日の出岩経由を入れると入山から1時間20分で再び五葉山へ。三百名山57座目(+百名山100座&二百名山99座)となります。東日本大震災による地盤沈下で標高が0.48m縮んだようで、山頂碑に掘られた標高は四捨五入の整数表記のため、1mの誤差が出ているようでした。
下りは待ち望んだランニングモードで快速に下りていきます。往路の樹林帯歩きでは暗くて映えなかったヤマツツジが、陽光を浴びキラキラ輝いていたり、同じピストンでも往路と復路では所々違った魅力がありました。復路はほぼ全行程を積極的に走り、45分(往路は70分)で赤坂峠まで下り、トータルでは日の出岩往復含め、2時間5分のスピードハイクとなりました。登山口に近づいた辺りで延べ5人とすれ違いましたが、こちらは6時半に下山完了。非常に効率的な登山となりました。
宮城・蒲生日和山へ続く!)
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