那須岳(朝日岳~茶臼岳)
- GPS
- 04:06
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 618m
- 下り
- 408m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:06
天候 | 曇り。13〜20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
1年2か月ぶりの那須。暴風撤退の前回を思うと拍子抜けするほど穏やかだが、時折吹く風はずいぶん冷たい。曇天だが山頂はまだガスに覆われておらず、左前方に茶臼岳、右手に朝日岳を眺めつつ、やあいい景色だなと気分よく進む。
峰の茶屋ではさすがに風が出てきた。西側の谷には那須岳避難小屋根が見える。朝日岳へ向け歩き始めると、いたるところにヒメイワカガミが咲いている。恵比寿大黒を過ぎたあたりからぐっと荒々しい道に。高度感のあるトラバースと登りが続く。どちらも鎖がしっかりしていて足場もあるので問題ないが、すれ違いもあり緊張する区間。
朝日の肩でひと息つこうかと思っていたが、強風のためそのまま朝日岳山頂へ。岩々した頂上ではいくつかのパーティーがにぎやかに休憩中。こちらもクリームパンで補給しつつ、ぐるりと見まわすと茶臼岳がどどーん。これまで歩いてきた道もよく見える、曇りながらもまずまず充実の眺め。
ささっと峰の茶屋へ戻る。登りより下りのほうが歩きやすく怖さも少ないのは気のせいか。茶臼岳の山頂はだいぶガスに巻かれてしまった。寒そうなので1枚羽織って、よく整備された道をゆるゆると歩く。あちこちで硫黄の香り。くっと登るとほどなくお釜口に到着し、火口をぐるりと一周して茶臼岳登頂。残念ながらガスに巻かれて眺望はゼロだった。
さて、帰りはロープウェイで楽々下山…と、これが大誤算。この下り区間が今日一番の強風でずっと吹かれっぱなし。すれ違った登りパーティーは「心が折れそう…」とこぼしていた。そのうえ、駆け込んだロープウェイには興奮状態の客がぎっしりでかなり不快な空中散歩。充実の山行の締めくくりとしては残念な結果で、山頂からピストンで峠の茶屋に下るのが今日は正解だった。
高速ICからのアクセスがよく、登山口は駐車場の目の前。歩き出しから短時間で絶景を楽しめて体力的には余裕。気持ちよく楽しめる好ルートだった。今度は三本槍までしっかり歩くのもいいな。
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