涸沢でテント泊・奥穂高〜北穂高周回
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,118m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:45
天候 | 3日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
■あかんだな駐車場:1日600円 ■あかんだな駐車場→上高地往復 2050円 30分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地〜明神〜徳澤〜横尾〜本谷橋 ほぼ平坦な林道です。退屈です。 ■本谷橋〜涸沢 緩やかな登りです。危険個所はありません。 涸沢の少し手前に雪渓のトラバース(30mほど)がありました。 涸沢はまだ大部分は雪に覆われています。 雪の上でのテント泊は冷気と地面の冷たさがあるので、雪対策を万全に。 マットやスコップはレンタルもできます。 ■涸沢〜<ザイテングラート>〜穂高岳山荘〜奥穂高岳 ザイテングラート取付までは緩やかな登り。 ザイテングラートは急な登りですが、長い鎖場やハシゴはなく、足場もしっかりしていて慎重に登れば大丈夫です。 穂高岳山荘から奥穂岳はいきなり長いハシゴあり。 それを越えれば岩場の緩やかな登りです。 悪天候時は注意。 ■穂高岳山荘〜涸沢岳〜北穂高岳 涸沢岳と北穂高岳の間は険しい稜線。 垂直に近いアップダウンが繰り返されます。 足場も悪く、雨天時、強風時は注意が必要です。 初心者はこのルートは避けたほうがよいでしょう。 ■北穂高岳〜涸沢 かなり急な斜面で、途中、長い鎖場やハシゴがあります。 ザイテングラートよりも険しいです。 今回、涸沢から時計回りで奥穂・北穂を縦走しましたが、反時計回りで行くほうがよいと思われます。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉「平湯の森」 500円 広い露天風呂があり、とても快適です。 |
写真
感想
8月最初の土日、金曜日をお休みにして2泊3日の時間が取れたので、テント泊で白馬方面に行こうと計画していたのですが、同僚が同じ日程で上高地から涸沢に入山して前穂の北尾根に挑むということ。
それなら上高地まで車に乗せてもらって、自分は涸沢にテントを張って、のんびり奥穂高岳に向かうことにしました。
夜通し運転してもらって、朝のお3時ごろ平湯のあかんだな駐車場に到着。
少し寝て4時50分の朝一番のバスに乗ろうと計画していましたが、寝坊してしまい5時20分のバスで上高地に向かいます。
平日なので、バスも上高地もそれほど混雑はしていませんでした。
上高地からは横尾まで長い長い林道を3時間ほど歩きます。
ほとんど標高差がないので、きつくはないのですが、単調なので飽きてきます。
横尾から左手に屏風岩を眺めながら歩きます。
本谷橋からやっと登りの山道になります。
本谷橋から2時間ほどで涸沢に到着。
まずはビールで乾杯です。
涸沢はまだまだ雪がたくさん残っています。
雪のない斜面か、雪の上の平地かの選択を迫られ、後者を取りました。
が、やはり雪の上のテント泊は涸沢カールを吹き降ろす冷たい風と地面からの冷気で朝方はかなり寒かったです。
2日目、涸沢を赤く染めるモルゲンロートをゆっくり眺めてから、ザイテングラートで奥穂高岳へ。
涸沢カールは基本的には岩で覆われていますが、ところどころお花畑もあって癒されます。
山頂からの景色はとても素晴らしい!
天気も良いし、風もないので、涸沢岳を経て北穂高岳へ向かいます。
この涸沢岳から北穂高岳の間の稜線が狭く、足場の悪い岩場で、厳しいアップダウンもあり、難易度が高いです。
緊張が続く2時間でした。
北穂高岳からの景色も素晴らしいです。
目の前に槍ヶ岳、そして険しい大キレットが見下ろせます。
北穂高岳から涸沢への下りがものすごい急です。
まるで飛行機から涸沢を見下ろしているような感覚で、急な斜面を下っていきます。
これは登りも下りもキツイです。
そんなわけで、奥穂・北穂の充実した山歩きを終え、素晴らしい景色を眺めながらビールを飲んでまったりしていました。
3日も晴れ。
朝はゆっくりと準備して下山を開始し、お昼前に上高地に到着しました。
やはり涸沢は人気がありますね!
途中、何人の登山者とすれ違ったのか数えられないほどです。
かなりまったりした行程でしたが、3日間とも天候に恵まれて、体も心もリフレッシュできた山行になりました。
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