鎌倉山・萬蔵山・花瓶山・松倉山・高峯・鷲子山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
- 山行
- 14:35
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 14:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
いずれの山も特に危険と感じた箇所なし |
その他周辺情報 | 食事:養氣亭(茂木) |
写真
感想
栃木百名山で未登だった県東部の山々を時間の許す範囲で巡りました
◆ 計画
栃木百名山を始めた頃にざっくり考えた全体概略計画の中で、県東部の茨城県境エリアは個人的に比較的アクセスしやすいのでなるべく後半へ回し、山行を事前計画しにくい梅雨の時季やゆるっと観光ついでに回れるように温存していました
それから日が経ち冬から春・梅雨目前へと季節が巡ってきて、私の栃百もじわじわと進み大物を除いて残り15座までやってきました
このため、満を持して県東部パート2の開催を決めました(4月に所用の流れで開催したパート1はこちら https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6617493.html )
今回の計画上のポイントは次のとおりです
・アクセス距離の長い萬蔵山/花瓶山をメインに置く
・前回益子/茂木方面を回った際に行きそびれた鎌倉山の最高点付近を、山頂への車アクセスでさっと見に行く
・朝には一旦山行を中断して益子付近でブレークタイムを取る
・昼ご飯を茂木で食べる
・可能なら一日の最後に観光的な要素のある軽い山を配置する
これらを勘案して計画を組んだ結果、時間不足のため雨巻山は回を改めることになり それ以外の山々へ登ることにしました
◆ 山行
鎌倉山:
これはヤマレコの怪なのですが
鎌倉山の山頂登録座標は https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=13514
北緯36度34分10秒, 東経140度11分09秒、にも関わらず らくルート で計画を立てる際には 北緯36度34分10.09秒, 東経140度11分09.15秒 が設定されます
このため、そのまま登って下山してきたら山頂を踏めていなかった、ということになります
まあとくに気にしないで良いのですがせっかく近隣を巡るチャンスがあり、鎌倉山は山頂まで車で入れるので 前回踏めなかった範囲のみを踏みに行きました
実際に該当地点を見てみると、簡易のしめ縄がされていて(藁の本数は未確認) 該当地点は荒れ気味、そして三角点類は確認できず。
山の管理者としては最高点を整備して登山道として解放する意図はあまりないように見えました(あえて禁止と書かれてはいませんが)。
このため、らくルート上の山頂はわざとずらしてあるのかも? と思いました
萬蔵山:
萬蔵山の登山道は芳賀富士や鹿沼の鳴蟲山/二股山と近いスタイルを感じました
萬蔵山の山頂付近でピストンを避けてヤマレコにあったコースを使って南東側への周回路を取ろうとしたところ、思いのほか藪が強かったので引き返しました。
西側のルートは丁寧に手入れされていますが、どうも南東側は数年人の手が入っていないようでした
夜明け前に下調べ不足の濃い藪へ突入するのはやはり危険です
お堂直下の階段は苔で滑りやすく、特に暗い時間帯だと急斜面以上に危険なので慎重にくだります
そして核心部は蜘蛛の巣でした。人があまり入っていない山のナイトハイク/早朝は蜘蛛の巣が多いですが、人気度高めの羽黒山へ先日登ったときでも結構蜘蛛の巣を払いながら進んだので人の入りとは関係なく蜘蛛が巣を掛けたくなる茂みの構造というのがありそうです
ひとまず目の前でストックを振り上げながら進みました
花瓶山:
花瓶山駐車場から奥へ進んでうつぼ沢出合に車を止められると林道歩きを往復45分ほど省略できます
うつぼ沢出合の駐車場キャパは大きくありませんが、この日は無事に駐車できました。下山時も含めて他の車は皆無でした
山頂手前の急坂ロープは雨の直後など滑りやすいタイミングの下山ではありがたいだろうなぁと思っていたら、のちの看板で当該箇所は「下山路」だとわかりました
山頂付近から案外筑波山は見えないのですが、冬で葉が落ちていれば那須岳方面は見えそうでした
こちらもルートとしては蜘蛛の巣が核心で、もう顔に蜘蛛の巣がまとわりつくのだけでもガードできれば良いのでストックを振るのはやめてトーチ状に顔の前に持って自動蜘蛛の巣払い体制としました
松倉山:
時間の都合で林道ルートを選択しました
歩いてみると想像以上にセメントでしっかり舗装された道でした
高峯:
仏頂山方面・笠間駅まで縦走される方もちらほら居るようで、そういう楽しみ方もあるのだなぁと勉強になります
鷲子山:
フクロウの置物がいっぱいあります
アジサイともゆかりがあるようで多く植えられており、ちょうど咲き始めでした
◆ トラブル
とくになし
◆ 学び
夏季のナイトハイクについて。
暗闇だと虫がくっついても気付かないし細かく見る余裕もないので、靴への侵入防止と朝露対策の一石二鳥を狙ってゲーターを基本装備にしても良いかも、と思いました
コメント
この記録に関連する登山ルート
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自分も鎌倉山は一度目は山名板見て地図確認せず、二度めで山頂踏みました。
鎌倉山(216m)は三角点の設置はされていませんので標柱は無い地味な山頂です。
恐らく手前の神社を山頂として、こちらまで入ってくる人は少ないのではと推察します。
鷲子山も微妙なところで、下野新聞の栃百本の解説に従うと
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.699565/140.235490/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
が山頂になりますが、そこは標高が468mかどうかは地図から読み取れません。
また、国土地理院地図の電子国土Webで鷲子山を検索すると、
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.699125/140.236212/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
を示します(ヤマケイオンラインも同じ場所を示している)
この場所は一般参詣者が立ち入れない場所(神社のプライベートエリア)だったような記憶があります。
一つ気になったのがこちら
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.701999/140.233773/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
フクロウの大きな置物があるほうの社殿の裏山ですが、
こちらが地図上で468mになっているのが気になりました。
いろいろな事が錯誤して、鷲子山の山頂標高が468mになってしまったのかもしれないと想像しています。
いずれにせよ神社内が山頂という認識で間違いはないと思います。
コメントありがとうございます! 丁寧な検討、勉強になります
鷲子山も面白いですね。私は経緯を把握しないまま佐野の唐沢山のノリで神社の経路を広めに回りフクロウのおみくじを引いて満足して帰ってきました笑
GPSログの誤差込みですが467mの記録が残っていたので今回は気にしないことにします
ありがとうございました!
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